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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

自然の声

2012-08-28 | 淡 水 魚

 とある河川の河川敷です。

 かなり低いですが、向こうに“○△富士”と名付けたいような山が見えます。
 七合目あたりから上をすっぱりカットしたような形です。

 河川敷の中に用事があるので、川を渡ってアクセスしました。



 河川敷の植生の中に入り込むと、果てしなく広がっている感じがします。

 そんな中こんな場所を見つけました。



 ヨシ群落の縁に窪地があります。
 近寄ってみると...



 窪地の部分が湿っています。
 雨水などによる水溜りがあり、それが好天によって干上がったものとは異なるようです。

 という訳で、掘ってみました。



 なんと、水が湧いてきて見る見るうちに湛まりました。

 「これです!」
 こんな場所を探していたのです。
 出来るだけ現状の植生に手を入れずに、窪地を掘削して拡大し、本川と繋ぐと...
 いわゆる“ワンド”の創出です。
 災害や工事で単調化してしまった河川での自然再生の取り組みです。
 無理矢理造るのではなく、自然の働きを可能な限り利用し、極力環境に与えるインパクトが少ない設計や施工が求められます。
 他にも適地があるか歩き回りましたが、ここがベストのようです。

 しかし、この物語には続きがありました。

 1時間ほど河川敷を歩き回った後、元の場所に戻ってくると...



 湧水でできた水たまりの中に!!
 『ドジョウ』が出現していました。
 まさに、忽然と...
 『シマドジョウ』などは結構普通に見る事が出来ますが、この『ドジョウ』は、今や希少となっている種です。



 おそらくこの『ドジョウ』は、地面の中で次の雨をじっと待っていたものと思われます。
 『ドジョウ』には特殊な能力があります。
 一般的な魚類が行う“鰓(えら)呼吸”とともに、直接口から空気を吸い込む“腸呼吸”を行う事が出来ます。
 また、ヌルヌルの皮膚を持っていますが、これが水分を含んでいるため極度に乾燥に強いのです。

 地面を掘って水を湧きださせたために、思わず地中から這い出してきたものと考えられます。
 自然のパワーをまざまざと見せつけられ、しばし感動に浸っていました。
 『ドジョウ』の声が聴こえたような気がします。

 「“ワンド”掘ってくれるのならココにして!」

 (あくまでも勝手な人間サイドの感じですが...

  播磨

ストラクチャー

2012-03-30 | 淡 水 魚

 河川の生き物にとって水中の“ストラクチャー(障害物)”は、非常に重要な存在です。

 大型の完全な遊泳魚はそうでもありませんが、小型の魚や稚魚にとっては、身を潜める事が出来る“ストラクチャー”は無くてはならない存在です。

 “ストラクチャー”には生物が身を潜める事が出来る役割だけではなく、流下してきた葉っぱやゴミが溜まってデトリタスやプランクトンなどが発生し、それを餌とする底生動物や水生昆虫を呼び、ひいては魚類を呼ぶ役割や、流れが当たって水中への酸素供給が助長される役割もあります。

 画像のように特に構造が複雑な沈み枝や植物片などは、“ストラクチャー”としては格好の存在です。

 『オイカワ』『ニゴイ』などが集まっています。

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 水域の浅場の漁法に「柴漬け漁」というものがありますが、まさに画像のような枯れ枝や植物片をロープで束にして水の中につけておき、ある程度時間をおいた後、引っ張り上げながらタモ網を下に添えて、“柴”の中に入ったエビなどを捕獲するものです。
 まさに生物の習性を利用した漁なのです。

  千種川

寝込み

2012-03-22 | 淡 水 魚

 “夜行性”の淡水魚『ギギ』です。

 見た通りヒゲのあるナマズの仲間です。

 主に夜に行動するというその生態から、昼間に出逢う事はほとんどありませんが、その区域に生息する魚類を1種でも多く確認したいという考えから、魚には大変申し訳ありませんが、生息の可能性がある場所(河床の石や沈木の下)を片っ端から調べて行きます。
 石の下に空隙がありそうな転石を次々にひっくり返していくと、その内に『ギギ』の棲家に当たるという訳です。

