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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

屋形船

2008-07-11 | 河川・湖沼
 宇治川に並んで浮かぶ「塔の島」と「橘島」と宇治川左岸の間の川を「塔の川」と呼びます。
 画像は下流側から塔の川を望んだところです。
 近くには平等院もあり、この辺りは歴史を育んだ土地でもあります。

 

 

 「塔の川」の一箇所に屋形船が係留されています。この屋形船は6月下旬から9月末まで塔の島周辺で行われる『鵜飼』を見物する観光船です。
 『鵜飼』といえば真っ先に岐阜長良川を思い浮かべますが、ここ宇治でも夏の風物詩としてとり行われています。
 『屋形船』一度は乗ってみたいです。

 in 宇治

川下り

2008-06-11 | 河川・湖沼
 『川下り』といっても保津川、天竜川、十津川、球磨川などで有名な日本古来の笹舟(川舟)での川下りではありません。
 ゴムボート(ラフト)でびしょ濡れになりながら、時には川の中に投げ出されながら激流を下る『ラフティング』を体験しました。
 昨晩の雨で川は若干増水気味、なかなか激しい「川下り」を楽しめました。

 ↓まずは緩やかな場所から出発です。

 

 ↓こんな流れのところを、

 

 ↓こんな感じで下っていきました。

 

 全工程で45分くらいでしょうか、途中5,6箇所の難所(瀬)をクリアしながら下っていきました。
 インストラクター+7名で息を合わせながら漕いで行きます。
 最大の難所ではメンバー中たった一人の女の子が川の中に投げ出されるというハプニングもありましたが、ダイバーの資格も持つ彼女は逆にその状況を楽しんでいました。

 残念ながら最もお伝えしたい難所での画像はありません。
 流石に激流を下りながらなので、私もオールを操るのに必死で、とてもカメラのシャッターは押せませんでした。


 新たな画像が入手できました。ある程度迫力がお分かり頂けるかと...
 これでも最大の瀬の難所(激流)に比べたらまだまだです。

 追加画像

 

 

 

 

 


 in 大歩危 

かずら橋

2008-06-08 | 河川・湖沼
 大歩危・小歩危のさらに上流、祖谷川にかかる「かずら橋」です。
 もうチョット規模の大きいものを想像していましたが...
 今でこそワイヤーにかずらを巻いていますので強度としては大丈夫でしょうが、足元には隙間がありますし、昔は渡るのは恐かったでしょうねぇ...



 ちなみに昨日アップしたホテル所有の『ボンネットバス』でかずら橋まで往復しました。
 かずら橋よりもバスの方が今にも壊れそうで、山道ではスリルがありました。


in祖谷

仕事場

2008-05-20 | 河川・湖沼
今回の私の仕事場はこんな場所です。

昨日の雨の影響で若干濁りがありましたが、何とか目的のモノを見つけることが出来ました。
そのモノの画像はまた紹介します。
さすがに渓流の水はまだ冷たく、潜りながら震えていましたが、気持ちよかった~!
夕方、カジカガエルの鳴き声に癒されました。

追加画像

山陰

2008-05-19 | 河川・湖沼
山陰島根県の浜田に来ています。
用があるのは山の中の方ですが、昼に到着して高台から浜田港を眺めました。
最後に訪れたのが十数年前、大分様変わりしています。
明日は一日中山の中やら渓流を徘徊します!

追加画像

四季彩館

2008-05-04 | 河川・湖沼
 今日は「岩湧山」の中腹(標高500m辺り)に広がる森林公園『岩湧の森』に自然観察に出かけました。
 森林公園とはいっても山道程度の遊歩道が整備されているだけで、森の中に入れば周囲は全くの自然と言っても過言ではない場所です。
 その公園の管理所となるのがです。
 以前から何度か訪れた事はありますが、トイレを借りるか休憩に使うくらいでした。
 
今日GWということもあってイベントが開催されていました。
 それが↓のイベントです。



 森の中でクイズなどをしながらの「ポイントラリー」は考えただけでもゾクゾクします。
 親子で参加してきました。Jr.も大張り切りで、山道をものともせず走り回っていました。
 無料で参加できて、↓の参加賞がまた素晴らしい!



 実物はこんな感じです。↓

 

 年間を通して野鳥観察会や色々なイベントがあるので、今後楽しみです。

 今日見つけた「自然」はまた順次紹介します。

in 岩湧の森

ビオトープ

2007-10-05 | 河川・湖沼
 都会の埋め立て地の森林公園の中にある淡水の池です。
 とてもそんな場所にあるとは思えないくらい自然な状態です。
 色々な生物が観察でき、私の格好の時間つぶしの場所です。
 ぼちぼち紹介していきます。

追加画像

間伐

2007-09-30 | 河川・湖沼
 「砂防ダム」っていうのをご存知でしょうか?
 河川の上流部の傾斜が急な渓流部等の土砂災害の発生の恐れがある場所に、河川を横断するような形の構造物を設置し、土砂の流出を防ぐ目的を果たしています。

 もちろん人間の手の入っていない原生の場所でも『土砂崩れ』や『土石流』等は発生します。渓谷や山に刻まれる谷は、長い年月を掛けてのこの自然のメカニズム(浸食)の積み重ねで形成されていくのですから...

