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のんびり・ゆっくりCCIE

CCIEラボにゆっくり一歩、ゆっくり前進で挑戦するブログ(覚書)です。

MSDP(Multicast Source Discovery Protocol)について整理

2008-07-30 21:03:23 | MultiCast
MSDPの概要:
 PIM-SMで使用するマルチキャスト送信元ノード情報通知プロトコル
 このプロトコルは、ドメイン間の経路プロトコルの短期的な解決策として
 設計されています。PIM-SMドメインのRP(ランデブー・ポイント)同士が
 TCPを使ってMSDPの制御メッセージ交換を行います

MSDPの設定:
・すべてのMSDP SAメッセージの受信元となるデフォルト ピアを定義します。
 (config)#ip msdp default-peer ip-address | name [ prefix-list list ]

VRRP設定

2008-07-23 03:48:45 | Switching-その4【その他】
●R1(マスタ)
int fa0/10
vrrp 7 ip 169.254.1.10
vrrp 7 priority 200 ★デフォルト100なのでそれより大きければOK

●R2(バックアップ)
int fa0/10
duplex auto
speed auto
vrrp 7 ip 169.254.1.10

●R2(バックアップ)と対向のSW
int fa1/2
switchport port-security maximum 2 ★IP Phoneとつながっている場合を想定
switchport port-security 0000.5e00.0107

■参考:
・VRRPのVirtual MacAddress
 0000.5e00.01【ルータID】 ★今回ルータIDは7
・HSRPのVirtual MacAddress
 0000.0c07.ac【ルータID】

igmp join-group設定とAuto-RPを設定

2008-07-17 23:04:15 | MultiCast
■R1
interface Loopback0
ip igmp join-group 224.1.1.1

■R2(RP候補)
access-list 10 permit 224.1.1.1
ip pim send-rp-announce Loopback0 scope 16 group-list 1
#R2(config)#ip pim send-rp-announce loopback 0 scope ?
# <1-255> TTL of the RP announce packet

AutoRPの場合は「send-rp」が必ずつく。
2つの RP がそのグループに対してアナウンスしているときに、
どのルータが特定のグループのRPなのかを決めるため、
ループバックアドレスを使用してそれぞれのルータを設定できる。

優先される RP に大きいIPアドレスを設定し、それからループ
バックインターフェイスをアナウンスパケットの発信元として
使用する。

ルーティングでTTLをいくつにするかscope(HOP数)でマッピング
エージェント(MA(RP候補を伝播するルータ))からいくつはなれて
いるかを指定する。

HOP数は16とか設定する場合が多い
256とかすると、随分と離れたとこまで飛んじゃうから、やらない
ほうがいい。

MA側では、
ip pim send-rp-discovery Loopback0 scope 16
でLoopback0をMAに指定する。

プレフィックスリスト+ルートマップ

2008-07-17 22:25:35 | BGP
プレフィックスリストはルートマップと組み合わせることもできる。

■例:
ip as-path access-list 1 permit _43$ ★AS43から発生
 
route-map LOCAL_PRE permit 10
match as pasth 1
set local-preference 200 ★local-preference値(200)を指定

route-map LOCAL_PRE permit 1000 ★上記以外でも、通すは通してあげる。

router bgp 100
nei 50.1.1.254 route-map LOCAL_PRE in ★目的のNWのin側で適用

プレフィックスリストについて整理

2008-07-16 23:41:42 | その他
・プレフィックスリストで経路のフィルタリングができてACLよりも、いろいろ制御できる。

・ACLとの違いにはプレフィックスリストの各行ではシーケンス番号は入っていて
 これを使えばACLのときのように削除して作り直さなくても、行を追加・削除・変更できる。

・BGPネイバーからの受信アップデートのうち、特定のプレフックスに
 基づいてフィルタリングできる。

■クラスCアドレスをフィルタするConfigの例:
router bgp 100
neighbor 3.3.3.3 remote as 39
neighbor 3.3.3.3 prefix-list NO-CLASS-C in

ip prefix-list NO-CLASS-C seq 10 deny 192.0.0.0/3 ge 24 le 24
 ★先頭3bit[110]に該当して、尚且つプレフィックス長が「ge 24 le 24」の範囲となることが条件。今回は24以上、24以下となるのでイコールの意味となる
 
ip prefix-list NO-CLASS-C seq 20 permit 0.0.0.0/0 le 32
 ★0.0.0.0/0はanyの意味。「le 32」をつけないとデフォルトルートのみPermitしちゃうので注意!

