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『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

舟屋

2007-07-22 |    海   
丹後半島で私が真っ先に思い浮かべるのは、やはり『伊根の舟屋』です。
「舟屋」とは読んで字の如く船の家です。
漁業を営む家はみんな海岸沿いに面していて、船をそのまま家に取り込むような形で家が建っています。一階は船の格納庫、二階は住居になっています。
最近は後背地に住居が建って、舟屋の二階は倉庫代わりになっているところも多いようですが...ただ漁師さんは朝が早いので、お父さんは舟屋の二階で寝起きする場合も多いのでしょう。




しっかり洗濯物も干してあります。

今回初めて海(遊覧船の上)から舟屋を見ました。
いつまでも残したい日本の風景です。


丹後の海

2007-07-19 |    海   
今日は丹後の宮津に来ています。
なかなかの好天気に恵まれ、真っ黒(赤)に日焼けしてしまいました。
やはり日本海の水は澄んでいました。
色々な魚がいたのですが、水中カメラの調子が悪く写真撮影が出来ず、がっかりです。

追加画像


夕景・夜景

2007-06-06 |    海   
「明石海峡大橋」
いつ見ても凄い橋を架けたものだと思ってしまいます。
渡るときももちろんその大きさにびっくりしてしまいますが、離れて見ると周りの地形や海との対比で、「良くぞこんな場所に!」とあらためて感心します。
普段は人工構造物に対しては色々と難癖を付けて認めたがりませんが、この橋に対しては自分が若干関係していた事もあり、素直にスゴイと思っています。
 当然橋やアクセス道路の建設で自然環境が改変されたわけですが、橋のおかげで利便性を増した交通を考えると...確かに逆にフェリーへの負の影響も...色々難しいです。
 結局は色々なことのバランスが取れているかどうかが重用なのでしょうが...


なると

2007-06-01 |    海   
鳴門海峡に架かる大鳴門橋です。
鳴門といえばやはり真っ先に思い浮かべるのが、「渦潮」ですよね。いまさらですが、赤いぐるぐる模様のあるカマボコを『なると』と呼びますが、もちろん『鳴門(の渦潮)』から来ています。
 以前はカマボコと言えば『なると』でしたが、今はいろんな模様のカマボコがありますね。おせちに入っている「松・竹・梅」とか、ドラエモン、ポケモンなんかもあります。
「渦潮」からの連想で忘れてならないのが、『ぐるぐるアンモ』です。橋の両岸、淡路側でも鳴門側でも同種のアンモナイトが産出します。
(産出するらしいです...)
鳴門側には行ったことはありませんが、その内是非『大吉。さん』と勝負!で行きたいと思っています。

橋脚をアップにした画像です。

まるで川の瀬のような流れです。この時は、播磨灘(瀬戸内海)から紀伊水道(太平洋)に向かって潮が流れています。潮の干満によって発生する潮流が海峡の狭隘部を通過する時に(ノズルのように狭められるので)このような速い流れが発生します。
 他に明石海峡、来島(くるしま)海峡、関門海峡などが潮流の早い場所として知られています。

橋脚から流れ去った辺りの画像です。

左下に小さな『渦』が発生しています。海峡を流れ出た潮流(海水)が複雑にぶつかり合い『渦』を発生させますが、この時は大きな『渦』は確認できませんでした。
それにしても自然のダイナミズムは迫力があります。

裏側

2007-05-27 |    海   
 さて、どこの海でしょう?
けっこう綺麗な砂浜でしょう!水もかなり澄んでいますし...
実は神戸の「須磨」の海です。
平安時代から歌にも詠まれ、『白砂青松』風光明媚な地として江戸時代の歌人にも愛された場所です。
しかし高度成長期以降、海の水に限れば(多分)その当時の面影は無く、とてもじゃないけど泳ごうと思うような水ではありませんでした。
しかし、久々に今日じっくり見てみると、「えっ!日本海?」と見紛う程の美しさでした。
瀬戸内海とか大阪湾の水が美しくなったと言われていますが、つくづくそれを今日は実感しました。

さて、本日須磨を訪れた理由は、「須磨海浜水族園」のバックヤード見学です。
所属の友の会のイベントで、水族館の裏側を覗こうという企画で、栽培水槽の見学やエサやりを体験しました。

色々な水槽が並べられている裏方の間です。

色々な魚やクラゲ等々を卵から孵化させたり、病気の魚の治療をする部屋です。エアレーションや水のパイプが縦横無尽に張り巡らされ、決して整理整頓されているような感じではありませんが(失礼!)、いつまで居ても飽きないような『お宝の部屋』でした。

私の大好きな一度は生息地でナマの姿を見てみたい”ピラルク”です。

金属の鎧を付けているような顔です。

宝の海

2007-05-06 |    海   
おらが田舎の「宝の海」有明海に注ぐ六角川の河口近くです。この辺りも潮の干満の影響を大きく受け、干潟が広がっています。
干潟には独特の生き物がいっぱいです。

追加画像

潮が引いたらこんな感じに干潟が現れてきます。
見難いですが、干潟上のデコボコや黒い点は、生物痕か生物です。
またその内に紹介します。


このムツゴロウとシオマネキが大歓迎してくれました。
近日大公開!