 さて一般的に目にする「砂防ダム」はコンクリートや鉄骨などで作られていますが、画像の河内の山中で見かけたものは木材で造られていました。モチロン一部コンクリートも使用されていましたが、「ホォー!」と感心しました。

 この木材はおそらく植林地の間伐材を利用しているものと考えられます。植林地(二次林)は適度に間伐しないといい木材が採れません。ただ最近は外材が安価なため、後継者不足等の理由で国内の植林地は放置されて荒れ放題が現状です。
 そんな中、この「砂防ダム」も、間伐を促進し色々な利用法を考えて林業を活性化しようという方策の一環だと思います。
 
 元来ダムなど無いのが一番ですが、人々の生命や財産を守るためには最低限必要だと思いますし、その中で最低限の規模で「自然への同化」や「負荷の低減」を織り込む工夫は重要な事ですね。

 ※ちなみに『砂防』という言葉は『SABO』として外国でも通用する専門用語になっています。

運河

2007-09-23 | 河川・湖沼
 東京にはやたらと運河があります。
 当然埋立地の間の水路であったり、かつての河川を人工護岸化しているので、直接水に触れることの出来ない水の流れ道になっています。
 ただ出来るだけ水に近付く事ができるような『親水』の工夫がいたる所でされているのには目を見張るものがあります。
 上の画像の「ウッド・ウォーク」と呼ばれるように天然の素材を使い、緑を多く利用して人々の憩いの場や散策の場にしようとする努力が見られます。
 これはこれで人工構造物の中にありながらホッとする空気を醸し出していて、私は気に入ってます。


 運河の奥に停泊している東京湾クルージングのクルーザーです。
 ちょうど向こう側を新幹線が走っていました。

 確かに近代的・人工的なモノがはびこる街ですが、意外に自然も多い...不思議な街です。

2007-09-07 | 河川・湖沼
 昨日の「トチカガミ」から、今日は光の屈折(水面反射)の状況をアップしましょう。
 限りなく澄んだ渓流で潜ると、こういう光景に出会うことが出来ます。野洲川の上流です。
 水の中に顔をつけ、下の方ばかり見ていたのでは気付きませんが、ちょっと上の方に目を向けるとあら不思議...まさに鏡になっています。
 水中から水面に向かった光が水面で反射しているのですが、小波でゆらゆら鏡が揺れて幻想的です。
 このような限られた美しさは、フィールドに出ないと見ることができません(シーズン初めのかなり水の綺麗なプールでもOKですが)し、さらにオタクの趣味に走らないと経験できません。アシカラズ...

ディープ

2007-08-17 | 河川・湖沼
<『』その四>

まるで太陽と宇宙に浮遊する塵のような光景です。
カメラを太陽に向けると、露出の関係で明るかった水中の色が全て濃いブルーに変ってしまいます。



限りなく透明に近い水ですが若干の浮遊物も流れていますので、こんな感じに光線を表現します。
深海に落ちていくような感じも受けます。

水の造形

2007-08-16 | 河川・湖沼
<『』その三>
水の創り出す造形美です。


二度と同じ形は生まれないでしょう。これは画にも描けない美しさです。

岩盤の水衝部(流れが直接ぶつかる場所)でこんなものが!

小さい小さい渦潮が出来ていました。

青・白・緑

2007-08-15 | 河川・湖沼
<『』その二>

「青い空」「白い雲」「木々の緑」を水の中から眺めました。



一瞬蝉の音も途絶え、ただ水の音だけが響き渡ります。



揺らぐ景色を眺めていると、水の中なのに眠ってしまいそうです。
(大袈裟な!当然息苦しいです...)

2007-08-14 | 河川・湖沼
<『』その一>

 連日の猛暑でかなりお疲れの方も多いと思いますので(当の私がそうなのですが...)、涼しげな画像を何日かアップしようかと思っております。
 この残暑厳しい中、たまらず『涼』を求めて行ってきました。
 とある河川の上流域(渓流)です。水面の裏側が鏡となって川底が映っています。

流れの緩い淵(深場)の部分です。


 身を切るような冷水に体を浸して水中の景色や魚たちを楽しんでいると、本当に時間を忘れてしまいます。

ちなみにこんな川です。



『黙れっ!』

2007-06-12 | 河川・湖沼
富士宮市にある「日本の滝百選」にもその名の挙がる『音止の滝』です。
瀑布に虹が掛かり絶好のタイミングでした。
 
この滝のすぐ近くにかの有名な『白糸の滝』がありますが、それぞれ趣の違った滝で、それぞれにいい眺めです。
 『白糸の滝』


 この『音止の滝』にはその名に由来がありまして、源頼朝の時代の父親の仇討ち話として知られている、「曽我兄弟」がこの滝の近くで仇討ちの密談中、あまりにも滝の音がうるさいので「黙れっ!」と叫んだところ、本当に音が止まってしまった...という言い伝えでこの名が付いたそうです。
 「そんなアホな!」と思いますが、こんな言い伝えは全国に数限りなくありますし、荒唐無稽な話ですが、それなりに面白いですし、由来を知っていたら名前も覚えやすいですよね。