記事の要点
・脳に機械を埋め込む
・サイボーグなのかロボットなのか
・過去記事(人間型ロボット君が実現してくれる社会)
この新聞記事を読んで書きました。
脳に機械を埋め込み、既に実用化も始まっていることはこのブログで何度も書いてきました。
この人体の一部に機械を埋め込んだ人間は「サイボーグ」と定義されています。
病気が原因で、このような人間は現存しています。
その延長線上に、脳に機械を埋め込むことが始っています。
「脳に装置」治験で患者募集 米新興、マスク氏企業と競う
脳波でコンピューターを操作する技術を開発する米新興シンクロンは8日、大規模な臨床試験(治験)に向けた患者の募集を始めたと発表した。脳に装置を埋め込んで信号を読み取る。同様の技術は米起業家のイーロン・マスク氏が率いる企業も手がけており、開発競争が激しくなっている。
シンクロンは2021年に米食品医薬品局(FDA)の認可を得て、6人の患者に脳波を読み取る装置を移植。オーストラリアでも数人を対象とした試験を実施した。米国で新たに数十人規模の治験に向けた準備を進めており、オンラインで患者の募集を始めた。
今回の治験についてはまだFDAの認可を得られていない。同社の広報担当者は日本経済新聞の問い合わせに対し、治験の実施時期について「ノーコメントだが、まずは現在進行中の米国での試験を終える必要がある」と答えた。
脳波で機械を動かす技術はマスク氏が率いる米新興企業ニューラリンクも開発している。マスク氏は1月、最初の患者が同社の装置の埋め込みを受けたと明らかにした。
筆者はAIを持つロボットに、人間の生活が脅かされると考えていない。
人間史には「機械打ちこわし運動」はあった時期がある。だが、機械化ーつまり省力化ーにより生活水準は底上げされ、豊かになった。
優れた頭脳を持つ人間型ロボットが登場すれば生活はさらに便利になると思う。
健康寿命を過ぎた人間でも、リアルには無理であっても、仮想現実技術を活用して、どこにでも行けるようになるだろう。
介助は人間ロボット君が助けてくれる。
さて、工場現場のロボット導入により生産量はこれまでの比ではない。
24時間動き続ける。これまでよりも少数の人間で現場は回る。
労働者一人当たりの生産量は増えて、製造費が下がる。
だから、生産性は上がる。
短期は省力型、中期は協働型、そして長期は人間型ロボット労働者の登場だ。
また販売現場のロボットは、24時間365日動き続ける。
さらに事務現場でもロボットは活躍する。
突発休(勤務予定時間の直前、今日休みます電話)によるシフトの穴が生じない。
決済は顔認証なので、スマートホンは不要。
通信は、装着した超小型機器で行う。
手は不要(持たない、操作しない。音声認識)。
モノだけではなくコト商品にもロボットの導入が始まった。
労働力不足? 過去の課題となる。失業者(=求職者)はいない。
だから人手不足問題は消える。エッセンシャルワークは残る。
根本的なことは、考えるのは人間だ。大多数の人間は自宅で、AIロボットと戯れる。移動体は、空を自動運転で飛ぶ。
そして、ここからが伝えたいことだ。社会の富(付加価値)はロボット労働者が稼いでくれる。
ロボット君が稼いだ富の分配、これが最重要課題になる
人間が「確定しない動物」(ニーチェ「善悪の彼岸」)であった人間を卒業できれば、夢のような生活が実現できる。
働く人間は、みな公平に高収入を得る。
もう過去の人間が好きだった戦争はない。
人間は全員が豊かだ。
人間が奴隷である歴史は終わるかもしれない。
人間にはできないが、世界に君臨するAIは、人間社会を変えるでしょう。
バラ色に描き過ぎだろうか。
肉体労働者はロボットが置き換わるのも時間の問題かもしれないです。
富の再分配は行われないのではないでしょうか?
そのままブルーカラーの仕事が不要になれば
彼らはミニマムインカムを得るでしょうが
一方の富裕層は宇宙旅行が当たり前となる!
AI全盛でも
富裕層はAIを自分たちの独占技術として
AIが活用出来ないお方は取り残される
今の時代は
どれだけ最先端の技術を活用出来るかに依存しているので
そう言い情報収集能力と活用で新しい貧富差が生まれるのではないでしょうか?
ロボット時代が来ることに、異論は少ないでしょう。
イノベーションを止めれません。
富の再分配の点については、意見多発かもしれません。
俺の稼ぎは俺のものだ、ですが、それだけではうまく人間社会は回りません。
人間にはできないですが、AIが人間社会を変えてくれるように思います。
意志の問題