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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館 表慶館 インド文化の広がり

2011年11月23日 | アート 古代

久し振りにトーハクの表慶館で鑑賞。  以前、紹介していますが、いくつかは、展示品も入れ替わっているので撮ってみました。
まず、インド、東南アジアでインド文化の広がりをテーマにしたコーナ。
バイラヴァ立像  バイラヴァは恐ろしいものの意でシヴァ神の別名。 12~13世紀に南インドで造られている。  花崗岩



仏頭  アフガニスタン、ハッダ 3~5世紀 漆喰  
ガンダーラの特徴が出ている。


交脚菩薩像  




仏伝「初転法輪」  パキスタン、ガンダーラ 2~3世紀
釈迦が初めて仏法の教義を人々に説いた出来事をあらわしたもの。


 



顔の造りも東南アジアの雰囲気を感じます。



水牛の顔を見てピカソの趣を感じました。


 

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東京国立博物館 埴輪 (2011.1.30撮影)

2011年11月17日 | アート 古代

今年1月30日に撮影した作品も最後になりました。
平成館の日本の考古コーナの埴輪です。
この「踊る人々」も何回か取り上げましたが、素晴らしい作品なので再度、アップします。

迫力が素晴らしい。


展示コーナの様子。


壁龕に展示していたもの。 顔の造作にいつも感心します。


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東京国立博物館 銅鐸、甲冑、剣、勾玉、鴟尾

2011年03月21日 | アート 古代

トーハクの所蔵品から、古墳時代~奈良時代のものを

本館の薄暗い照明の中、緑青色の銅鐸の存在感が印象的でした。


滋賀県野洲市の出土で弥生時代後期の作(重要文化財) 日本最大の銅鐸



鉄製の甲冑や刀剣です。  さすがに錆で当時の面影はありません。





国宝の太刀。  これも錆びて黒茶色ですが、象嵌部分の文字や絵が判読できます。




動物の絵はなかなかの腕前で面白い。


三種の神器にもなっている勾玉,  シンプルな形、さまざまな色あいなど魅力的です。



切子玉や棗玉など、古代の権力者が身に付けた装身具。



高さ1.5mほどの巨大な鴟尾。 これを乗っけたお寺の本堂もさぞかし、大きかったことでしょう。





金箔が残った墓誌。

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東京国立博物館 埴輪 その3

2011年01月24日 | アート 古代

 平成館「日本の考古」の埴輪コーナの入口の武人は、1月9日はこちらに変わっていました。
剣に手をかけて、まさに抜かんとしているところ。
埴輪「武人」
群馬県高崎市箕郷町上芝 上芝古墳出土    古墳時代・6世紀





埴輪「女子」
群馬県高崎市箕郷町上芝 上芝古墳出土    古墳時代・6世紀
衣装デザインなどモダンな感じがします。


これも盛装の男子のようですが、解説文の撮影もれです。


憂いをたたえた表情がいい。


埴輪 「盾持人」
群馬県太田市薮塚町 若水塚古墳出土   古墳時代・6世紀


埴輪 「鍬を担ぐ男子」
群馬県伊勢崎市下触町出土   古墳時代・6世紀
笑顔が何ともいえない。


最後に、11月6日にも採り上げましたが、再度
「踊る人々」  埼玉県熊谷市野原出土  古墳時代・6世紀  を。 とにかく迫力があります。
  

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東京国立博物館 埴輪 その2

2011年01月23日 | アート 古代

東京国立博物館の埴輪は11月1日と6日のブログに採り上げました。  それは、9月5日に撮影したもので、その後、11月20日と1月9日に撮影したものを今回、アップします。
日本美術の流れの最初のコーナにある3点の埴輪。  超一級品の埴輪です。
平成22年11月20日撮影


同じものですが、アングルを変えて撮影。   平成23年1月9日撮影

埴輪の説明文  左から







以上は本館の展示ですが、平成館でも「日本の考古」と銘打って、埴輪が多数展示されています。
この埴輪は、埴輪コーナの入口に立つ大型の武人の埴輪ですが解説文は撮影していませんでした。



