田添菜穂子の一期一会

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のだめをコンサートで聴く

2006-10-27 21:04:31 | クラシック鑑賞
今回の月9の『のだめカンタービレ』
http://www.fujitv.co.jp/nodame/index2.html

原作が好きだという話は前もしましたが、『のだめ』は読んでてとても楽しいんだけど、実はほんのちょっとフラストレーションを感じるところが・・・。

それは、「音楽の話を描いてるのに実際音が鳴らない!!!」こと。
(って、当たり前なんだけど、マンガだから・・・)

一曲が何カットかにわたって描かれてるんだけど、当然、静止画。
「曲のどこなのかな、これ?」とムズムズ。

しかし、そんな気持ちを発散させるコンサートを昨日新幹線で大阪まで行って聴いて来ました!

茂木大輔の「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」

演奏されたのは、
・ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」より第1楽章
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番より第1楽章
・モーツァルト:オーボエ協奏曲第1楽章    
・ブラームス:交響曲第1番    
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」より第2楽章

マンガに出てくる有名な曲をこれでもか、と連続して演奏するとてもステキな企画でした。

その上、演奏している間中、オケのバックにある大きなスクリーンに実際のマンガが曲にあわせて絶妙なタイミングで出てくる。
つまり「あ!マンガの場面とまったく同じようにオケの人が動いてる!」というすごい再現が行なわれてるんです!

これで、演奏された曲については「ああ、この画はここの部分だったのね」と非常にスッキリ☆

そして私は今回、今までと違った鑑賞をすることができました
なんとこの間自分がオーケストラで弾いた曲がプログラムのなかにあったのです

大好きなブラームスの一番。

いつも聞く曲とは違って聞こえます。
頭の中で音が勝手に選別されていて、
全部がフルートのパート、それも私が担当したセカンドのメロディで聞こえて来るのです

「ソドー、シドラーソ」が
「ソミー、レミファーミ」としか聞こえない。

そして相変わらず、オケのバックにはマンガやら曲の解説が流れてましたが、
目はおかっぱのセカンドフルートさんにくぎづけ

オーケストラに参加してみると、普段の鑑賞もちょっと違ってくるんだなぁって新たな発見でした


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2 コメント

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オーケストラのききかた (samejima muneya)
2006-11-02 12:47:34
田添さん、こんにちは

僕ももう40年近く前の学生時代!
上智のオケを聴きに行った時、
一つ年下の憧れの女性が、フルートを吹くので聞きに来てというのでどきどきして行ったのでした。
演奏曲を、僕は、彼女を見つめながら、彼女の奏でるフルートの音色だけを追って、全部の曲を聴いていった経験があります。

いつも聴く曲とは、随分と違いました。
彼女への想いで、それまでのイメージより一層その曲が鮮明になりました。
曲は、ドボルザークの新世界でした。
そんなことを思い出しました。

ありがとうございました。
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Unknown (たぞえ)
2006-11-03 00:39:59
さめじまさん!ありがとうございます。
ブログみてくださったんですね。

そうか、そんなステキな思い出があったのですか。
読んでて、私も幸せな気分になりましたよ
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