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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

アズマアユ

2006-06-29 | 淡 水 魚
アユ Plecoglossus altivelis
アズマアユなどどいう名の魚はおりません、あしからず。
ただ関東地方のアユなので、そう呼んでみました。

いまいちピントが甘いですが、泳ぎ回っていますのでなかなか...
そんなに水の透明度も高くありませんが、水槽みたいに見えるでしょう!?
鰓(えら)後ろの黄色い斑紋が特徴的ですね。群れを形成していたアユが群れから離れ「なわばり」を持ち出す頃からこの斑紋は濃くなってきます。

アズマカジカ・ズーミング

2006-06-27 | 淡 水 魚
カジカ Cottus pollux
アズマカジカなどどいう名の魚はおりません、またまたあしからず。
これも関東地方のカジカなので、そう呼んでみました。

彼(彼女)はかなり近くまで寄らせてくれました。多分体を曲げて石にくっ付き、胸鰭を広げて川底に張り付いて、あたかも『私は石ですよ~、魚じゃありません!』と「石化け」しているから、知らないフリ(じっと我慢)しているのではないでしょうか?

アズマシマドジョウ

2006-06-23 | 淡 水 魚
シマドジョウ Cobitis biwae
アズマシマドジョウなどどいう名の魚はおりません、あしからず。
ただ関東地方のシマドジョウなので、そう呼んでみました。
シマドジョウはどこにいてもシマドジョウに違いは無く、同じ場所でも模様に個体差が大きい(モチロン基本的な模様のパターンは同じですが)ので、どんな地方でも、「まぁこんな感じかな」ってところです。
画像はたまたま転石と礫の場所ですが、砂地の場所にはウジャウジャいました。

いよいよカウンターも残り100を切り、20000へと向かってスピードアップしています。
多分、明日のいつ頃でしょうかはっきり分かりませんが、ゲットされた方はご連絡お願いします。

アズマカジカ

2006-06-22 | 淡 水 魚
カジカ Cottus pollux
アズマカジカなどどいう名の魚はおりません、あしからず。
ただ関東地方のカジカなので、そう呼んでみました。

それより、久々の淡水魚の登場です。
やっと潜れる季節になってきて、せっせと川につかり写真を撮っています。
5月末に潜った関東の川の魚を紹介します。
川と海を行き来する「回遊型」のカジカではなく、川で一生を過ごす「陸封型」のカジカです。卵の大きさから『大卵型』とも呼ばれています。
最初に見つけたアズマカジカは、色白で恥かしがりやでした。

清流

2006-05-23 | 淡 水 魚
都会の川も都心から約一時間ほど奥に遡(さかのぼ)ると、その表情も一変する。
澄んだ水、水中の石に繁茂する藻を我先に競って食(は)む若鮎の群、大岩の陰の深みを悠々と泳ぐ山女、久々に心が洗われた。

<追加画像>



ウナギ

2006-03-23 | 淡 水 魚
この投稿のジャンル(カテゴリー)は淡水魚に入るのだろうか???
まあ調理後でも淡水魚は淡水魚だ。

田舎に帰ると必ず訪れる筑後川沿いの「富松」。ここのウナギはぴか一です。セイロ蒸が有名だけど、私が食べるのは決まって鰻丼。やっぱり、タレが旨いですから...
食前に↑の骨の唐揚げが出てきますが、食べだしたら止まりません。少々油濃いのですが、ついつい全部平らげてしまいます。

そう言えば、『』のタイトルで去年の土用にも書いたなぁ...



春の風物詩

2006-03-09 | 淡 水 魚
私が春の風物詩といって真っ先に思い浮かべるものはです。

さて、何だか分かりますか?川の水は、向かって右から左へ流れています。ちょっと水中なので見えにくいですが、画像の形の右の角の部分に一度入ったら出られない仕掛けのカゴ(網)があります。
つまり川を遡上してきた魚を捕獲する「定置(地獄)網」という仕掛けです。
捕まえた魚はのカゴの中に生かしてあります。

さぁ、カゴの中身はなんでしょう?
ちなみにこの川は、京都府舞鶴の伊佐津川です。今の季節、同じ若狭湾に流れ込む福井県の佐分利川や南川でもこの漁が営まれています。
シロウオ Leucopsarion petersi です。

伊佐津(イサズ)川のイサザです。
全長5cm程度にしかならないハゼ科の回遊魚で、今の季節産卵のために河川を遡上してきます。産卵が終わったら(オスはけなげにも卵が孵化するまで守り通して)死んでしまう一年魚です。その習性を利用した「待ち受け網」の漁なのです。
生きたままポン酢で食べる『踊り食い』が有名です。少々残酷な気もしますが、ウロコが無いので、つるっとした舌触りや、口の中で暴れるのがなんとも言えません。
その他、吸い物や天ぷらなど色んな料理に使われます。ちなみに『踊り』と『天ぷら』で美味しく頂きました。「自然の恵み」に「感謝」。
川の横で漁師さんが、直接販売していますが、シロウオを一合枡に入れて計量し、一杯いくらで売る「合売り」です。
そうそう、若狭地方では『イサザ』という地方名で呼ばれています。
同じハゼ科に標準和名で同名のイサザ Gymnogobius isazaがいます。この魚は一応琵琶湖の固有種で、当然回遊魚ではありません。ややこしいですね。
アップ!

