呉港 2010-02-12 | 海 十数年振りに『呉』に来ました。 以前はこの辺りから竹原~三原~尾道とよく仕事に来ていましたが、長いことご無沙汰でした。 浮き桟橋や岸壁の潮位の差の痕跡を見ると“瀬戸内”に来たことを実感します。 心なしか日差しが暖かい感じがします。
外国航路 2010-01-07 | 海 ポートアイランドから眺めた『神戸大橋』です。 橋の本州側は神戸港新港の「第4突堤」で外国航路の船舶が着岸します。 第4突堤の「ポートターミナル」が海外から(へ)の玄関口となっており、中国の上海、天津とは定期船が就航しています。 その他不定期の外航客船や航海訓練所の帆船などが着岸する場所でもあります。 そうこうしている内に見るから外航客船という感じの白い大きな船が入ってきました。 全長約170m、幅24m、総トン数約23,000tの外航クルーズ客船『ふじ丸』です。 もちろん日本(船籍港:東京)の船です。 こんな客船で一年ぐらいかけての“世界一周の旅”なんか... 豪華です。 赤い橋と白い船がいい感じです。 < 神戸 >
海霧 2009-12-29 | 海 舞鶴では秋から初冬にかけ高気圧に覆われた日の翌朝は、気温が一段と下がり霧が発生します。 この季節の舞鶴の風物詩です。 この日も濃い霧に覆われていました。 上画像は舞鶴漁港の状況です。 舞鶴湾の対岸も濃い霧に覆われ、近くの船でさえかすむ程でした。 こんな中船で出港しました。 海上での霧は幻想的な光景です。 湾から外に出て行くと徐々に霧が晴れて行きましたが... 霧は海面から水蒸気が湧いて発生しています。 青空が覗いてきました。 なかなか出逢えない光景です。 (そりゃあこの時季この場所でこんな霧の中船に乗るなんて...普通は考えられません!) < 舞鶴 >
七ツ釜 2009-08-14 | 海 『七ツ釜』は佐賀県唐津市にあり、玄界灘に突き出た玄武岩の断崖に出来た海蝕洞窟です。 七つのカマドを並べたような形からこの名が付いています。 (注:上画像は仙人Jr.撮影) 1925年に国の天然記念物の指定を受けています。 ここの玄武岩は「柱状節理」を呈しています。 「柱状節理」とは岩体が柱状に規則性を持った割れ目を形成することで、六角柱状のものが多く見られますが、五角柱状や四角柱状のものも見られます。 福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞や宮崎県の高千穂峡なども有名です。 周辺一帯でも玄武岩の「柱状節理」が見られます。 『めがね岩』と呼ばれる、玄武岩の“柱”が陥落して空洞となった地形もあります。 近づくと圧倒的な迫力で迫ってきます。 実際は七つ以上あるようですが、“七つの穴(釜)”を確認できます。 Click < 七ツ釜 >
日本海 2009-05-25 | 海 あくまでも美しい青です。 “日本海”です。 「天気晴朗なれど波高し」で、かなり風が強く白波が岸に打ち寄せています。 ただし、湾内は結構凪いでいます。 冬の日本海は、天気もなかなかすっきりしませんし、荒れた海はいかにも厳しい感じがしますが、今の季節は時化ても爽快です。 Click < 若狭 >
BC 2009-03-20 | 海 伊勢湾に面する三重の江戸橋海岸をぶらついていると、別にBC(ビーチコーミング)するつもりはありませんでしたが、普段見慣れたものをたくさん目にすることが出来ました。 タマガイ科の『ツメタガイ』です。 地元の一志層群やその他の主に新生代の化石産地で産出するタマガイの化石そのままの姿です。 ちなみに中生代の産地からも仲間が産出します。 この貝はアサリなどの二枚貝の殻に穴を開けて、中身を食べてしまいます。 < 江戸橋海岸 >
漁師汁 2008-11-13 | 海 本日伊勢方面に出張し、伊勢神宮内宮前にある『おかげ横丁』で昼食をとりました。 こちら方面は頻繁に来ていますが、今までなかなか時間がとれず、この場所には初めて足を踏み入れました。 画像がありませんが、町並みはかなりクラッシックに整備され統一的な景観を醸し出している場所です。 いかにも参道付近の門前町といった感じです。 (平日にもかかわらずかなりの人ごみで写真が撮れませんでした...) 画像はご飯と漬物付きの『漁師汁』です。 ご飯と汁(モチロン具抜き)はお変わり自由でした。 具は、イセエビ(小さ過ぎますが)、ワタリガニ、タイ、オオアサリ、ツミレです。 エビ・カニのダシがよく出ていてなかなかの一品でした。 この他「海鮮丼」や「伊勢海老の天丼」、各種海のものの定食類もありましたが、仕事中の昼食でもあるし、懐具合と相談して断念しました。(笑) <in おかげ横丁 >
