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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

ぶらり

2012-09-19 | 河川・湖沼

 夜の松江市内でライトアップされた建物を見つけました。
 たまたま隣が駐車場だったので、車を停めてぶらりとしました。

 松江は城下町で、堀割のために宍道湖から引き込んだ川が市内を数多く流れています。
 この建物の前を流れているのが“京橋川”です。



 街燈がダイヤモンドに輝いていす。

 夜風に吹かれながら散策しました。

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 まぁ、一人で歩くというのが何とも...
 でも、それはまたそれで哀愁を感じながらいい雰囲気だったと勝手に慰めています。

 川沿いのツタに覆われた雰囲気のあるカフェです。



 時間に余裕があったら、水面に映る街燈を眺めながら濃いコーヒーでも味わったのですが...

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 なかなかいい夜を過ごしました。

  松江・京橋川

湧水

2012-08-30 | 河川・湖沼

 水面を下(水中)から見上げると、不思議な感じです。

 波打つ鏡に水底が写ってゆらゆら揺らいでいます。

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 水底の礫には“銀玉”がいっぱいくっ付いています。
 澄んだ水を通して精一杯“光”の恩恵を受けている証拠です。

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 こちらはいわゆる「半水面画像」です。
 陸上は焦げるような灼熱の世界ですが、水の中はひんやりいい感じです。

 チョット深場に目を移すと...



 深い場所にも“銀玉”がいっぱいです。
 澄んだ水はより深い場所にまで“光”を送りこんでくれます。

 妙に水面がざわめいている場所があります。



 河原の石の間から水が湧き出していました。
 地中から湧き出す“湧水”は、気温の影響を受けないので、夏場は当然川の水より数℃低いのです。
 流れがある事で、藻類などはなかなか繁茂出来ませんが、流れの作用で空気が水中に溶け込む場所でもあります。

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 涼を求めて魚も集まります。
 川で潜っていると、“湧水”の場所はすぐに見つける事が出来ます。
 水が澄んだ河川でもさらに透視度が高くなりますし、何より肌で直接水温を感じる事が出来ますので、“ひやっ”としたら“湧水あり”の証拠です。

 面白い場所を見つけました。
 礫の中に小さな砂粒が溜まっています。
 画像では分かりにくいかも知れませんが、水中に浮いている砂粒があります。

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 水底の“湧水”場所です。
 地中からどんどん水が湧いてくるので、礫の下にある砂を巻き上げている訳なのです。

  播州

真ん中

2012-08-23 | 河川・湖沼

 海水浴に来ている訳ではありません。

 沖合から撮影した海岸のようですが、実は河川です。
 風が吹くと河川でも結構波立ちます。
 ちょっと角度を変えると...



 川である事がお分かりになるかと思います。

 ちゃんと橋もかかっています。



 朝夕は多少過ごしやすくなりましたが、昼間はまだまだ厳しい日差しです。

 日光を遮るものの無い川の真ん中は、直射日光と水面の照り返しで半端無く暑いです。
 だから水の中に浸かっていないと倒れそうになります。



 雲は若干秋の気配です。

 都市河川では無い清流は、本当に気持ちがいいです。
 魚と戯れている時が至極の癒しです。

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播磨

透明度

2012-03-29 | 河川・湖沼

 川の水は、上から見ると澄んでいるようでも、実際に水の中に入ってみると、色々な浮遊物等でさほど透明ではありません。
 河川上流の渓流部などではかなり透明度も高いですが、中流域ともなると、見た目よりかなり濁っています。

 ただ、この場所はかなり透明度が高かったですね。



 水の中に光線が差し込み、潜っていてかなり気持ちがいいです。
 (冷たさは格別ですが...)
 ただし、水草等が無くただの岩盤なので、あまり魚や生物は多くはありません。

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 岸際に行くと小型の魚類や稚魚をちらほらと見る事が出来ます。
 こういう清澄な流れのフィールドに来ると、ついつい顔を水の中に付けてみたくなります。
 濁った場所では他の人に任せて...(笑)