造形や表情が素晴らしい。



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東京国立博物館  土偶、石人、鬼瓦

2010年11月12日 | アート 古代

埴輪を紹介したので、土偶なども紹介したいと思います。

この土偶の表現は凄い。 ピカソもたじろぐぐらいのデフォルメとその均整感。 縄文時代の人間の感性も現代と変わらない。



有名な「遮光器土偶」いわば、サングラスをかけた土偶。 女性をシンボリックにデフォルメして、迫力あり。 
多産や豊穣を祈願するのに使われたという説が有力。
明治19年(1886)  青森県つがる市亀ヶ岡遺跡出土



土偶 
群馬県東吾妻町郷原出土  縄文時代(後期) 前2000-前1000年
この土偶の顔は岡本太郎の太陽の塔の顔をイメージさせます。


土板。 



こちらは、古墳時代の石人。 顔などの表現は埴輪と似ています。



こちらは8世紀奈良時代の鬼瓦ですが、デフォルメした表現には同じルーツを感じます。

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東京国立博物館  埴輪

2010年11月06日 | アート 古代

3日から5日まで、鹿児島の知覧、枕崎に行って来ました。 8月に亡くなった叔母の相続関係の手続きなのですが、まだまだ、やることが多くて大変です。  若干撮った開門岳の写真などは別途、アップする予定です。



さて、埴輪の続編です。  平成館1Fで開催されていた「日本の考古」に展示されていた埴輪です。
「踊る人々」  埼玉県熊谷市野原出土  古墳時代・6世紀
表情に凄い迫力があります。 手振りもダイナミック。





左:被り物を付けた男子   右:太刀を佩く男子
茨城県境町百戸マイゴオ出土     古墳時代・6世紀
埴輪の顔は、眼と口を単純にくり貫いているだけですが、力強い表現になっています。







「盾持ち人」     
茨城県つくば市下横場字塚原出土 
現代で言えば、盾をもつ機動隊員。 これも、表情やヘルメット、盾の文様など、素晴らしい。



会場の雰囲気がわかると思います。  作品名など不詳。



「太刀を持つ男子」      茨城県古河市出土     古墳時代・6世紀

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東京国立博物館  音楽と埴輪

2010年11月01日 | アート 古代

古い材料ですが、9月5日の東京国立博物館での作品紹介です。 9月中旬に「エジプトのミイラ展」と「仏像の道」を紹介しましたが、本館や平成館での未紹介作品はまだ沢山残っています。  どれも素晴らしいものですので、順次アップしたいと思います。
まず、本館の平常展示の1コーナで、音楽にまつわる作品が集中展示されていました。
音楽と埴輪・・・面白そうですね。
この踊っているような女性の顔、なんて迫力があるのだろう!



続いては、ハワイアンギターといったら怒られるが、そんな弦楽器を弾いている埴輪。



これも似たような楽器を弾いている埴輪。 全体に品がよく芸術作品としても素晴らしい。



平成館でも「日本の考古」と銘打った企画展があり、多数の素晴らしい埴輪がありましたので、そちらは次回に。

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東京国立博物館  古代エジプトのミイラ 2

2010年09月15日 | アート 古代

昨日の続きです。 死者への供物として牛をしているところ。 アート作品としても迫力があります。



死者のために働く召使たち。



穀倉での在庫調査をする役人。 



パシェリエンプタハのミイラ。 3千年ほど前の死者が何かを語りかける。





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東京国立博物館  古代エジプトのミイラ

2010年09月13日 | アート 古代

12日(日)、琵琶湖東岸の米原市で、母と叔母の49日法要を行い、その足で、大阪の父の見舞いに行って、東京に戻ったら夜10時を回っていました。 やれやれ。



ブログネタは9月5日(日)の東京国立博物館です。  平常展示を見に行ったのですが、特集企画などが盛り沢山で、時間が足りないほど。 
特集陳列の古代エジプトのミイラ展からまず紹介します。
このところ、近親の死もあり、死に関心があります。 



「死者の書」・・・ウーン 日本でも閻魔様の裁き・・・似たような考え方は世界中にあるのですね。













中国の古代の墓にも副葬品として、こうした下僕が入れられており、高貴な方はあの世でも楽ができるよう願っていたのがわかります。

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