共謀罪を考える

もし「共謀罪」なんていう「凶暴な法律」ができたら・・・・


思ったことや信条を自由に言葉にすることができなくなるんじゃないか・・・？

他人を信頼することができなくなるんじゃないか・・・？



人はそれを実際に行動に移すかどうかは別として法律では禁じられていることを考えたりまたはそのようなことをしたいと考えてそれを思わず口にしてしまうことがあると思う・・・誰にでもあることだと思う・・・。

それがもし「罪」に問われてしまうような社会になったら？？

誰もが簡単に「犯罪者」になるような社会になったら？？

とても恐ろしい


気に食わない相手をちょっとそそのかして「犯罪者」にしてしまうことが簡単にできてしまう・・・・こんなことを考える人間がいないと国が保障でもしてくれるんだろうか？
まさかね


密告と監視の社会・・・・・・

こんなことは北朝鮮や以前のイラクのような独裁者の国の話。

・・・だと思っていたけど。

そうでもないようだ・・・

日本という国がどんどんなにかとてつもなく間違った道へ進んで行っているような気がするのは私だけだろうか・・・？

共謀罪

最近やっとテレビなどでも取り沙汰されるようになってきた「共謀罪」。

私もやっと二ヶ月ほど前に知ったばかりなんだけど・・・

この「共謀罪」、実際に行動に移さなくても話し合ったり準備をしたりしただけで「罪」に問われるのだという・・・・

どこかのブログではたとえば「パレスチナの子ども達を支援しよう！」と話し合っただけで「ナントカ罪（名称は忘れてしまった・・・）」の共謀をしたとして罪に問われる可能性もあるんだという...
なんとも恐ろしい法が今まさに可決されようとしている。

この法律を一刻も早く成立させようとしている与党は「国連越境組織犯罪防止条約」に日本が批准していることをその根拠のひとつに掲げているけれど、それならこの「共謀罪」の適用にはっきりと対象となるものを限定するような文言を入れればいいのに・・・それをなぜだか渋るのはなぜ？？

それに日本が批准している条約はもちろんこれひとつではない・・・たとえば「難民保護条約」にも日本は批准しているけれどこの条約をまったく無視したような「日本に助けを求めてやってきた難民に対する冷酷な姿勢」はなんなのか？？

まったく・・・いまさらながら政府のこの身勝手な言い分、矛盾な姿勢には呆れるばかりだ。

「共謀罪」断固反対だ