株の整理
2018年12月30日 | 株
長年株の売買をしている。
デイトレーダーのような真剣な取り組みではないが、ここ10年を振り返ってみると、そこそこの儲けは確保している。
とはいっても、証券会社から見れば決して儲かる客ではない。
扱う金額は知れてるし、売買の頻度も少ないからだ。
それでも昔のように証券会社にいちいち電話をしなくていいので、気楽である。
パソコンを開けば刻々と動く株価がわかる。パソコンから買いも売りも入力できる。
半ば趣味の感覚で続けているが、政治経済の動向にも目を向けておく必要があるし、ぼくのような暇があり余っている者にはぴったりの遊びだと思う。
今年の取引は一昨日で終わり、残念ながらこの1年では若干の損失となった。
12月に入ってからの暴落が痛かったが、終わったあと何をいってもしかたがない。
昨日は来年に備えて、チェック銘柄の選定作業をした。
年初に50銘柄だけ選定しておいて、原則週サイクルでそれをトレースするというスタイルをとっている。
それに加えて、日々新聞記事をチェックし、新しい材料を見つけたらスクラップしたり、トレース銘柄に追加したりする。
基本となる資料は会社四季報の新春号で、ポイントは財務状況と業績の変化だ。
業務内容は簡単な説明だけではよくわからないので、対象はある程度知ってる会社に搾り、新顔にはあまり手を出さないようにしている。
参考のために、1年前に発行された雑誌「プロ厳選の500銘柄」を開いてみた。
今年も同様の雑誌は出ているが、こうした雑誌の予想はあまり役に立たない。
すすめている銘柄はすでに材料が知れ渡って大きく上がっているし、たいていの場合その直後に天井をつけて暴落することが多い。
それがこの1年どうなってきたかというのをチェックするのも面白いのだ。
そんなことをしながらようやく半分チェックを終えた。