 ですから、通常、上の画像や下の画像はあまり現実的ではなく、いわゆる“やらせ画像”です。



 しかし、こうでもしないと『ギギ』の全体画像は撮る事が出来ないのです。

 一瞬明るさに目をくらませボッとしますが、あっという間に手近な身を寄せる事が出来る石を探して潜り込みます。



 何せ、何かに身を寄せていないと不安なのだと思います。

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 『ギギ』君、お騒がせして申し訳ありません。

  千種川

湖魚

2012-02-01 | 淡 水 魚

 湖岸沿いの“道の駅”で、「湖国」特有の物産を見つけました。

 上画像はお馴染み『鮒ずし』です。
 湖岸整備等によるヨシ原の消失や、圃場の水路整備による代掻き期の濁りの定常化等が個体数減少の原因と言われている、琵琶湖固有の『ニゴロブナ』を材料とした“なれずし”です。
 『ニゴロブナ』の減少に伴ってか、かなり高級な食べ物です。



 サイズの違いによりかなり価格に開きもありますが、全体的に高価です。
 好きな人にとっては堪らない“珍味”のようですが、強烈な香りが...

 随分前に旅館の食事で出して頂きましたが、残念ながら食べる事が出来ませんでした。

 “なれずし”は『ニゴロブナ』だけではありません。



 これも琵琶湖特産の『ハス』の“なれずし”です。
 本種は本来、琵琶湖・淀川水系と三方五湖にのみ棲息していますが、コアユ種苗の放流等により各地の水系に移植されています。
 画像では分かりませんが独特のカギ型の口(顎)をしており、我が国のコイ科の魚では唯一の魚食魚です。

 もう一品は『ウグイ』の“なれずし”です。



 『ウグイ』は体長50cmを超えるほどにもなる大型のコイ科魚類ですが、一生を淡水で暮らす陸封型と、川と海を行き来する回遊型がいます。

 お次は「フナ」の煮付です。



 かなり大きな「フナ」ですので、おそらく『ゲンゴロウブナ』かと思われます。
 一般的に「フナ」が魚屋に並ぶ事はあまりありませんが、琵琶湖沿岸や山陰の宍道湖沿岸では普通に食べられるようで、スーパーや魚屋で並んでいるところは普通に見る事が出来ます。

 琵琶湖固有の『スゴモロコ』の“素焼き”です。
 『スゴモロコ』も各地の河川に移植され、その河川の優占種となっている程繁殖・増加している場所もあります。



 国内には、同じ「スゴモロコ属」には他に『コウライモロコ』『イトモロコ』『デメモロコ』の3種が居ますが、いずれもかなり酷似していて同定が困難な種でもあります。

 最後は『アユ(コアユ)』の佃煮です。



 『アユ』については特別に説明は必要ありませんが、一生を琵琶湖で過ごす個体は「コアユ」と呼ばれる小さいサイズのまま繁殖・産卵を行い一生を終えますが、琵琶湖に流れ込む河川を遡上する「オオアユ」と呼ばれる個体や、他河川に移植されたものは、普通の『アユ』と同様に20cm前後まで成長して繁殖・産卵を行います。
 不思議な生態です。
 “湖に留まる”“流入河川を遡上する”という行動の違いについては、孵化初期の成長率の違いによるものですが、詳しい話はまたの機会に。

  湖北

遡上

2011-11-07 | 淡 水 魚

 水路が波立っています。

 流れによる波立ちではなく、何か水の中にいるようです。



 実は、『コイ』による波立ちでした。
 
 『コイ』の背中が水面上に出るくらいに浅い場所です。
 全長4,50cm程度の中型サイズの群れです。
 ゆうに100尾は居ます。

 これより上流に行くとさらに水深が浅くなってしまうので、泳げるギリギリのところで溜まっているものと思われます。

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  伊予

稀(まれ)

