行ってきました。
もともとサクラ大戦は第四をやるためにサターンを買ったついでに
ワゴンで売ってた1と2を買って遊んだくらいのショボイ客でしかなかったし
「ギャルゲー」とか「声優さんとキャラのギャップが…」とかの
偏見からも自由ではなかったんですが
http://tsuru.pekori.to/item/1447
http://tsuru.pekori.to/item/373
http://tsuru.pekori.to/item/272
こちらの王子様ファンサイトに洗脳(笑)される形でムクムクと興味が強まり
「広井王子ファンとして一度は観ておかねばなるまい!」
と思い立ったのが去年の話。
去年の歌謡ショウはたまたま観に行った日のゲストだった
斧彦さんと運命の出会い(笑)を果たし、
米田中将とすみれさんの「裏方にして主役」ぶりに感動し、
やはり田中公平氏は偉大である!と再確認、その他いろいろ感動、
と盛りだくさんで大満足、これは来年も行くぜ!と心に誓ったんですがさて今年。
奇縁が重なり某世阿弥ファンサイトのえらい人、かみーゆさんと
ご一緒させていただけることになりましたよ!
劇場に行く前に秋葉原でしばし歓談。
かみーゆさんはワタルもサクラも天外もいけるぜ!という
広井王子ファンの鑑のような方でありました…。
残暑お見舞いに南弥陀のイラストまで頂いてしまいましたよ!
ありがとうございました!
その後レトロゲーム屋を訪ね歩き、その足で劇場へ。
開場前に外で並んでると大神さんや親方さんたち
一部キャストの皆様が!というのが↓の記事の写真です。
菊池も熱き血潮(笑)の通った握手をしていただきました。
さて本編。とりあえず最終公演なのに織姫さんがいないのはがっかりですよ!
(うまいことぼかして説明してはいましたが。)
ストーリー的には昨年の終わりで思わせぶりな伏線を張ってたよな
と思うんですが、なんかあっさり終わってしまったな、という印象を持ちました。
そういう部分より10年間の集大成をお客さんに示すことを
重視したのかな、とは思いましたが。
なんだかんだ言って、最後は綺麗にたたんでくれたので満足でした。
殺陣のシーンは完成度高かったです。
さくらさんがタスキがけで斬りまくるシーンはカッコ良かったですよ!
あとやっぱ田中公平氏の曲の力はすごい、と改めて思いました。
「さくら咲いた」の曲と米田中将・かえでさんのデュエット曲が特に良かったです。
今回は最後だし生オケ復活!ということらしく、
オケピで自らタクトを振っておられましたよ。
あと休憩時間中に山口勝平さんらしき方をお見かけしましたよ!
どうも確信を持てなかったんですが後で各所のレポを見ると
ご本人で間違いなかった模様。
日のり子さんとご一緒だったようです。
「カブキさん、友達…です…よね。」とか言って声かければよかったなー。
ついでに会場のお花。
ワンピースの作者の人とさくまあきら氏。
春猿さん。
歌若さん。
Vジャンプ(笑)。
ハドソン。
そういや今回の歌謡ショウ、NHK(BS?)での放映が決まってるらしいんですが
…いいんですか?(笑)
わー。
もうカブキの子孫とか出しちゃってください。
公式サイトの紹介記事(下の方)。
http://web.comicblood.jp/monthly/index.html
時は19世紀末――。突如ロンドンに響き渡る銃声……。発見された死
体には、驚くべき秘密が隠されていた!! あの名探偵シャーロック・ホー
ムズの血を引く、双子の姉弟・アイリーンとヴィクターが謎に挑む! 性
格は対照的でも、ふたりとも推理力は抜群。シャーロックから受け継い
だパイプと虫眼鏡を手に、推理が冴える!! 荘厳なヨーロピアン調にも
要注目の、新しい「ホームズ」による少年探偵物語、いまここに開幕!!
「原作:シナリオ工房 月光」というのがこれまた。
ひょっとして桝田氏のご縁だったりしてな。
ソフトバンククリエイティブの雑誌みたいだし。
しかし(サクラだのほのぼのレイクだのはありつつ)
天外以降では辻野氏の名前が表に出るのは初ではないか。
マジで楽しみです。
まあこれこそ天外は「ひとまず終わり」である
ということの表れなのかも知れませんが。
天外が復活する前「いっそ天外3は辻野氏にマンガ化してほしい」とか思ってたなー。
更新停止…。
そして主人公ズからハブられるヒガン…。
(今のタイミングであそこに加わっても微妙といえば微妙だが。)
みなさん本当にありがとうございました!
玉ちゃんさんも最後までありがとうございました!
というかもうちょっとキレイに見える画像を載せた方がいいと思いますよ!
せっかく良いものができたのにもったいないっす。
動物崇拝(トーテミズム)の話が出てきました。
※トーテミズム:特定の動植物がある一族と特殊な関係にあるとされる
信仰で、しばしばその動物は一族の祖先とされる。
(「マッドメン」の註より。)
読んでて思ったのは
360版ZIRIAの「化体成山(かたいせいざん)の者ども」
ってこれのことじゃないか、ということです。
と思ってたらあだち氏がそんなことを書いてるのを発見しました。
とりあえずこちら。「南洋RPG」の話とも関連して。
1;天外魔境縄文編(天外魔境超古代編)
―――作ってはみたいが、ちゃんとしたRPGになるかどうか分からない。
何かの副世界として成立するか?
