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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

鵜飼

2014-03-10 | 河川・湖沼
 さて、この山は...

 以前も紹介しましたが...
 『冨士山』です。
 「えっ!?」と思われるでしょうが、『富士山』ではなく『冨士山』です。
 上に“`”が無い『冨士山』です。
 読みも『ふじさん』ではなく『とみすやま』です。
 愛媛県大洲市にあり、肱川の横にそびえる標高320mの山です。

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 ご他聞に洩れず、『富士山』に似ている事からその名前が付いたようですが、同じ名前は恐れ多いと“`”を抜いたのでしょうか?(笑)
 また、この山は“伊予富士”と呼ばれる事もありません。
 というのも、石鎚山系にその名も『伊予富士』という山が存在します。
 色々面白いですね。

 さて大洲の街から肱川上流側を眺めると『冨士山』が望めますが、下流側を眺めると...

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 肱川橋の向こうに『大洲城』を望めます。
 これだけでもなかなかいい街だと感じますが、河原を見ると、たくさんの屋形船が係留してあります。
 中流域のゆったりした流れと屋形船とくれば、そうです“鵜飼(うかい)”です。
 “鵜飼”は、長良川や宇治川の専売特許のようですが、この川でも見られます。
 とか書きながら、私自身も他の場所も含め“鵜飼”を目の前でじっくり観た事が無いので、一度は見たいと思っているのですが...

 街中を歩いていると...



 タイムリーな事に、こんな車を見かけました。

  大洲

河口堰

2014-01-24 | 河川・湖沼
 とある河川のとある場所から下流側を望んだところです。
 ほぼ河口近くの場所です。

 逆に上流側を望むと...



 再び下流側を見ると、手前に黒い点々が...



 水面の点々は何でしょう?
 アップにすると...

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 カモ類の群れです。
 この日は北風、この川の上流の方から風が吹いていたので、この場所にある堰の南、下流側は風裏となって、水鳥たちが堤体に近づいて風をよけていたのでした。

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 ここは、長良川河口堰です。

  長良川河口堰

大滝

2013-11-03 | 河川・湖沼
 奈良県北山村の『大滝ダム』(吉野川<紀ノ川>)です。

 「東の“八ッ場”西の“大滝”」と言われるほど、その建設に至る経緯では色々と複雑な歴史があるダムです。
 東については、数年前一躍有名になりましたが、西についてはあまり知られていません。



 完成後の湛水試験中にがけ崩れが発生し、国の運用開始許可がでずに、再試験を受けたような経緯もあります。

 ダムの横にPR館が建っています。



 ダムの歴史や防災について学べる体験型の施設です。
 そしてここの目玉が...



 「豪雨体験」ができます!

 伊勢湾台風時の時間雨量118mm/h,過去日本最大の153mm/hの雨を経験した後、この施設の最大である600mm/hを経験しました。

 バケツをひっくり返した、滝のような表現どころではなく、上を向くこともできない、ただ下を向いて耐えているだけの雨の勢いです。

 機会があれば一度ご経験あれ!

  大滝ダム

回復

2013-10-12 | 河川・湖沼
 「自然の治癒力」って凄いです。

 災害等でダメージを受けても、しばらくすると自然自身の持つ再生力によって、元の姿に戻ろうとする力です。
 今年は夏季に各地で出水被害があり、多くの河川で想定以上の増水や、出水が発生しました。
 直接被害を受けられた地区の方々にはお見舞い申し上げます。
 また、河川自体も大きな被害を被っているはずですが...
 河川敷や高水敷、堤防の天端近くまで植生がなぎ倒されている河川も見うけられますが...



 何とこの川では、陸上は悲惨な状態でしたが、むかしとほとんど変わらない水の中の状況です。

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 特にこの場所は、河川の伏流水(河床の下に潜り込んだ流れ)が、再び河床から出てくる“湧水ポイント”にあたります。
 水はあくまでも美しく、多くの魚達が集まってきています。

 上流で地下に潜った水は、上流での水温を保ちつつ、若干地中で冷やされて、再び地上に湧き出る時は、その場所より数℃も水温が低い場合があります。
 (あっ、ちなみにこれは夏季の場合で、冬季は逆に地中で水が温められ、湧き出る時は水温が高くなりますね。)
 
