正直な気持ちを伝えてみよう~true to the haert

家族のこと・・・そして世界平和のことも。
すべての人の幸せを願って・・・

クァナでの虐殺

2006-07-31 20:16:22 | 平和や人権のこと
レバノンの南部にあるクァナという町で、イスラエル軍の空爆によって子ども34人を含む50人以上の人が殺されました。

しかも夫の話ではBBC URDUによると子どもたちのなかには10人くらいのハンディキャップを持つ子たちも含まれていたという・・・


なんという卑劣な行為。

イスラエルに言わせるとその建物の近くからミサイルを発射していたヒズボラが悪いのだという・・・
イスラエルは数日前からビラで避難を呼びかけていたのだから逃げないのが悪いのだという・・・

無茶苦茶な論理だ。

パレスチナでもレバノンでもやりたい放題、無茶苦茶な論理で「自衛」のためとすべてを正当化して毎日他国の民間人を殺しまくる・・・それを許し世界に黙認させるべく擁護しつづけるアメリカの責任は大きい。

・・・許せない・・・


殺さないで・・・

2006-07-30 21:59:58 | 平和や人権のこと
「Electronic Intifada」のこちらの記事、「Terrorist Donley Joins Family in Death」について、「P-navi info」のこちらのエントリーにもコメントさせていただいたけれど、本当に辛い悲劇だと思います。

ロバに牽かせた荷車に乗っているところをロケット弾で攻撃されてしまった11歳、14歳、17歳の少年たちとそのおばあちゃん・・・
なんの罪もない・・・ただ家のお手伝いをしていた少年たちやお年寄りに攻撃する意味がどこにあるのでしょう?

パキスタンでもそうですが、このくらいの子どもたちって実によく家のお手伝いをするんですよね・・・そして両親や祖父母や目上の親戚を大切にするのです。

この子たちがどんな子だったかなんて私には知りようがないけれど、記事の中にある負傷して病院に横たわる14歳のShadi al-Attar君の写真に写っている彼の荒れた手を見ればこの子たちがどんな生活をしていたか・・・農作業などの家のお手伝いをどんなにしていたかは容易に想像できます・・・。


私たちはもっと怒らなければいけないと思います。

パレスチナでは毎日たくさんの人が殺されています。



「Electronic Intifada」のこちらの記事、Israel killed 31 children in Gaza during the past 31 daysにはタイトル通り、これまでの31日の間に殺されたパレスチナの子どもたちの名前が記されています。
Shadi al-Attar君の11歳の弟の名前もあります。

Anwar Isma'el Atallah, 12 years old
Saleh Sleman Al Jemasi, 16 years old
Ruwan Fareed Hajjaj, 5 years old
Khalid Nidal Abed Al Karim Wahbeh, 1 year old
Mahfouth Farid Nasseer, 15 years old
Ahmad Ghaleb Abu Amshah, 16 years old
Ahmed Fathi Odah Shabat, 16 years old
Waleed Mahmoud Al Zinati, 12 years old
Salah Adeen Hammad Abu Maktuma, 17 years old
Ibrahim Ali Khatoush, 15 years old
Mahmoud Muhammad Al Asar, 15 years old
Ibrahim Ali Al Nabaheen, 15 years old
Ahmad Abdil Mina'm Abu Hajaj, 16 years old
Nasrallah Nabil Abu Selmieh, 5 years old
Aya Nabil Abu Selmieh, 7 years old
Iman Nabil Abu Selmieh, 11 years old
Yahya Nabil Abu Selmieh, 9 years old
Huda Nabil Abu Selmieh, 13 years old
Basma Nabil Abu Selmieh, 15 years old
Sumaia Nabil Abu Selmieh, 16 years old
Raji Omar Deif Alla, 16 years old
Muhanna Sa'ed Mesleh, 16 years old
Ahmad Rawhee Abdo, 13 years old
Ali Kamil Al Najar, 13 years old
Fadwa Faisel al 'Urouqi, 13 years old
Mohammad Awad Muhra, 17 years old
Khitam Muhammad Tayeh, 11 years old
Nadee Habib Al Ataar, 11 years old
Saleh Ibrahim Nasser, 13 years old
Bashir Abdullah Awad Abu Thaher, 12 years old
Sabrine Naser Habib, 3 years old.

