てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

瀬戸 散歩

2022-12-23 23:44:39 | 旅行
 最近 趣味で焼き物をやっています。先日一緒のクラブの有志と交流会がてら、焼き物の勉強のため尾瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムに見学にいってきました。

1.瀬戸蔵ミュージアムへ
 まず名古屋からは、栄町から名鉄瀬戸線で尾張瀬戸まで。そして川沿いを歩くと瀬戸蔵ミュージアムにつく。
 かつてこの川は、粘土で真っ白に濁り、空は陶芸窯からの煙で真っ黒であったとのこと。



瀬戸を流れる川


2.瀬戸蔵ミュージアムの建物
 瀬戸蔵ミュージアムは、「産業観光」「市民交流」を支援する複合施設 瀬戸蔵の2階/3階にある。1階は陶磁器のショップがあり、その他の階にホールや会議室があるとのこと。2階には、ここを訪れた有名人の色紙がずらりと並んでいた。
 我々は10数人の集団で、待ち合わせは1階だった。そこには瀬戸市の現在の誇り、藤井聡太五冠の紹介、戦績が華々しく飾られていた。



藤井5冠の紹介記事   次が戦績表(この時は竜王戦、次は羽生9段との王将戦)


<強すぎる・・けど >



強すぎる
でも 今回は
羽生さんに
勝たせてあげたい
ひそかにおもう。


 またちょうどクリスマス飾り設営の真っ最中だった。 





3.瀬戸蔵ミュージアムの中



瀬戸蔵ミュージアムの入口の歓迎パネル


 ミュージアムに入ると、2階にはかつての瀬戸電の車両と駅をモデルにした展示がある。今日私が乗ってきた名鉄瀬戸線のコースを、人より寧ろ焼き物を載せて運ぶことを目的とした瀬戸電があった。



 そして、かつての焼き物工場の設備と中の雰囲気を並べたエリアが広がる。古い窯、焼き物材料を調整する機械(石をすりつぶす機械)、ろくろや型への流し込みの器具が並ぶ。






 そして、瀬戸地域の焼きもの産業の歴史が展示されている。最後に現状パネルがあるが、大きな産業となっている(次の写真)。
以前 別の焼き物産地にいった時、陶磁器総体のことを「瀬戸物」と言い、申しわけないことをした。

<故郷では陶磁器=瀬戸物>



焼き物を
瀬戸物といったら
渋い顔
申し訳なかった
〇〇焼きの里


 3階に上がると、東海一円の古代窯から瀬戸の焼き物への流れ、そして江戸時代に磁器技術が入り、明治/大正の海外輸出を含めた急激な事業拡大と技術向上、そして戦中の困難な時代、そして戦後から現代に至る瀬戸の焼き物の製品が、丁寧な説明とともに展示されていた。一部に瀬戸の有名な作家の作品もあった。(人と組合わせたりして写真を撮ったので、ここに掲載するいい写真がない。)

<視線乱れず>



うますぎる
美声に乗せた
説明に
携帯なっても
視線乱れず


 ここでは学芸員さんの、流ちょうな説明を受けました。



4.おわりに
 私は瀬戸を40年ぶりに訪問したが、その頃は小さな焼き物屋でゴチャゴチャしていたが、すっきりした街になっていて驚いた。
 また瀬戸蔵ミュージアムは確かに産業観光の拠点としては、ちゃんとした施設で、焼き物の知識を持ちたいとおもったら、一度訪れるべき施設であると思う。
 ただ私がこれを作ってやろうという形状や色彩はミュージアムの中にはなく、1階のショップの中にあった。やっぱり作り手の意図とか感覚に通じるものがあるのだと思う。
 

 クリスマス飾りは終わっていて、上を見るとドームへ向かってサンタクロースが登っていた。


<クリスマス>



欧州で
戦争ありても
サンタ来る
平和への何か
持ち帰ってほしい

 持ち帰っていただくものは、何がいいのでしょう。


コメント
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