2011-09-21 | 淡 水 魚

 日本のニゴイ属には『ニゴイ』『コウライニゴイ』『ズナガニゴイ』の3種がいますが、画像は『ズナガニゴイ』ではなく、『ニゴイ』か『コウライニゴイ』のどちらかと思われますが、画像からのみでは判断できません。
 唇の発達程度などから同定しますので、ここでは「ニゴイsp.」とするしかありません。

 ところで、生物に関わる事を生業にし、絶えず接していると、非常に珍しい現象やモノに出遭ったりします。
 
 自然界の淡水魚では非常に珍しい(と思われる)個体に出逢いました。



 形態的には、明らかに「ニゴイ属」ですが、体が半透明で薄い紫色をし、幼魚期に出る斑紋も欠如しています。
 体色が白くて眼球が赤くなる“アルビノ”とは違いますが、おそらく“色素異常”でしょう。
 淡水魚で、自然界で目にするのはかなり稀だと思います。

 私自身初めて出逢いました。

 正常個体との“ツーショット”も撮る事ができました。

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  千種川

2011-09-16 | 淡 水 魚

 日本特有の夏の旬の魚といえば、川魚ではもちろん『アユ』です。

 遊泳魚である『アユ』は、流れの早い瀬を主な生息場としており、絶えず泳いでいますので、その姿を写真に収めるのはなかなか困難なのですが、たまたまちょっとした流れの緩い小さな“溜まり”などに迷い込んだ個体は、泳ぎ回れる範囲も狭いですし、意外に簡単に写真を撮る事が出来ました。

 ただ、背景は“清流”に住む『アユ』のイメージとは程遠く、底には浮泥が溜まり、透明度もあまりよくない薄暗いものになってしまいました。

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典型種

2011-09-13 | 淡 水 魚

 川魚として最もポピュラーな『オイカワ』です。
 
 東北地方他一部移植により分布が広がった地域もありますが、本州以西ほとんどの川で見る事が出来ます。

 それぞれの川での生息密度も高く、ある程度流れのある場所であれば、大群をなして生息しています。
 まさに川の魚の“典型種”ともいえる存在です。

 関西では『ハエ』と呼ばれ、“寒バエ釣り”は冬の風物詩でもあります。
 時間で釣果を競う競技も行われ、1時間で3桁の釣果が上がる事もあるようです。

 5月頃から盛夏にかけてが繁殖期に当たりますが、♂はこのような鮮やかな婚姻色が出ます。



 さらに、鼻先周辺には“追星”と呼ばれる突起物も出てきます。

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 淡水魚といえば、比較的シックな色合いの魚が多いのですが、オイカワや特にタナゴ類は鮮やかな婚姻色を呈すため、地味な水中に華を添える存在です。

知らぬが仏

2011-09-05 | 淡 水 魚

 誰しも、後で知って“ゾーッ”とした経験をお持ちでしょう。
 “知らない”という事は強い事で、行動を大胆にさせます。

 岩陰でタナゴの仲間の『アブラボテ』が寄り添っています。

 タナゴの仲間はかなり憶病で、なかなか近寄らせてくれません。
 普段は群れで行動していますが、たまたま仲間からはぐれたカップルが、岩陰に追い込まれたような格好になっています。

 そのうち、一尾がどこかに行ってしまい、一尾が取り残されてしまいました。

 下画像で何か気付かれた点はあるでしょうか?
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 『アブラボテ』の尾びれから尻びれにかけて、藻の生えた木の枝のようなものが4本見えます。
 さらに、尻ビレ・腹ビレの下に丸い感じのさらに細かい藻が生えた石のようなものがあります。