波打ち際の自然史

2007-02-10 |    海   
現在きしわだ自然資料館で開催されている「波打ち際の自然史」を観てきました。
海浜や海岸、干潟などに生息する生き物の標本が数多く展示され、波打ち際の様子を知る事ができます。海に遊びに行っても、波打ち際の生き物をじっくり観察したりする事は少ないと思いますが、意外とたくさんの生き物が生息・生活・利用していて、この特別展を観たら、次に海に行った時色々な発見があるかも知れませんよ!
興味のある方は是非観に行ってください。
中ではチリメンモンスターも体験できますよ!

ここに行く前にお隣の貝塚市にある自然遊学館も覗いてきました。

中はこじんまりまとまり広くはありませんが、標本じゃない生きている生き物が少々展示してあり、一つ一つ見ていくと結構時間がかかります。
隣に公園や散策道などもあり、ゆっくり散歩にももってこいです。

漁村

2006-11-14 |    海   
昨日は『港街』今日は『漁港』で、両極端な風景です。
この漁港は能登半島の先の方ですが、カニ漁解禁になり、これから雪に閉ざされるものの、活気付く季節でもあります。冬を前にした特有のどんより空でした。

追加画像


港街

2006-11-13 |    海   
仕事の合間に神戸の街を散策してきました。
神戸といえば港がまず頭に浮かびますね。
でも海からなだらかに山の手まで続く坂のある街はいいもんです。
神戸港のシンボル、ポートタワーです。

追加画像




オリエンタルホテルと大阪湾クルージングのルミナス神戸Ⅱです。

続々・白い貴婦人

2006-10-10 |    海   
<疑惑晴らし画像>
fossil1129さんから「円谷のセットではないか!?」というご指摘を受けたので、トリミング前の画像をUPします。
上の画像の場合は周りに他の対象物がないので...証明できないですね。(笑)



も一つおまけに幕張通過後のディズニーシーです。


これでもかって感じでトウキョウタワーです。



今日の飛行コースは、東京湾の入り口を東へ行き過ぎて、房総半島から反時計回りに東京湾の湾岸に沿って北から羽田の滑走路に進入する経路です。

あ~、ついつい調子に乗って何日分かの画像をアップしてしまった...


続・白い貴婦人

2006-10-10 |    海   
先々週羽田で見かけた『白い貴婦人』を今日空の上から見つけました。
(ちなみに自家用ジェットではありません!)
ちょうど幕張の沖辺りに停泊していました。晴天で結構穏やかな海でしたので、海面にぼんやり貴婦人の影も映っています。

帰りにもしかしてと空港から望遠で覗いてみると、見付けました、が、「んっ?」何と帆を張っています。
(かなり遠くて画像がよくありません...)

錨は下ろしているみたいなので、多分学生の訓練のために帆を張ったのでしょう。
この帆を全て綺麗に張って帆走している姿を次回は見てみたいものです。

白い貴婦人

2006-09-27 |    海   
まず、上の船は東京湾クルージングが楽しめる、『vingt et un(ヴァンテアン)』です。
全長63m、総トン数1,717t、定員300名の客船で、竹芝桟橋を出航し2時間のクルージングをするようです。

本日雨に煙る羽田空港からフライトまでの待ち時間に、何気なく海を眺めていたら目に入りましたので、とりあえず写真を撮って、帰宅後調べたらそういうことでした。

下の船は「独立行政法人 航海訓練所」の練習帆船『日本丸』です。以前は、航海訓練所は運輸省(現在は建設省と省庁合併して国土交通省ですが)の管轄でしたが、現在は前述の管轄になっています。
東京海洋大学や神戸大学海洋科学部また全国各地にある商船高等専門学校、海員学校、海技大学校の学生を載せて練習航海を行っています。
実は航海訓練所にはもう一隻『海王丸』という帆船がありまして、両方ともサイズ(全長、全幅等)は全く一緒ですが、遠目でも一目で見分けられるポイントがあります。画像では見えにくいですが船体を横に走るブルーのラインが『日本丸』は1本、『海王丸』は二本。救命艇(災害時に本船から脱出するボート)の色が前者はオレンジ、後者が白色です。
久しぶりに見たので懐かしくてついつい長々と...



それにしても天気がよければ、NEWウェポンの威力発揮だったのに...

成ヶ島

2006-07-31 |    海   
成ヶ島は淡路島由良港の沖合い(と言ってもかなり近いですが)に沿うように浮かぶ全長2kmにも及ぶ砂洲の無人島です。
暖帯のマングローブとも言える「ハマボウ」や、「ハママツナ」、「ハマウツボ」といった珍しい植物や貴重な植物が今も数多く残っている自然の宝庫です。
画像は島の北方にある標高52mの成山から島の南側を眺めた風景です。
湾曲した砂洲の湾内には干潮時に干潟も出現し、干潟生物も数多く確認できます。
この島でしたら、一日中といわず夏の間中ゆっくり遊べそうです。
また、いつまでもこの自然を残したいですね。