ムー大陸とかのフレーバーが必要か。
縄文人の生活を描くのでなければ、この世界は意味がない。
南洋ロープレ*になるのかもしれない。
<ガマ族><ヘビ族><ナメクジ族>とかいうのは、この時代の部族のイメージである。
あるいは、超古代編として、超古代史をやるべきか?
<山海経>の世界など、見てみたい。
*南洋ロープレ=西洋があって、東洋があるんだから、
南洋ロープレというのもあるだろう……と言ったら、
<エルファリア>の企画を立ち上げる時、皆に笑われた。
結構、本気だったのだが、乗りが無いのにごり押しするほど、
ネタを持っているわけでもないのでそれはそれで終ったけど、
熱帯の島々をプカプカ、船に揺られて冒険するのもいいよナー……
というより、その頃読んだ、荒俣さんの「地球暗黒記」の
<ナナ・ヌウ>というような響きに私もときめいていたのだ。
諸星大二郎の「マッドメン」シリーズみたいなの……、
あるいは、マウイの神話を下敷きにしたようなお話し。
……その辺で停まっている。
(レッドのサイトに昔あった天外ページで公開されていた「ジパング年代記」という文章の一部。
「縄文編」から「宇宙編」まで「時代」ごとに「ジパング」の世界観が解説されてます。
ちなみに天外1~3は「太平記」の時代とされてます。
InternetArchiveに残ってないので菊池の手元にあるやつをコピペ。)
あとこれ。
「産霊山秘録」の第一回の章題が<神変ヒ一族>というのだ。これが、<ヒの一族>
の元祖だ。―――が、<ヒの一族>が半村さんの<日ノ民>であるわけではない。
RPGにおいて、滅び去った文明は宝物の設定のために必須なものだ。<ヒの一族>は
その古代文明の担い手として設定されたのだ。<ヒの一族>の血統が勇者(主人公)に
なってしまうというのは、ゲームとしての分かりやすさを求めて行った結果だった。
主人公=勇者である簡単な<いわれ>が求められた―――ということにすぎない。
物語の主人公が<ヒの一族>である必要は、本来、ない。
http://web.archive.org/web/19990202143324/red-jp.com/ten/chada8.htm
と、ここで思い至るのが「FAR EAST OF EDEN 研究序説」(以下「研究序説」)の
冒頭に書いてあったヒの一族とネの一族の定義。
「ヒの一族は道術を持った大陸からの渡来人、
ネの一族はジパングに元々住んでいた土着人」
といった記述が(当時の菊池にとっては)
唐突に出てきて戸惑ったもんです。
ちなみに「ネの一族」については
「何年も歳を経た器物や動植物が仙人となった妖怪たち」
とも書いてあります。
これぞ化体成仙(けたいせいせん)ですな。
亜蘭炭士氏がいかな資料からこのヒの一族とネの一族の定義を
導き出したのかは分かりませんが、ここで注意せんといかんのは
「研究序説」が明らかにしようとしているのは
「ゲーム版天外」でも「小説版天外」でもなく
「FAR EAST OF EDEN」の実像である、ということだと思います。
じゃあ「FAR EAST OF EDEN」とは何なのか、
という話になるかと思いますが、菊池なりの理解を言えばそれは
あだち氏の頭の中にあって、今も変容し続けている「天外の原イメージ」
ではないかと思います。
「P.H.チャダ氏による天外の原作『FAR EAST OF EDEN』」と
「とりあえず」呼ばれているものの「実体」はそれである、
と菊池は理解しています。
ついでに言うとその変容する過程のリアルタイム(?)ドキュメントが
「あ氏の部屋」の「読書雑記」であり
天外公式サイトの「天外仙人見分」である、と。
ここまで書くと仰々しすぎるような気もしますが(笑)。
で、ゲーム版天外は言わずもがな、小説版天外(とりあえずZEROとか第四のは除外)ですら
それの「あだち氏による編訳・小説化」である、と理解すべきなのではないかと。
長くなったので続きます。
研究序説をどう読むかとかトーテミズムとかはとりあえず投げ(笑)。
ククリヒメは別に禊ぎに関わったということはなく
「何か言った」と書いてあるだけでした。
勘違いしていたようです。
とりあえず自分の過去記事にトラックバック。
http://blog.goo.ne.jp/tenshichu/e/03c7f67ba5a2ff719c00d08c7c4645ba
「宗像教授伝奇考」の流れで読んでみました。
あだち氏が昔レッドのサイトの天外ページで
「南洋ロープレ」という概念の発想のヒントとして挙げていた作品。
そういやmixiの「エルファリア」のコミュニティで「「ラ」の力」という
ネーミングはパプア・ニューギニアあたりのものではないか、
みたいな話題があったんですが…。
とりあえず一回流し読み。
なんか「CANNABIS WORKS」
に載ってた「未制作のゲームのためのボード」中のいくつかの絵と
似たような構図の場面が何ヶ所かあったんですが
気のせいでしょうか。
そういや旧天外3の情報が出始めた頃、Vジャンプかなんかで
広井氏がどっか「南の島」に取材に行ってたな、と
天外3の設定資料集、巻末の座談会を見ると
久保 取材でバリにも行きましたよね。
広井 なんでバリに行ったんだっけ?(笑)ああ、バロンダン
スとかケチャを取り入れようと思ったんだな。成果は……イダ
テンの仮面に出てる(笑)
らしいです(笑)。
旧天外3には「南洋RPG」的要素があったのではないか、と思ってるんですが…。
マッドメンというと菊池の世代的にはまずコレ
http://game.snkplaymore.co.jp/official/nbc/character/mudman.html
が思い浮かびます。