 実は4本のものは『モクズガニ』の脚で、石のようなものはハサミ(これも脚ですが)です。
 『モクズガニ』は以前は肉食性と考えられていました。
 というのも、貝類、小魚、水生昆虫などを捕食する場面がよく見られますし、実際『モクズガニ』漁で使用される捕獲器の“カニ籠”には、誘引用の餌として魚のアラなどが使われています。
 ただ、胃の内容物などを調べると、デトリタス(枯死植物由来の有機物砕片)がほとんどを占めており、肉食はあくまでも偶発的な行為であると考えられています。

 要するに、余程にお腹が空いていたとか、たまたま機嫌が悪かったとか(笑)、目の前に突然小魚が現れ、反射的にハサミで挟んでしまったとか...

 この『アブラボテ』もかなり危険な状態に違いはありません。

赤ギギ

2011-09-04 | 淡 水 魚

 『ギギ』と同じくナマズの仲間で、夜行性の『アカザ』です。
 ある地方では「赤ギギ」とも呼ばれています。

 環境省レッドデータのカテゴリーで、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている種です。
 河川の中~上流の、転石や岩盤が存在する場所の物陰に潜んでいます。

 若干生息域も異なりますが、重複している場所では、先に紹介した『ギギ』よりも圧倒的にその数は少ないです。
 さらに、『ギギ』に輪を掛けて“憶病”で、昼間にその姿を見る事はほとんどありません。

 ただ、確実に生息している場所では、日没後に隠れ家から大袈裟ですが“ウヨウヨ”這い出てきて。せわしなくエサを探しまわります。



 今回、散々石をひっくり返して探しましたが、『ギギ』はボチボチ出てくるものの、なかなか『アカザ』には出逢えません。
 たまに、赤っぽい影がものすごい勢いで飛び出して泳ぎ去って行きますが、とてもではありませんがその姿を捉える事が出来ません。

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 ようやく何枚かパニック(?)で身がすくんでいる個体を収める事が出来ました。

川鮫

2011-09-03 | 淡 水 魚

 折角開発した“石めくり法”ですが、音の伝搬が早く、より響き渡る“水中”で、片手(利き腕の右手)にカメラを持っているので、片手(左手)でそっと石をめくる事は、非常に困難です。
 かなり『ギギ』の生息密度が高く、結構な割合で見つかりはするのですが、あっという間に逃げられてしまいます。

 上画像は逃げた『ギギ』を追いかけ回していたのですが、相手もさすがに疲れたのでしょう、石の下でこちらの動きを伺っているような感じです。
 それにしても“ヒゲ”が何ともいえず愛嬌があります。

 『ギギ』を見ていると、川魚というよりも“サメ”に近い体形をしています。

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 ようやく全身の姿を捉える事が出来ました。



 胸びれの棘が良く目立ちます。

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 今回はよく『ギギ』に遊んでもらいました。

夜行性

2011-09-02 | 淡 水 魚

 生き物の観察で「夜行性」のものを対象にする場合、当然“夜”に限定されますし、光を嫌う習性があるので、観察はもちろん、写真に収める事もかなり困難です。

 特にそれが水の中の生物ともなれば、それを対象とした業務でも無い限り、夜中にその生き物だけを狙って潜っての写真撮影など、なかなか出来るものではありません。
 (と、その難しさを強調しておいて...笑)

 河川には「夜行性」の魚類が何種類かいます。
 ナマズの仲間や『ウナギ』などがそうです。
 これらの魚類は昼間はどうしているのかというと、岩や沈木の下や石と石の間、水生植物が繁茂する奥の方などの空隙にじっと身を潜めています。

 上画像は、まさに“頭隠して尻隠さず”のナマズの仲間『ギギ』の尾びれです。
 なかなか昼間にこういった状況に出逢えるのも少ないのですが、たまたま夜中に潜りこんだ穴が、体の大きさに比べて小さかったのでしょう。

 位置を変えて、反対側から少し石をずらしてみました。



 体長10cmほどの『ギギ』が顔を見せてくれました。

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 こちらに気付くと、慌てて全速で泳ぎ去ってしまうか、石の空隙の奥へ奥へと潜り込もうとするので、なかなか全身を捉える事が出来ません。

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 油断している時にスーッと目の前に全身を見せてくれたので、近過ぎて全身が収まりきれませんでした...

