テンフォワード

浮き草みたいなヤツが、本当にどうでもいいような戯れ言をほざきます。さっさと死ねばいいのにね。

葉桜の季節に君を想うということ

2007-04-11 22:20:31 |  未選択

 歌野晶午の、SF商法を初めとしたいろいろな詐欺をメインの題材にした「ヤラレタ!」系ミステリー。“ある認識”を逆手に利用したトリックには驚かされました。
 読み返してみれば、かなりわかりやすいヒントがそこここに散りばめられており、上級ミステリアン(ミステリーファンのこと)は途中でトリックを見抜いてしまうのだろうが、俺は完敗でした。謎解きの部分で声に出して「おわっ」とか言ってんの。


 良作認定。この作家のほかの作品も読んでみようと思います。