  千種川

2012-02-11 | 河川・湖沼

 山間ではありませんが、内陸部ではため池も凍ります。
 この場所は、標高はそれほど高くないものの、低山に囲まれた森林公園の池なので、かなり厚い氷が張っていました。

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 水際(氷際)まで降りて行って一部割って調べてみると、氷の厚さは薄い部分でも2cmはあります。

 童心に帰って石を投げてみましたが、中央辺りの厚そうな部分は、ビクともしませんでした。

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 遠くに見えているのが瀬戸内海です。

  播磨

三色

2012-01-29 | 河川・湖沼

 冬の琵琶湖の風景です。

 水の色が三色に分かれています。
 沖合から強い風が岸に向かって吹きつけて白波が立っています。

 一番沖側が湖の色。
 真ん中の茶色の水は、波が浅瀬の底泥を巻き揚げているために濁った色。
 手前は河川から流れ出す水の色です。

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 琵琶湖の湖面(水平線)を見ても、地球が丸いのが分かります。

 おまけで比良山系にかかる雪雲です。
 こちらも、湖・雲・空の三色です。

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  琵琶湖

不動の滝

2011-11-24 | 河川・湖沼

 落差50mの立派な滝です。

 この滝を見ると、かなり山奥の渓流の途中や源流部近くに存在するような感じですが...



 以外に平野部からすぐ近くに存在します。
 市街地から車で15分程度で行ける、手軽な立地条件です。
 三豊平野の北方の七宝山系(七宝山:444m)の中腹で、山系の水を集めて落ちる『不動の滝』です。
 小規模な山系ですので、ここで50mの落差を持った滝は、珍しいのではないでしょうか。



 『七宝山』は、その昔「弘法大師」が“七つの宝”を埋めたという言い伝えからその名前がついているようです。
 それにしても四国には弘法大師にまつわる伝説が数多く残っています。
 特に泉やため池、温泉にまつわる話が多いようです。
 四国以外の場所でも日本各地で温泉を“掘り当てている”ようです。(笑)

  讃岐

連続性

2011-11-10 | 河川・湖沼

 昨日とは一転して濁った水路ですが...

 一応“魚巣ブロック”として効果を発揮するように、中に砕石(間詰め石)を入れてはいますが...
 魚類等の“隠れ場”となるべき“間隙(空間)”が創出されていません。
 おそらく、ただコンクリートブロックを積んで、重機で「ガラガラ」っと砕石を入れただけの施工なのでしょう。
 「なぜこんなブロックなのか?」「なぜ砕石を入れるのか?」というその理由、『魚類等の生息場を創出する』というコンセプトが理解されていないから、こういう事になります。

 “環境”と“土木”の融合は永遠の課題です。
 その意図を持って設計されても、それが施工に反映されなければ何の意味もありません。
 この場所もカメのために“甲羅干し”の場所を提供しているに過ぎないような気がします。

 でも、これは施工業者の責任ではないと思います。
 多分設計図面通りに施工しているのでしょう。
 設計屋が図面に「空間を持たせるように石を積む」の注釈を付ければ済む事なのです。
 若干手間暇は掛りますが、ある程度まで石を入れて、配置しながらさらに石を足していけばいいだけなのですから...
 設計屋が施工時に立ち会うのが最も有効なのでしょうが、予算上厳しかったら、図面に一工夫があってしかるべきでしょう。

 しかも...



 両岸に延々と...
 数があればいいってものではありません。
 効果を発揮しなければ意味がありません。
 その中身が大事なのに...

 こちらは一見何の変哲もない両岸直立の環境面から貧相な護岸に見えますが...