 この後手当たり次第に石をひっくり返していきましたが、『ギギ』は飛び出してくるものの、あっという間に逃げ去り、再び適当な石に潜りこんでしまいます。



 何とか逃げ去る後ろ姿を捉える事が出来ました。

 とある石をめくると、『カワヨシノボリ』と3,4cmの小さな『ギギ』がこちらを向いて潜んでいました。



 『カワヨシノボリ』は逃げ去りましたが、『ギギ』はじっとしていてくれます。





 おそらく、眠っているものと思われます。
 起きているのであれば、ここまでじっとしているのはまずあり得ません。

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 「夜行性淡水魚類」の新たな観察(撮影)法が見つかったような気がします。

 “眠っているのを起こさないように、ただひたすらそっと石をめくり続ける”

2011-04-19 | 淡 水 魚

 こちらは本物の『コイ』です。

 川底の泥からエサを摂りながら、ゆっくり泳いでいます。

 よく見ると、お腹がパンパンです。
 おそらく産卵前で、卵が目いっぱい詰まっているはずです。

 そろそろ“はたき”のシーズンです。
 ※はたき:コイは浅場で産卵する瞬間、尾びれを激しく“バシャッ”と振る行為をしますが、それを“はたき”と呼びます。

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  伊予

イタセンパラ

2010-10-05 | 淡 水 魚

 『イタセンパラ』の♂です。

 婚姻色も若干出ていますが、まだまだ本来の美しさはこんなものではありません。



 こちらは♀です。
 ♂と比べるとかなり質素ですが、シンプルな美しさがあります。



 チョット角度が変わると、赤紫が濃くなって、美しさが増しますが、まだまだこんなものではありません。



 顔の周辺は色んな色が出ています。

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 それにしてもこれだけ『イタセンパラ』がいると壮観です。

  水生生物センター

希少種

2010-10-02 | 淡 水 魚
 天気もいいのでJr.と池に魚採りに行ってきました。

 上画像は見事目的の魚が採れたところです。

 アップにすると...



 どうやらタナゴの仲間のようですが...
 水槽に入れてみました。



 実は...『イタセンパラ』です。

 淡水魚の仲間に国の“天然記念物”が4種います。
 『ミヤコタナゴ』『アユモドキ』『ネコギギ』そしてこの『イタセンパラ』です。
 淀川水系と濃尾平野の河川などに生息していますが、今や淀川水系では絶滅とまで言われている“希少種”です。
 モチロン売買する事も、飼育する事も、捕獲する事も禁止されています...???

 じゃあ...違法な事を!?

 モチロンそんな事する訳がありません!
 
 実はイベントに行ってきました。





 大阪府環境農林水産総合研究所 水生生物センターのイベントです。
 
 『イタセンパラ』の保護池で、子供たちが色んな生き物に触れて生き物や環境の大切さを学ぶ内容です。

 Jr.は午前中他の子供が『イタセンパラ』をタモ網で捕獲したのを羨ましそうに横目で眺めていました。
 短パンで膝ぐらいまで水に浸かる程度ではなかなか大物ゲットには至らないと思ったのか、昼からついに吹っ切れたみたいで...



 “水遊び”どころではありません!
 さすが血は争えません...



 もう尋常ではありませんねぇ.....

 でも恥ずかしながら、羨ましくなってしまいました。
 「俺にもやらせろ~!」

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 美しい魚です。
 人工孵化に成功して、今後放流されるようですが...
 放流されて自然再生して定着できる環境が整って維持されていけばいいのですが。

 未来の子供たちに、管理された場所ではなく自然の水域で制限無く普通にこんな魚に触れ合ってもらいたいものです。

  水生生物センター