この中には夫の友達や親戚と同じ名前も・・・

なにもできなくてごめんなさい・・・
どうか安らかにお眠りください・・・


忘れ去られたガザ~パレスチナ

2006-07-27 20:09:56 | 平和や人権のこと
ヒズボラとイスラエルの衝突ですっかりガザのことが忘れ去られてしまった感じがします。

たった今もNHKで中東に関して特集しているけれど今のところガザのことには一言も触れられていません。

あちこちの掲示板などでもヒズボラによるイスラエル兵の拉致が今回の発端のように語られ議論されていてその前に起こったガザでの衝突が完全に無視されてしまっています。


でもガザでは毎日死者が出ています・・・・

昨日の水曜日だけでも三人の子どもを含む24人のパレスチナ人がイスラエル軍の攻撃によって殺されています。



26日の水曜日に殺されたパレスチナ人

1.Bara' Sabah Habeeb, child, 3 years old.
2.Yasser banat, 23. member of the Islamic Jihad.
3.Mohammad Adas, 26, member of the P.A Executive Force.
4.Yahia Al Saudi, 30, member of Hamas.
5.Husam Al Saudi, 31, member of Hamas.
6.Salaam Al Saudi, 29, member of Hamas.
7.Adnan Waleed Al Saudi, 29, member of Hamas.
8.Mohammad Al Bahteeny, 35, member of the Islamic Jihad.
9.Mohammad Haniyya, 25, civilian.
10.Nabeel Zeino, 21, civilian.
11.Hani Hjeila, 18, civilian.
12.Nafeth Hannouna, member of Salah Ed Deen Brigades.
13.Mahmoud Mohammad Al Barnash, 23, member of Hamas.
14.Mohammad Anwar Sa'da, member of the Islamic Jihad.
15.Majed Habash, 30, member of the Hamas.
16.Mahmoud Nahedh Habeen 29, member of the Islamic Jihad.
17.Shahd Okal, child, 9 years old.
18.Maria Okal, child, 3 years old.
19.Asma' Ali Okal, 33, civilain, the mother of Shahd and Maria.
20.Saleh Hassanen, 20, civilian.
21.Ziad Mohammad Salem, 50 civilian.
22.Malik Moheeb Al Mash-harawi, 18, civilian.
23.Nael Abu Assy, 20, member of the Salah Ed Deen Brigades.
24.Unidentifed resident, handicapped found killed by Israeli missile in northern Gaza.

IMEMCより)


少しの力・・・

2006-07-25 19:55:25 | 平和や人権のこと
署名します。

私はこれらの非人道的残虐極まりない殺人兵器の開発と配備に反対します!

痛撃電磁波

殺人電磁波


核兵器は抑止力にはなるかもしれないけれど、実際に使うことはできない・・・というかもし万が一にも本当に実際に使うとしても相当の覚悟が必要となるのだろう・・・というか絶対に使ってはいけないしそれを使うということは相手側はもちろんのこと自らの側の相当の死と破壊と未来の放棄を覚悟しなければならない。
(要するに絶対に使えないと私は思っている)


でも・・・これらの電磁波兵器は自分たちさえ・・・「こちら側」にいれば・・・平気で使えると思う人間がたくさんいるという意味では極めて恐ろしい兵器なんだと思う。


こんなものを開発してなにかを創った気になられてはたまらないよ・・・

狂気の世界

2006-07-24 20:30:08 | 平和や人権のこと
パレスチナでもレバノンでもイスラエルでも、ソマリアやチェチェンやアフガニスタンでも・・・
毎日どんどん命が無残な形で奪われいっている


「一方的な正義」や「一方的な自衛」の名の下に・・・

本人の意思などお構いなしに「英雄」扱いされたり「名誉の死」などと片付けられて・・・


そして・・・

この状態が酷くなればなるほど潤い得をする人間がいて、しかもそいつらは一国や世界を動かすほどの力も持っている場合もあるということ


そんなことを思うとき・・・戦争や紛争がこの世界からなくなるときは決してこないだろうと・・・・思ってしまう

そしてまた・・・広島と長崎に「あの日」がやってくる・・・

ファレスティーンの人たちは人間じゃないからね

2006-07-22 20:28:27 | 平和や人権のこと
「ファレスティーンの人たちは人間じゃないからね!」

「この人たち(イスラエル人のこと)は人間だからね!」

最近の夫の口癖です
もちろんムスリムとしての夫の精一杯の皮肉です

「ねっ○○ちゃん(私のことです)!ファレスティーンの人たちは人間じゃないんでしょ?!」
「あの人たち(イスラエル人)は人間だけどね!」
「ファレスティーンの人たちは動物なんでしょ?!○○ちゃん!?」

・・・私が責められます・・・・


ガザについてのニュースを目にするたびに言っていました。

でも最近はレバノン侵攻のニュースばかりでガザについてはほとんどニュースでも取り上げられなくなってしまいましたが・・・


ガザは実験室です

2006-07-22 20:18:28 | 平和や人権のこと
ビーさんの「P-navi info」をはじめ、いろいろなところですでに話題になっているのでここで改めて紹介することもないとは思ったのだけど・・・・

パレスチナで今起こっていることをちゃんと見ているよ!

