光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東洋文庫 岩崎コレクション~孔子から浮世絵まで その2

2014年09月13日 | アート 各分野

中国の四庫全書 存目 

古書には疎く、全く知りませんでした。

 

 

 

モリソン書庫 

モリソンはイギリス人ジャーナリストで北京にわたり、1911年に中華民国総統府政治顧問となった。 中国滞在中に集めた欧文書籍24000冊

を、三菱財閥第三代総帥の岩崎久彌に売却したのが、東洋文庫の出発点になった。

 

 

有名な東方見聞録

 

 

これも

 

 

 

 

 

シーボルトが著した日本の研究書。  原書は白黒だったが、所蔵したアーネスト・サトウ氏が彩色したようだ。

 

 

 

シーボルトが35年の歳月をかけて完成させた、研究の集大成ともいえる著作とのこと。

 

 

同じくシーボルトの日本動物誌

 

 

国宝の毛詩。   書に風格を感じます。 

 

 

 梵語千字文  梵語と漢字の事典ですが、ところどころに朱書きが入って、生の書物という実感がします。

 

 

 節用集・・・知らなかった。

 

 

 

端正な風合いがいい。

 

 

 写本で伝えられてきた「伊勢物語」が、本阿弥光悦らが関わり、初めて活字出版されたもの。

 

 

 これも光悦が関わったもの。

 

 

 これも光悦。  洒落た本になっています。 装丁や書体にもアートを感じます。

 

 

 

曲亭馬琴も翻訳をやっていたんだ。  朱書は馬琴の自筆。

 

 

 三菱財閥の二代目と四代目によって創設・拡充された静嘉堂文庫の説明。  私はまだ行ったことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

そして、浮世絵の展示がある「ディスカバリールーム」に向かう途中の回顧の路。  クレバスがあるような錯覚を覚えます。 

以降、次回に。 


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