チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

アメリカで人気の医学学科は?

2009年01月26日 11時13分52秒 | ブログ
医学生の友達が、「ファミリー科って、どこの科にも入れないくらい成績の悪い人が行くとこだよ。私だったら絶対行きたくない」とひとこと。

言っちゃいけないけど。。。ちょっと、むかっとしました。

私のよく知っているファミリー科の医師は、5人とも人格的にも優れ、ものすごーく色々知っていて、わからないことがあったらきちんと調べ、頭もいいタイプ。
ファミリー科の給料は医師として一番低いけれど、あえて選んだという、尊敬できる人たちなのです。

家庭医たちはすごい偏見にあってるんだなーと思いました。

どおりで家庭医が足りない、プライマリケアをする人がいないとアメリカで大騒ぎになるわけである。

アメリカの医学生の間で一番人気のレジデンシーなのは、
Plastic Surgery 形成外科
つづいて、
Dermatology 皮膚科
だという。

日本と同じ!と、思いませんか?

一番人気のないのが家庭医。

給料は、心臓外科医や形成外科医が5000万円くらい、ファミリー科は2000万円弱とかなり差があるようです。

(ちなみに、PAやNPは800万円くらい、経験を積んでもあまり上がらない。
看護師の初任給は400-500万円で、経験に応じて上がる。ICUとかだと週かで1000万円以上の人もいます。看護師からNPになって給料下がったよーって同級生もいましたが。)

でも、この間ここに載せた家庭医の調査を見ると、みなさんはっきり言って疲れてらっしゃる。

ファミリー科は行かない、という友達にも、一理あるのでしょうか?

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ダウンロードのページを始めました

2009年01月26日 08時17分41秒 | きほんの基本 (最初に読んでください)
メインのページの左側にある、「ダウンロードのページ」をクリックすると、

AAPAの書類、
AANPの書類のリンク、
エクランド稚子さんの新生児NPの連載記事

がダウンロードできるようになりました!

なお、連載記事に関しては、メディカ社のNeonatal Careに2004年4月から2006年12月まで連載されたもので、残りの連載分についてもメディカ社から受け取り次第載せていきますので、ご期待ください。

ほかにも、「これをダウンロードできるようにして欲しい」というものがあれば、お知らせください。