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16日土曜日は代々木で司会を終えた後、急いでNHKホールへ。
「NHKバレエの饗宴」というバレエガラを見てきました!
私が間に合ったのは第二部から。
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NHKバレエの饗宴 2013年3月16日 NHKホール
第一部
「コンチェルト」(小林紀子バレエ・シアター)
「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」(橋本清香&木本全優)
第二部
「春の祭典」(東京バレエ団)
「ラプソディ」からパ・ド・ドゥ(吉田都&ロバート・テューズリー)
第三部
「コッペリア」から第三幕(東京シティ・バレエ団)
「白鳥の湖」から「黒鳥のパ・ド・ドゥ」(中村祥子&ヴィスラウ・デュデック)
フィナーレ
指揮:大井剛史
演奏:東京フィル
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バレエガラはステキな舞台をハイライトで見せてくれるものだけに何を見てもすごい!!!と驚いてしまうんですが、中でも吉田都さんと中村祥子さんを生で見られて本当に感激しました!
吉田都さんはわずか5分ほどの演目でしたが、彼女が手を動かしても、足を動かしてもはたまた体を持ち上げられて空中に舞っても、重力が感じられないんです!!!
そして伸ばした手やかしげた首、そして柔らかく曲がる体のそこかしこから優美さが伝わってきます。
ラフマニノフの音楽に可憐に微笑みながら踊る吉田さんは本当に美しかった。
人の一挙手一投足に感動して涙が出たのは初めてでした。
一方で、中村祥子さんはオディールそのままに誇り高く艶やかな踊りを披露。
背の高さ手足の長さを生かして、回転技も素晴らしく美しい!!!
自身もくるくると舞いながら舞台に円を描くように大回転をする(グランフェッテという技)
時には、本当にずっと見ていたいと思いました。
5分、15分でこんなに魅了するんですから、お二人の全幕物なんて見ごたえがあるんだろうなぁ。
全く新しい経験としては「春の祭典」!
シンプルなレオタード姿の男性グループと女性のグループが群舞し、「生きていること!」を表現するかのように争ったり交わったり・・・・ストラヴィンスキーのビートの利いた(と表現するのもなんだけど、ことさら踊りを見ているとこの曲のどくん、どくんというビートが気になる・・・・)曲にぴたりと沿った躍動感のある振り付けがとても印象に残りました。
バレエ・・・と一言で言ってもいってもいろんな表現があるんですね。
一挙に体験できた素晴らしいバレエガラでした。
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