ということの証としてこの私の拙いブログにもきちんと残しておきたいと想いました。

それは、

ガザが新型兵器の実験場にされてしまっているかもしれない!!

ということ。

今朝早くPCを開いて目にしたのはIMEMCのイスラエルがガザで新型のミサイルを使っているというニュースでした。

そのミサイルの破片を浴びると人体の奥深く骨まで達するような火傷を負い内臓まで火傷で破壊されてしまうという・・・


一瞬で骨や内臓にまで達する火傷っていったいどんな?

科学にも化学にもまるっきり疎い私にはいったいどうしたらそんな兵器が作れるのかさっぱりわからないけれど・・・

その兵器が使われた側にとっては間違いなく残酷で卑劣で非人間的な絶対に許すことのできない悪魔の兵器だということだけははっきりしている。

もしそんな兵器を開発してしかも実戦で生身の人間を相手に実験をしているのだとしたら・・・絶対に許してはいけないはずだ

なのにどうしてこんなことが繰り返されるのか・・・

どうすれば止めさせられるのか?
どうすればみんなに真剣に考えてもらえるのか?

このままでは絶対にいけないと思うのに・・・

どうすることもできない。




by ハッサン・バイエフ氏

2006-07-19 20:14:44 | 心に沁みる言葉
戦争はあらゆる人間に、チェチェン人にもロシア人にもひとしく、途方もない荒廃をもたらした。

国土の破壊にとどまらず、精神まで荒廃させてしまった。戦争は人間の本性をあらわにする。

あらゆる人間に多かれ少なかれ、残虐さと憐憫の情がともに存在するとわたしは思う。

そして極限状況におかれたとき、わたしたちは初めて人間の真実を知ることになる。

信じられないような同情心と勇気を示す人もいるし、残酷で卑劣な行為をする人もいる。

by ハッサン・バイエフ氏

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ミサイルにメッセージを書くイスラエルの少女たち

2006-07-19 15:13:56 | 平和や人権のこと
レバノンに撃ちこむミサイルにメッセージを書いてるんだそうだ・・・


そういえば9.11の犠牲者の父が息子の復讐のためにアフガニスタンに落とすミサイルにどうしてもメッセージを書きたいとどこかにメールを送りそれを受け取った関係者が尽力をつくしてつぎつぎと転送され・・・最後にはその願いを可能にできるほどの力を持った人物にまでその父の願いが届き・・・

その父は実際にミサイルに「復讐のための」メッセージを書くという願いを叶え・・そのミサイルが本当にアフガニスタンの地に落とされたという報告も受け取ることができた・・・という話をテレビの特集で見たことがあります。

そのミサイルがなんの罪もない9.11との関係もない無辜の人々の命や財産を奪ったことがどうして息子の復讐になるのかまったく私には理解できなかったが・・・


ミサイルにメッセージを書いている少女は自爆テロで大切な人を亡くしたんだろうか・・・?

それともただ単に大人たちに教え込まれた「憎しみ」のせいでこんな行為に及んでいるのだろうか・・・?

どちらにしてもこのような安直な形で復讐や憎しみの想いを果せる9.11の遺族やイスラエルの子ども達は皮肉で言えば「幸せ」なのかもしれない・・・・
大きな危険を覚悟で戦車に石で怒りをぶつけたり死を覚悟で腰に爆弾を抱えて吹き飛ばなければならないパレスチナの子どもたちよりは・・・

胡椒と青唐辛子

2006-07-19 14:35:10 | パキスタン滞在記
パキスタンの夫の実家でのはじめての朝食

トーストしていない食パンと目玉焼きという以外と普通のメニューでした。

・・・が、しかし

私たちのために義弟がはりきって作ってくれた目玉焼きには黄身が見えないくらいの胡椒がた~っぷりとかけてあってびっくり

とてもこれでは私も子どもも食べられないので丁重にお断りして自分で作ることに・・・


その後もパキスタンの辛いもの好き、香辛料好きには悩まされることに・・・

とにかくパキスタンでは味が濃いのが大好きです。

パイナップルなどのフルーツにも塩コショウをして食べることもあります。

サラダにもとっても辛い青唐辛子などを生のまま刻んで混ぜたりするのでうっかり食べると大変なことになってしまいます


青唐辛子・・・ほんとうに辛いんです

一度親戚の家でごちそうになった時のサラダには美味しそうなレタスやきゅうりやトマトがお皿いっぱいに山盛りになっていて、その上に青唐辛子が10個くらいごろごろと飾ってあったことがありました。

これなら混ぜ込んでいないみたいだから大丈夫だろうと青唐辛子をよけてお皿にとり食べたら・・・辛い

なんと唐辛子にちょっと触れていただけでトマトやきゅうりも辛くなっているのでした・・・