シロウオと似た名前でシラウオというのがいますが、キュウリウオ目シラウオ科で、ハゼ科とは全然遠縁で、シシャモやアユの仲間(同じキュウリウオ目)です。



加賀料理

2006-02-10 | 淡 水 魚
ウキゴリ Chaenogobius annularis
「ゴリ」といえば、金沢の『ゴリ料理』(加賀料理)が有名であるが、金沢近辺で言うところのゴリは、カジカ科のカジカやウツセミカジカ、カマキリを総称してそう呼んでいるようである。佃煮、唐揚げなどが一般的で、汁物もある。
よく金沢には行っているが、口にしたことは無い...いや待てよ...時々弁当や定食に付いてくる佃煮はもしかして...


2006-02-07 | 淡 水 魚
ナマズ Silurus asotus
今日、仕事がらみで東南海地震についての話題が出ていたので、「あっ!そう言えばナマズがあったなぁ」ということでアップしました。
ナマズに限らず、生き物には地磁気のズレを感じたり、地中からの電磁波を感じたりとかいう不思議な能力があるそうで、地震を予知できるらしいですが...
何とか予知に利用できないものか...(色々研究している人は居るみたいですが)

ナマズは夜行性ですが、昼間も水生植物やテトラポット・転石の陰などを覗けば身を潜めているのを見つけることが出来ます。

そう言えば蛇足ですが、本日は皇族のオメデタで号外が出ていたらしく、「ナマズ殿下」がTVに出ていました。

背後スジエビ

2006-01-26 | 淡 水 魚
トウヨシノボリ Rhinogobius sp.OR
左後方からスジエビ君が迫ってきています。それを感じてか、警戒しているのでしょうかヒレをピンと立てています。体色も若干黒っぽくなっているようです。
スジエビ君から攻撃する事はないでしょうが、逆にヨシノボリ君がパクっといってしまうことはありますよ!気をつけて!スジエビ君!不用意に近付いてはダメじゃない!

本日から1泊で北陸行ってきます。
今回は、仕事のようで仕事でなく、やっぱり仕事かなぁ~って感じの用事です。
やっぱり有給休暇とって行く訳じゃないから、仕事かな...

色違い

2006-01-25 | 淡 水 魚
トウヨシノボリ Rhinogobius sp.OR
昨日のトウヨシ君と同じ河川に住んでいるのに大分色合いが異なります。
ヨシノボリ類やカジカ類の底生魚は若干保護色が使えるみたいで、周囲の風景に溶け込む色になることがありますし、捕まえた場合などに急激に変色する場合があります。恋の季節に婚姻色が出るのとは別に、同種間の闘いのときなどもそうですね。

蔵出魚

2006-01-24 | 淡 水 魚
トウヨシノボリ Rhinogobius sp.OR
化石のクリーニングもなかなか進みませんので、久々に魚の画像を蔵出します。
昨年の秋に琵琶湖流入河川で撮影しました。同じ河川にカワヨシノボリとオオヨシノボリも生息していました。
この時は、文献や過去の調査でも出現していない魚類も観察できました。
網を使っての採捕調査では、時期や仕掛ける場所によって成果(出現種数・量)に大きな差が出てきますから。
やはり潜水観察に勝るものはありません。ただ、夜行性の魚や希少種を見つけるのはなかなか難しいです...
ここのところ(去年)、遊びでは結構潜ってますが、仕事ではたま~になので、仕事でもガンガン潜りたい~!ただし暖かい季節限定で!(だってもう年だし、冷たい水での潜水は若いモンに任せます!)

2006年もヨロシク!です。

2006-01-01 | 淡 水 魚
新年明けましておめでとうございます。
本年もご愛顧お引き立ての程宜しくお願い申し上げます。

新年ですから、お目出度い画像をと思ったのですが...ありません。
ですから、一発目は久々魚画像で、しかもやたらに眼が目立つ「御目出て~」魚画像です。
ルリヨシノボリ Rhinogobius sp. CO>です。

今年も魚・化石・自然・生物・温泉とまとまりはありませんが、旧年通り続けていく所存です。
色々とご意見・ご希望・ご進言戴けたら幸いです。
マニアックなブログですが、頑張って行きますので、見捨てないで下さいね。
それでは、またまた本日元旦より次の一周年記念日(ブログ開始から)の3/1を目指してGO