 水路の中に二箇所、水生植物の繁茂が見られますが、それをつなぐ区間、水路の中央より水草のある岸側が浅くなっています。
 水深に変化を与える事で、水生植物の着生を促し、水生動物の生息を可能としています。
 “水と陸の連続性”は叶えられませんが、ちょっとした工夫で少しでも新たな環境を創出しようという試みはいいと思います。

 こちらは若干分かりにくいですが、右側が直立護岸です。
 かなり植物が繁茂していますが、反対側から見れば、水面からコンクリートの壁が真っ直ぐに立っているだけのものです。



 逆に水路の左側は水面に植物が覆いかぶさり、いい感じに見えますが...
 実はこちらもコンクリート護岸なのです。
 でも、直立ではなく傾きを設けた緩傾斜護岸なのです。
 広い用地を必要とする問題はありますが、護岸を傾けただけで、地上部からこれだけの植物が水面方向に繁茂し、“水と陸の連続性”を創出するのです。

 次にこちらは、左側はまだどのように施工されるかは分からない造成中だと思いますが、右側は、自然護岸のように見えます。



 正面から見ると、遮水シートに粗めのネットを被せて、丸太で押さえただけの構造です。



 施工直後は人工的な感じが否めないでしょうが、年月が経つとなかなかいい雰囲気が出るものです。
 壁から植物も生えてきていますし、場合によっては眼には見えませんが、水中部に植物の根が張り出す事も考えられます。
 河川や湖沼では、河岸ギリギリに植物が生え、水面に覆いかぶさっているような場所は、絶好の魚類等水生生物が溜まっている場所です。
 捕獲調査では、一番の“オイシイ”ポイントとして、真っ先に手網等で攻めます。
 さらに、この水域では考えられないかも知れませんが、直立ですがこの護岸でしたら、ホタルの幼虫が這い上がるのにも十分だと思います。
 また、この丸太が何ともいい役割を果たします。
 一般に生物は、陸上にしろ水中にしろ周りに何もないオープン・スペースには長居したがらないもので、何かちょっとした変化がある場所に寄り添うものです。
 “外敵から身を守るor外敵を襲う”という本能によるものでしょう。
 丸太も水中の生物が身を寄せるにはいい場所となっています。

  阿波

湧水

2011-11-09 | 河川・湖沼

 “清流”の源の正体です。

 山からの流れではなく、地中から流れ出る水です。
 丸太(コンクリートですが...)で囲まれた部分から水が湧いてきています。

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 いわゆる『湧水』です。

 「道後平野」は石手川、重信川が形成した広大な扇状地です。
 両河川ともに扇状地特有の地下水脈である“伏流水”を有しており、平野部にはその“伏流水”が湧出する“湧水池”が散在しています。
 元々この地の地下水脈自体が不安定な事もあり、豊富に湧出していない場所もありますが、豊富な湧出を示す場所からは、このように限りなく透明な水が湧き出しています。



 水草も青々として元気いっぱいに繁茂しています。

 大量に湧出している場所は、“湧水池”の直下流でもこんなに流れがあります。





 一般的に環境の多様性に全く欠けるコンクリートの三面水路ですが、水が清らかだと、ちょっとした窪みや割れ目などがきっかけで(基盤となり)水草が繁茂し、そこに礫、砂泥等が堆積し、流れや物理環境に変化や強弱を与えます。
 「多様な環境は多様な生物を育む」の言葉通り、多くの水生生物が生息します。
あえて“水生”としたのは、惜しむらくはこの水路には“陸上部との連続性”が欠如しています。
 護岸部は耐久性、維持・管理等の面から、コンクリート二次製品であるのは仕方がないとしても、一部、植物の着生基盤となる土羽が露出した構造にするとか、護岸の勾配(傾斜)を緩くするなどの工夫をすることで、壁面に植物が多く着生するようになり、植物が水面にオーバーハングしたり、接触したりで、“水と陸の連続性”が創出される訳です。

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 思わず浸かりたく美しさです。

 ただ.....
 モチロンいいことばかりではありません。
 在来の生き物にも好適という事は、外来の生き物にとっても同じです。



 南米原産の“オオフサモ”です。
 抽水性の水草で、水面上にも繁茂します。
 流れの早い場所では生息できないようですが、湧き出ている“湧水池”で異常繁殖していました。

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 難しいものです...

  道後平野

流れのある風景

2011-11-08 | 河川・湖沼

 私が憧れる風景です。

 街中に“清流”が流れる景色は実にいいものです。

 画像からも、水の澄み切った美しさがお分かり頂けると思います。



 山間の河川の上流部での“清流”は、納得いきますが、海にほど近い平野部でこの美しさは貴重です。

 水の中を覗けば...