願掛け 2008-10-04 | 海 よくある港の風景です。 チョット横を見れば...↓ イカの一夜干しです。 コイツを軽く火で炙って、七味唐辛子マヨネーズで食べると... 最高ですねぇ。 同じ仲間なので、コレを食べるとアンモナイトが大量に見つかる... 訳無いですが... でも逆にバチが当たって採れないという話もありますが! さてどうでしょう? < in 呼子 >
家路 2008-08-06 | 海 海面が朝日を浴びて黄金に輝く中、漁船が横切っていきました。 朝日は黄色っぽく、夕日はオレンジ色っぽいですよね...気のせい? 船の形を見ると、中央前寄りと後ろ寄りにそれぞれ構造物があります。 前方は船橋(操舵室)で、後方はロープや網を巻き取るドラム(ローラー)のようなので、底引きか表層引きの引き網漁を行う漁船だと思います。 例外もありますが、引き網漁は深夜0時とか1時に出港して明け方まで漁を行い、日の出後に帰港するパターンが多いようです。 画像の枠外の右手の方に漁港があるので、多分その港に帰る漁船でしょう。 漁の成果(漁獲)の程は分かりませんが、仕事を終えた漁師がお母ちゃん(奥さん)の「あったかごはん」と「味噌汁」を思い浮かべながら、お腹を空かして家路を急ぐ図だと思います。 <in 淡路島 >
サンタマリア 2008-04-27 | 海 内浦層群のクリーニング済みの化石もなくなってきましたので、かの地のアップはしばらくお休みです。 暮れ行く大阪港をクルージングするサンタマリア号です。 最近色々な港で短時間のクルージングや川(水路)を航行する水上バスなどの観光船がありますが、なかなか地元のヤツには乗らないですね。 東京の隅田川の水上バスなどは乗ったのに... こうやって眺めるのもいいものです。 <in 大阪港 >
浮島 2008-02-07 | 海 いわゆる「浮島現象」です。 大阪湾で見かけました。浮いている島は、大阪湾の南の入り口、和歌山県と淡路島の間にある友ヶ島です。 冬季に冷え込みで気温が下がった時、海上(気温)と海面(水温)との温度差で光が屈折し、島が浮いているように見える現象です。 「下位蜃気楼」とも呼びます。
高所 2008-01-26 | 海 この画像はどういった状況か分かりますか? 実は下に見えているのは海面です。私の足から47m下が海面です。上に見えている白っぽいものは橋の鉄骨です。 明石海峡大橋の本州側にある「舞子海上プロムナード」で体験できます。 大丈夫なのは分かっていますが、足がガクガク震えそうな状況ですよ。 ↓施設が丁度橋(道路)の真下にあるのでこんな様子も見る事が出来ます。 真ん中は点検や作業用の車が走る道路です。 ↓舞子公園が一望できます。 車が走る振動と多分風でだと思いますが、絶えず施設は揺れていました。船酔いする方や高所恐怖症の方はちょっと大変かも... テーマパークのアトラクションではありませんが、なかなかのスリルが味わえました。
飛鳥 2008-01-06 | 海 日本の豪華客船『飛鳥Ⅱ』です。 <全長:241m、全幅:29.6m、総トン数:50,142t> 天保山のハーバービレッジの岸壁に停泊していました。1/5~8の新春クルージング(横浜→大阪→横浜)で、17:00には出港する予定でした。 以前から旅行雑誌などでこの船での「世界一周クルージング」が紹介されていたので存在は知っていましたが、実際見てみるとさすがに大きいです。ホテルがそのまま船になったような感じで... 家に帰ってこの船の事を調べていたら、4月から7月にかけての102日間の世界一周クルージングの料金が3,900,000~19,000,000....高いのか安いのか??? どっちみち縁がありませんが... 夕日が落ち行く大阪港です。
採貝 2007-12-30 | 海 まるで映画『犬神家の...』のワンシーンのような画像ですが、淡路島の海岸で見かけました。 左の海面から二本突き出ているのは人間の足です。そして、右側の黒い塊は浮き輪です。浮き輪には袋状になったネットがぶら下っています。 「採貝(さいがい)」という言葉は聞きなれないと思いますが、正式な漁業用語で、読んで字の如く貝(アワビ・サザエ)やウニなど水産上の(商売になる)海生生物を採る漁業の事です。 画像はまさに漁師が水中に潜ろうとしている瞬間です。浮き輪と体を細いロープで結んで、海底からの採集物を浮き輪に取り付けたネットにキープしていく訳です。浮き輪は、疲れたときにつかまる休憩用ともなります。 つまり海女・海士(あま)さんです。 アップにしたら↓ しばらく眺めていたのですが、あまり獲物は採れていないような感じでした。 一時期、漁師やこういった漁業に憧れた時期もありましたが、自分の体一つで生計を立てていく仕事は大変だと思います。 でも南の島や山奥でののんびりした(そんなに甘くは無い!)自給自足に近い生活は今も夢見ています。