はじめに
病気後、病院と薬との関係が3年間になると気になり始める医療費の自己負担。少しでも倹約しようとの動機も生まれる。
今日は医薬の値段に関する話を書いてみました。*先発と後発薬は使い分けをしています。ご興味あればコメント欄をご覧ください。
先発薬と後発薬の値段差
毎日血をサラサラにする薬を飲んでいる。この薬には副作用(胃壁を痛める)があるので、胃薬も併用している。この胃薬は先発薬しかなかったが後発薬が発売になった。
胃薬の方は2回変更してもらい、今のに落ち着いている。
入院中午前4時頃胃を刺すような痛みに悩まされて、薬が強すぎるのではと睨んだ。それで2回軽いのに変更してもらい、同じ薬効の薬で一番軽い薬にしている。
この胃薬は先発薬しかなく、後発薬が出て欲しいと思っていたら、22年12月に後発薬が発売になった。それは一錠が26.8円。前の先発薬は同57.6円。
*この医薬については、後日談があります。朝方の胃痛が前の薬ほどではないが止まらない。23年7月受診時、医師に相談し、ついに服用を止めた。5月から飲んでいない。朝方の胃痛とは完全におさらばできた。
薬効が同じ後発薬にも値段差がある
血をサラサラにする薬は最初から後発薬だった。ところがかかりつけ薬局にした店で、同じ後発薬で、さらに安いのがありますよと、教えてもらいそれを使っている。前のは一錠45.7円で今のは同26.0円。前の製造会社は「日医工」。製造工程で不正が発覚し、会社が傾いた後発薬製造大手会社。錠剤には製造会社名が書いていないので知らなかった。
保険薬局と診察料にも料金差がある
また、調剤薬局に料金差がある。退院後使った3つの薬局に、基本料金差があるので気づいた。わたしは基本料金が一番安い薬局をかかりつけ薬局にしている。チエーン店でなく、いつも待ち時間ゼロで対応に問題ない。もちろん、顔馴染みである。
さらに、病院の診察料金にも差がある。
かかりつけ医をお願いしている診療所は、診察+投薬料金が1490円。ところが、皮膚科・眼科・内科を受診する総合病院は、同じ内容が580円である。*現役なので3割負担。
料金だけを考えれば、総合病院に統一すれば良いが、自宅近くにあるかかりつけ医にはメリットがある。顔なじみでコミュニケーションをとりやすいし、夜間・土日の緊急対応をしているので、安心感はある。再診でなければ、緊急受け入れをしない病院が増えているとの情報がある。
なので、使い分けをしている。
まとめ
毎日飲む薬代なので、差額は大きい。2錠で差額は50.5円だから30日では1500円ほどになる。12か月では1万8千円にもなる。
なお最近、花粉症対策用の点鼻薬をかかりつけ医で処方してもらった。私が希望する薬を医師がパソコンを使い探してくれ、お隣に座る記録係のひとも探してくれ、スマートホンの画像を見せてこれですかと言ってくれた。
以前から鼻が反応すればすぐに使う薬で、効き目は一発である。自分には薬効あるものだが先発薬。一瓶が1,800円ほどする。後発薬だと500円程度で済む。*成分以外に、容器形状が違うので使い勝手に大きな違いがある。一度後者も効果を試してみよう。
*これにも後日談があります。後発薬でも効果あることを確認できたので、次回からは後発薬を選ぶ。
庶民なのだから、適切な節約方法を探して取り入れて行けば良い。医療費の削減にも繋がる。
*上記記事は個人の体験に基づく感想です。数字は事実ですが選択は皆様の責任でお願いします。
また、数字・値段は執筆時点のものです。
大手製薬会社の内部だった人に知人がいます。
その人から聞いたネタを提供します。
ジェネリックの薬は、
先発の薬と完全に同じ効力が有る訳ではありません。
なぜなら,試験&テストの厳しさが全く違うからです。
パッと見の成分は一緒だとしても、人体への吸収率等が違うとか〜
これは一般レベルの薬剤師は知りません。
(私もしつこくジェネリックを勧められたの事があるので、確認したら知らなかった)
ですから,ここ一発!効かないと困る!薬はジェネリックはお勧めしません。
しかしジェネリックにもオーソライズド・ジェネリック (AG)というものがあります。
これは先発メーカーが(下請けに)ジェネリックとして出した薬とかです。
これは完全に製造が一緒で、作ってる工場や製造ラインが一緒だったりします。
ジェネリックなら AGをお勧めします。
ジェネリックを薬局が薦める理由は、
(国が医療費削減を目指している影響で)
ジェネリックを使えば使うほどバックマージンが入る訳です。
安い薬にバックマージンが入る!
つまりどれほどの原価で作られているか?!
原価が安いものに良い物は存在するでしょうか?
余計なお世話かもしれませんが、
命に関わる事なので、
知っている情報を提供いたします。
ご参考までに〜
AGという言葉は初めて知りました。
参考になります。
さて、世間の後発薬に対する抵抗感は、おっしゃるような根拠からきているのでしょうね。
私は、先発・後発の使い分けを意識しています。安全性・経費・目的で。
後発専門の会社には抵抗感があり、新薬も作る製造元には安心感があり、即効性を求める時は新薬。
長期服用で多少効き目が弱くても良いと思えば後発。
記事に書いたかかりつけ薬局さんが紹介した後発薬は後発薬専門会社製造ではありません。
日医工は後発専門でしたので、後発不信を助長するものでした。また、同じ後発同士での値段差には驚きました。
わざわざの書き込みありがとうございました。
(^^)
抵抗感と言うか、事実を正しく知って,理解して、
どう判断するか?
ですね~
何かを買う時に、100円ショップで充分なモノも有るのと同じで~
この件は現役の薬剤師も知らない方が多いので〜
吸収率の違いなど、知らないのに強く否定されていたのが印象的でした
(マァ,放射性物質の害と同様に、不都合な真実は教えられませんが)
AGは不勉強の薬剤師さんは知らないかも〜
ブログ主さんの様に調べて選択するなら大丈夫です〜
因みに私も調べて、使い分けです(笑)
「何かを買う時に、100円ショップで充分なモノも有るのと同じで~」
この例え、的確で感心しました。文才の違いでしょうが、真似ができればと思いました。
吸収率の違いは聞いたことあるのですが、現時点ではそこまで調べてはいません。
病気してから、健康に関する投稿は多くなりました。今後も、拙ブログが目につき、ご意見等あれば書き込みをお待ちしております。