 “野鯉”らしき『コイ』が、たくさん泳いでいます。



 『ギンブナ』やその他のコイ科の魚でいっぱいです。

 さらに、さらに.....

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 チョット普通では見られないような光景です。
 モロコ類の『タモロコ』です。
 この地の水の素晴らしさを実感できました。

  道後平野

透明

2011-10-26 | 河川・湖沼

 川の水面を覗けば...

 あくまでも美しい清冽な流れです。



 かりに波立っていなければ、水底までくっきり遮るものなく見えるはずです。
 こんな川を眺めながら暮らせれば...と思います。

 ふと横で気配がしたので、道路脇の荒れ地を見てみると...



 『カワラヒワ』でした。
 かなり標高の高いところでも見る事が出来る、名前の通り水辺を好む鳥です。

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  面河川

懸け橋

2011-10-25 | 河川・湖沼

 まだこの辺りは紅葉には早かったようですが、面河川に懸かる橋です。

 木造であるとか、石造りでかなり年月を感じさせるとかではありませんが、妙に気になるというか、背景にスゴク馴染んでいると感じたので、思わず撮りました。

 古くないとは言いましたが、決して新しくも無く、都市近郊では姿を消しつつある橋のつくりでした。



 山村と主要幹線道路を繋ぐ唯一の通行手段で、人々にとって正に“懸け替えの無い”橋です。

 ほんと景色の一部となり、絵画のように感じました。

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  面河川

世木ダム

2011-07-26 | 河川・湖沼

 『日吉ダム』の上流にある『世木ダム』です。



 『世木ダム』を越流した水はそのまま『日吉ダム』の貯水池に流れ込みます。
 この二つのダムは複合ダムとも言えるような働きをしており、『日吉ダム』が満水となった場合、『世木ダム』からの越流が無くなり、つまり同じ水位となり、『世木ダム』はダムとして“水を堰き止める”役目を失う訳です。

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 ダムから越流した水が貯水池に流れ込む、ちょっと珍しい風景です。

  世木ダム

天若湖

2011-07-25 | 河川・湖沼

 日本のダム百選にも選ばれている『天若湖・日吉ダム』です。

 画像は、ダムサイト直下のループ橋です。



 ループ橋の真下には副ダム・減勢池があります。
 歩行者専用の遊歩道になっています。

 本ダムはエレベーターにより堤体内の観察も出来、一般に開かれたダムとして色々な施設が整備されています。

 “地域に開かれたダム”の第一号に認定されており、様々な事業やイベントなども行われています。

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 日吉ダムは『桂川』を堰き止めており、ダムから流れ出た水は、「保津峡下り」の保津峡を通り、嵯峨野の観月橋をくぐって京都市の西部を南下し、『宇治川』、『木津川』と合流して『淀川』となります。

  日吉ダム

Fishway

2011-07-15 | 河川・湖沼

 森の中、沢沿いに歩いていると砂防堰堤にぶつかりました。

 そこには『Fishway』、魚道が設置してありました。

 急勾配の場所で出来るだけ設置面積を狭くした工夫が見られる階段式魚道です。

 見た目にはいかにも人工構造物の温かみの無い感じに見えますが...
 大事なのは“機能”です。

 魚道は魚が利用しなければ何の意味もありません。

 魚道内の流れの様子を見てみました...



 プレキャストのコンクリートブロックを利用したタイプですが、凄くいい流況を呈しています。
 丁度いい感じの流速ですし、泡立つ複雑な流れも見受けられません。

 まぁ、今の流量がベストで、これより増減があった場合の流況が問題ですが、それでもこれくらいの素晴らしい流れを示す時期があるのであれば合格でしょう。

 思わぬところでいい魚道に出逢えました。

 出来得れば、実際に魚道内に潜って水の中を観察したいところです。
 やはりフィールド主義者としては、本当に魚が利用しているのか確認しなければ納得行きません。

  奥大山