左に織機、右に神棚とその下の仏壇。掛け軸をかけた床の間というより壁板。
織機はずっと使っていないとのことで(当然だが)渋い色をして鎮座していた。
下の写真は2月に立川市歴史民俗資料館で撮ったもの。(写真撮影OKでした)
機織りは女の仕事であり、農家の副業として行われていた。
立川の砂川村では明治22年の調査で農家の85%で機織りが行われていた
とある。 養蚕もほとんどが女の仕事であり、当時の女性の働き者ぶりに感心。
爪の垢は残っていないだろうか?
さて、旧柳澤家に戻って、板間の右手には神棚とその下に仏壇。
掛軸が小さな段差の板壁に掛けられている。 省スペースの極み
のような造りだ。 立川の古民家小林家でも、家の中央部に神棚
とその下に造り付けの仏壇があった。 当時の家の造りはかなり
共通している。
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