客、俺ひとり。
予告時、「金もらっても観ねーよ、こんなクソみてえなの」とか、しんのすけのセリフに「何言ってんだこいつゲラゲラ」など、ひとりごと言い放題。
実に快適な観賞環境だった。
作品としては、このところ俺の中では不作続きだったクレしん映画で、久しぶりにおもしろいと思えた内容だった。
小ネタもそこここで効いていて、クスクス度もなかなかに高い。
「爆発! 温泉わくわく大決戦」(もう18年も前の作品だ。このあと観よっと)を覚えている人は、「あっ」ってなるキャラふたりがカメオ出演してるよ。
ただ、全体的には無難にまとまりすぎてる感が強くて、もっとはっちゃけたところが欲しかったかな。
あと、ヒロイン不在なのも物足りない。「そんなのなくていいよ」って意見もあるだろうが、俺は違うんだようるせえ黙ってろ。
ゲスト声優は雨上がり決死隊のふたり。「戦国」のとき同様、タレントさん本人役ではないが。
宮迫さんは相変わらずの安定感だ。本編中は、誰が演じているのかわからなかったからね。これ、実はすごいことだと思う。
そんな感じでした。次、何観っかなー。