チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

手技ビデオを見られるサイト

2010年07月13日 03時08分44秒 | 米国NPについて
NP協会元会長さんから勧められた、手技がいろいろ見られるというnew england medical journalのビデオサイト

いざ行ってみたらば、なかなか良さそうだけど、一ビデオにつき10ドル払うか、登録(有料。でも無料トライアルあり)するのが必要だった。
残念。
彼女は、授業ではたくさん使うし、生徒にも勧めていると言っていたので、NP学生のみなさん、ぜひ見てみてください。

クリニックでEndometrial biopsyをすることになったら、ぜひここでビデオを見ようと思った。今のところ産婦人科医の人がEABはやってくれるので、足りているのだ。

私が好きなのは、100%無料のこのサイト。おすすめです。
リテールクリニックが主催しているサイトなんだけど、質のいいプライマリケア用レクチャーが見られるとはありがたい!!!!

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ところで、先日の話だけれど、結局二人はお互いでなく、別々の人と結婚する話だった。大笑いされたけど。ところで、ここのプライマリケアの医師、NPの12人程度のうち、3人(女性1人、男性2人)は長年の同性のパートナーがいる人たちだ。だけど、あの二人は違ったらしい。

最近発見した近くの社交ダンススタジオには、時間帯によっては「同性パートナー歓迎クラス」を設けて、「安全で楽しく社交ダンスを」とある。

同性のパートナーがいたら、中西部とかの保守的な土地には住みにくいだろうけれど、ニューヨークだったら安心だね、と思う日々でした。

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新職場!

2010年07月02日 12時47分11秒 | 米国NPについて
新しい仕事が先週から始まりました!大きなクリニックで、患者さんの8割は英語話せず。。。ってことで、スペイン語の家庭教師も見つけた。

働いている人がすごくいきいきしている。メディカルアシスタント(高校教育以上、看護師や準看護師のアシスタントで、バイタルサインを取ったり、患者を部屋に案内したりする)がすごく良い。看護師ばりに先まわりして判断したり、患者教育を行っていたり。

患者さんは、いつでも電話かメールで誰かに相談できるようになっている。患者中心の医療を行っていることで、オバマ指定の"patient centered medical home"の最高レベルである、レベル3を数ヶ月前に認定されたばかり。

そして、なによりも嬉しいのは、NPは患者1人につき30分間という予約時間。(医師は20分、心臓など、外から来ている専門医は8-15分。給料と反比例!)30分あるとやっぱりすごく余裕を持って診察できる。

でも、もちろんクリニックなりに私にとって良くない部分もあって、例えば、メディカルアシスタントが看護師なみに判断とかをしているから、彼らが間違えた判断をして患者に何かあったら、監督していた私にどっかーーーんと責任が来るから怖い。それから、保険が労働組合との契約で決まっているから、ERとかに患者が行くと保険のお金がなくなってしまう。だから、今までなら「すぐにERに行ってください」と指示すれば良かった「息苦しさ」などの電話相談も、できるだけERに送らず、当日予約でクリニックに来させて、診察して、となる。コワい。

それはともかく、そこのソーシャルワーカー(50代?女性)と、Clinical Director (30代女性)が、結婚するから、お祝いにみんなでおかずを持ち寄ってランチパーティーをするということになっている。(職場の人は結婚式によばれてないみたいだ。)それが、その女性2人が年の差があるものの、カップルで結婚するのか、二人とも近く別に結婚するのかがよく分からなくて、さすがに人に聞けず、「そうなんだ!じゃあJapanese pumpkin dishを作る」ととりあえず答えた私。

そして、えんえんとカボチャの煮物を作っている(今夜中の12時。もう寝たい)

明日になれば、2人がカップルなのか、それともたまたま同じ時期に結婚するのかどうかが判明するだろう。ニューヨーク州では同性の結婚はまだだと思ったけどな。マサチューセッツ州(ボストン)まで行って結婚するのかな。