 「夏は冷たく、冬は温かい!」まさに魔法の自然現象です。



 当然植生も豊富です。



 水草が発生させる酸素があり、湧水、水の流れが水中に空気を取り込みます。



 そして、この快適さを求めて魚達が集うわけです。

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 こんな環境を守って行きたいものです。

 <付記>
 ・私見ですが「自然の治癒力」は、あくまでも自然災害によるダメージを受けた場合に効果的に発揮されるのではないでしょうか?
 人為的な大規模改変は、なかなか弾力性や屈撓(くっとう)性に劣るため、「自然の治癒力」を逆に跳ね返してしまう困った力強さがあるかもしれません。
 ※屈撓性:応力に対し、しなるように曲がったり、たわむ性質(外力に逆らわず受け流す)。

2013-08-24 | 河川・湖沼
 この風景は...
 いつも立ち止ることなく、通過しながら眺めるだけですが、この辺りの風景は大好きです。
 水のある風景はじつにいいものです。

 新幹線の時も、車で通る時も高速道路なので通過するだけになってしまいます。
 浜名湖の風景です。



 浜名湖と太平洋を結ぶ水道になります。

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 浜名湖といえば...
 思いつくのはやはりウナギでしょうか...

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 養殖池も並んでいます。
 浜名湖産のウナギも食してみたいですね。

  浜名湖

湖底

2013-08-02 | 河川・湖沼
 手取川上流の手取川ダム・手取湖に架かる橋です。

 ダム周辺というか、ダム湖沿岸には化石産地が点在しています。
 大きく見ると富山県からこのダムのある白山市を通って福井県の勝山、大野市へと...
 アンモナイトははもちろん、陸生大型爬虫類の化石まで...

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 当然学術的に貴重な場所もあるため、採取出来ない場所が多いのですが、この辺りを太古、恐竜たちが闊歩していたかと思うと、楽しくなってきます。


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 また、この湖の湖底にも多くの化石達が眠っているはずです...もったいない...(笑)

 北の大地でももうすぐ湖底となってしまう化石産地があるようですが...
 今の内ですかね...救助するのは...

  手取湖

木造

2013-07-30 | 河川・湖沼
 この石畳を降りて行くと...

 橋が目の前に現れます。



 短い橋ですが、木造の趣のある橋です。



 橋の名前が書いてありますが...
 「蟋蟀橋」...何と読むでしょうか?
  (ちなみに“蟀”のつくりの“率”は略字の“卆”になっています)
 答えは



 「こおろぎ橋」です。
 大聖寺川にかかる、北陸山中温泉のシンボルです。





 車も通れる橋ですが、総檜造りで、周りの景色に溶け込んで風情を感じます。

 橋の上から見下ろす大聖寺川ですが、この辺りは「鶴仙渓」と呼ばれる渓谷が有名な場所でもあります。



 水面に覆いかぶさるモミジがいい感じです。

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 しかし...
 この「こおろぎ橋」の醍醐味と言いますか、楽しみ方は、橋を“見上げる”ということです。



 橋のたもとから、川へと降りる階段がありますので、降りて行けば、こういう景色に出逢える訳です。

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 緑一色の中、木造の橋が何とも言えない味わいを持っています。
 機会があれば、もう一つの楽しみはモチロン“紅葉”とのコラボですね。

  こおろぎ橋

百万貫

2013-07-23 | 河川・湖沼
 河川敷に何やら岩が見えますが、ただの岩ではありません。



 実は、やたらにでかいのですが、その大きさが画像では伝わりませんねぇ...

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 岩の左手前の細い木の天辺が地上から8m程でしょうか...

 案内板です。



 霊峰白山に源を発す手取川の上流部に鎮座する『百万貫の岩』です。
 重さが「1.5tの乗用車3,000台以上」...う~ん、ピンときませんねぇ...(笑)



 地上部の高さが約10mなので、岩のすぐ手前の単独で生えている植物が2m程度でしょうか...
 そう考えると、やっぱりでかいですね。

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 こんな巨大な岩を3kmも上流から運んでくるなんて...
 自然のダイナミズム(力・作用)はすごいです。

  手取川

終着

2013-04-16 | 河川・湖沼
 東京都西部の五日市線の終着駅「武蔵五日市駅」です。
 終着駅を分かりやすくするためには、ホームを逆方向から撮影するべきでした...