※プレフィックスリストはルートマップと組み合わせることもできる。

BGPコンフェデレーションについて整理

2008-07-16 22:57:32 | BGP
・ASをさらに複数のコンフェデレーションASへ分割ができる
 (分割したASはIBGPフルメッシュとなるようにする)
 →これによりスプリットホライズン(同じIFでルート情報を
  送り返さないという決まり)はいらなくなる。

・分割した後の各ASでは、AS64512以降のプライベートASを使い
 IBGPをEBGPにするときAS-pathを追加するけど,そのとき()が付く
 →例:(65002 65003) 11

■Configの例
router bgp 65001
bgp confederation identifier 101 ★おおもとのAS
bgp confederation peer 65002 65003 ★これでASを()付きにできる

neighbor 10.2.2.2 remote-as 65002 ★たいていはここでLoアドレス指定
neighbor 10.2.2.2 update-source loopback 0
neighbor 10.2.2.2 next-hop-self ★TTLは1なのでこれないとネイバーになれない!
neighbor 10.2.2.2 ebgp-multihop

neighbor 10.3.3.3 remote-as 65003
neighbor 10.3.3.3 update-source loopback 0
neighbor 10.3.3.3 next-hop-self
neighbor 10.3.3.3 ebgp-multihop

AS-Pathアクセスリストについて

2008-07-16 22:10:48 | BGP
例:)AS30経由のルートを、AS40のネイバーから受け取らない
router bgp 100
 neighbor 10.1.1.1 remote as 40
neighbor 10.1.1.1 filter-list 66 in

ip as-path access-list 66 deny _30_ ★AS30経由のルートをdeny
ip as-path access-list 66 permit .* ★その他すべてのルートをpermit

<その他 正規表現の例>
「 ^30_ 」 →AS30がネイバー(AS30から教わったルート,「^」は先頭の意)
「 _30$ 」 →AS30が生成元(Originate-AS)
「 ^30$ 」 →AS30がネイバーで かつ 生成元
「 ^30_. 」 →AS30がネイバーで かつ 30の先にも別のASがつながっている
「 ^[0-9]+$ 」 →あるASがネイバーで かつ 生成元
 ( [0-9]+ は、任意の整数の意、「+」は任意の文字が1つ以上あるという意)
「 ^$ 」 →自分のASが生成元(※これを使えばトランジットASにならない)

EIGRPの認証とパスワード設定について

2008-07-15 21:48:33 | EIGRP
<R1(例)>
key chain EIGRP 
key 1
key-string CISCO

int s2/0
ip authentication mode eigrp 100 md5 ★認証有効化(md5=平文passwordなし)
ip authentication key-chain eigrp 100 EGIRP ★パスワード設定

<参考:RIPの場合(例)>
ip rip authentication mode md5 ★認証有効化
ip rip authentication key-chain RIP ★パスワード設定

eigrp stub receive-only コマンドについて

2008-07-15 21:26:20 | EIGRP
R3でEIGRPルート受信させたいけど、新しいEIGRPインタフェース作っても、どんなルートも他のRouterやSWに送らないで。という場合

<R3>
router eigrp 10
eigrp stub receive-only  ★コレで受信専用のRouterになる

※passive-interface コマンドを打っちゃうと、Helloまでとまってルート受信できなくなるのでNG。

受け取ったルートをもう一度出すにはsplit-horizonをOFF

2008-07-14 23:26:27 | EIGRP
split-horizonは経路を学習したインタフェースから、その経路をアドバタイズしちゃいけませんよという決まりのこと。
EIGRPで受け取ったルートをもう一度出すには、split-horizonをOFFにするのを忘れずに。
(例:)
int s2/0
no ip split-horizon eigrp 100
#RIPの場合は、no ip split-horizonまででOK

eigrpのno auto-summaryコマンドについて

2008-07-14 23:14:30 | EIGRP
eigrpの自動集約(クラスフル)はデフォルトでONになっている為、
eigrpの「no auto-summary」コマンドでクラスレスにすることを忘れずに

※ただしeigrpの自動集約設定ONでも注入した外部ルートについては
 自動集約はされない。