このおにぎりは、きっと、今年一番印象に残る食事でしょう。
深夜ホームに駆けつけ、そのまま朝にセレモニーホールに移り、
父に付き添っていた私に、Kさんが握ってきてくださった朝ごはん・・・
でも、なかなか喉を通らずに、ようやく、一口ずつ頂いたことを
よく覚えています。
ここのホームでなかったら、まず100%、父は外に放り出されていたと思います。
老人ホームの研究会で「問題行動への対処事例」として研究発表された程に
どうすることのできなかった時期がありました。
当時、フロアのリーダーだったKさんは、すでに別の部署に変わっているのですが、
深夜にも、そして焼き場にも付き添ってくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
明日は、父の、初めての月命日。Kさんと久しぶりの再会です。
まだ一か月なのか、もう一か月なのか、よく分かりませんが、
思い出話に花が咲きそうです。