 駅前も東京という雰囲気では無く、かなり落ち着いたのんびりした街です。

 街を流れる多摩川の支流秋川です。



 山間から平野部に流れ出す、川の上流から中流に移行する場所となっています。
 この川には色々と関わってきましたので、東京に行った際時間に余裕があれば、逢いに来ています。
 いつ見てもいい川です。

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 さすがに潜れる季節ではありませんが、この流れを見ていると、思わず顔を付けて水の中を覗いてみたくなります。

  秋川

夜の散歩

2013-03-11 | 河川・湖沼
 岡山の街の夜の散歩です。

 歓楽街の中を歩くのはあまり好みではありませんが、夜といえども川は気になります。
 旭川から水を引き、岡山市を北から南に貫流する西川です。

 とても“夕涼み”とはいきませんが、水面に映る灯りを眺めながらの散歩はなかなか情緒があります。



 真っ黒の流れですが、無理矢理水の中を覗くと、かなり早い流れの中で水草が揺れていました。
 それほど深くは無いものの、水底まで透けて見える清涼な流れです。



 こんな場所を一人でカメラ片手に歩くのもどうかと思うのですが...

 橋の欄干にカメラを固定して撮っていると、通行人に奇妙な目で見られてしまいます。
 それでもコソコソすると不審者なので、堂々と撮影して来ました。

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  岡山

宍道湖

2012-12-16 | 河川・湖沼
 冬の稀な晴天に恵まれた『宍道湖』です。
 風も穏やかで、厳しい冬場にあって、ほっと一息の光景です。



 「宍道駅」の駅舎です。
 小さな駅ですが、「出雲空港」(別名:縁結び空港)の最寄の駅のため特急がとまります。



 ホームもかなり古い感じがして、旅愁を感じさせてくれます。

 『宍道湖』といえば、「嫁島」を背景にした夕焼けが有名な景色ですが、今回は果たせませんでした。
 この日だったらさぞや綺麗な夕焼け写真が撮れたと思うのですが...
 次回に挑戦です。

  宍道

小川

2012-11-14 | 河川・湖沼
 オギ群落とセイタカアワダチソウが河川敷に繁茂する、ごく小さなまさに小川ですが、水際に人工的な部分は一切なく植生にカバーされています。
 全体的に浅いものの蛇行した流れにより水深に変化が生まれ、水中には水草も繁茂しています。

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 思っていた通り、素晴らしい環境ではたくさんの生物の利用が確認できます。
 水中の生き物はもちろん、河川敷でも多くの生物自体やその痕跡が確認できました。

 残していきたい環境です。

  播磨

2012-10-27 | 河川・湖沼

 画像を見て、本記事のタイトルの意味が分かっていただけたでしょうか?

 A5クラスの高級感はありませんが、“サシ”の入った牛肉のようです。

 とある河川の河原に転がっていました。
 自然公園法で木石等の採取が禁じられている場所や、私有地ではありませんので、お土産に拾ってきました。





 通常河原の石は、水に濡れている場合は美しいものもありますが、乾燥するとどうしても表面が滑らかでは無いため白っぽくなってしまいますが、この石はなかなかの美しさです。
 表面を研磨するとさらに美しくなるでしょうが、自然の風合いを楽しむためにこの状態で置物にしようかと思います。

 見れば見るほどお腹が空いて来ます。(笑)
 このブロックですと、かなりの量のステーキ肉が取れそうです。

希少な川

2012-10-08 | 河川・湖沼
 四国山中の比較的大きな河川の上流部です。

 多少川を見慣れている私にとって、違和感がある川の姿でした。
 どの辺りがかと言うと、上流部にしては、砂や小礫がかなり多いという事です。



 これは悪い意味では無く、いい意味での違和感です。
 こんないい川が最近ではなかなか見られなくなったという事です。



 近年、貯水ダムや砂防堰堤、河川横断構造物等の設置により、河川の上流で発生する土砂が各施設に堆積し中~下流域に供給されないため、河床材料(川底や河原を形成する泥、砂、礫、岩など)のアーマー(粗粒)化が問題となっています。
 この現象は、河川環境の多様性が喪失、つまり河川を生息場とする生物の生息場をも消失し、生態系自体が貧相になってしまっています。
 川は蛇行し、早瀬・平瀬・淵・トロ場・河川敷・中洲、植生など多様な環境が存在し、岩場や転石、礫河原、砂や泥といった底質があってこそ、多様な生物の生息環境となりうる訳です。
 つまり、いい意味で希少な河川に出逢いました。



 こんな青い深場を見ると、手前の石から飛び込みたくなります。
 もちろんカメラを持って...
 涼やかな渓流魚が群れなしている事でしょう。

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 一部人工護岸もありますが、素晴らしい川の姿です。

  那賀川