ルアーコーシング 高速度モードでの撮影

サイトハウンドは走っている姿が一番美しい。
それは、彼らが早く走ることを目的に長い時間をかけて作出されてきたからであり、
その瞬間に彼らが持っている本来の能力が最大限に発揮されているからである。

ルアーコーシングは、彼らのそんな魅力を存分に引き出すドッグスポーツである。

彼らが全力疾走をする時は、ダブルサスペンションギャロップで走る。ある時は
耳を頭の後ろにぴたりと付け水平飛行をし、そして次には前足と後ろ足を交差させ
体を丸め弾丸のように飛んでいく。

コーナーへと侵入するときは、長い尾をうまく使いながらバランスをとり、体を
目一杯にコーナー内側へと倒し、コーナーの頂点を抜けるとアウトへ膨らもうとする
体を懸命に踏ん張り体制を立て直し、直線へと飛び出していく。

そして　その全てのフェーズで、彼らはルアーに対して集中し、決して目を離さない。

ため息が出るほどに美しい。我々が行っているルアーコーシング会でも、ルアーを
綺麗にトレースし、ゴールへと突進し、ルアーにアタックをかける犬を見ると
ギャラリーの中から自然と「ナイスラン」というコールと拍手が沸き上がる。

動画はそうした一連の流れを我々の前に再現してくれ、当日の臨場感を思い出させて
くれる。また写真は、その中から一瞬の時間を切り取り、水平飛行やコーナーへの
飛び込み、彼らの薄い皮膚の下の筋肉の盛り上がり等を見せてくれる。

高速度モードで撮影した動画は、その動画と写真のいいとこ取りをしたような物である。

以下に紹介する動画は、ＣＬＣＣ2013年第２回大会に　山口県・秋吉台サファリランド
のチーター飼育員の方が見学に訪れた際に撮影してくださったものである。何故山口県
から、しかもチーター飼育員の方がルアーコーシングの見学に訪れたかは、また後日
アップするが、取り敢えず動画を楽しんで頂きたい。

動画は当日走行した14頭の犬が映っています。時間を約10倍に延ばして撮影してあるので、
一本が3分から4分となっています。尚、名前のわからない犬は大変に申し訳ありませんが
犬種のみ記載してありますので、該当のオーナーさん若しくは名前のわかった方は、
ＣＬＣＣホームページ→「メール連絡」にて、お手数でも犬の名前をご連絡ください。
或いは、本blogへのコメントでも結構です。
随時こちらでメンテナンスしていきます。



■ウィペット・スプーキー・スプーキー君
　

■ウィペット・ケビン君
　

■ウィペット・ジョン君
　

■ウィペット・オリーブちゃん
　

■ウィペット・つくしちゃん
　

■ウィペット・マーク
　

■ウィペット・ジャスティン
　

■ウィペット・ヒューゴ
　

■ウィペット・テニー
　

■ドーベルマン
　

■サルーキー
　

■サルーキー
　

■ボルゾイ
　

■グレイハウンド・エヴィータ
　

以上