先週金曜日に新日本フィルのコンマス西江さんと第一回仙台国際音楽コンクール優勝者の
ジュゼッペ・アンダローロさんのリサイタルに行ってきました。
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『西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ デュオリサイタル』
2013年3月15日 三鷹市芸術文化センター 風のホール
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番「春」
エネスコ:幼き日の印象
クオッツォ:瞑想曲(西江氏に献呈 世界初演)
小杉紗代:スパイラリング・スパークス(世界初演)
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
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仙台国際音楽コンクールでは、仙台フィルがコンチェルトの演奏を務めているんですが、
西江さんが仙フィルのコンマスを務めていたことから、お二人は出会って、
もうデュオリサイタルは4回目のようです。
やはり息の合ったデュオだけに素晴らしい演奏でした!!
子供の体験を音の物語にしたエネスコの曲では、不思議で楽しい音にたくさん出会えました。
籠の中の鳥が「ツゥピーツツピー」と鳴く様子をヴァイオリンで表したり!
ベートーヴェンのメロディをひくときの雰囲気とは全く違って印象深かったです。
一番心に残ったのは、レスピーギのソナタ!!
西江さんのヴァイオリンはとても情熱的!!でもほとばしる情熱を余すところなくそのまま曲に乗せて表現できるのって本当にすごいことだなぁと思いました。
ジュゼッペさんのピアノも自在でイモーショナル!
アンコールにはお二人ゆかりのある東北に思いを馳せて「花は咲く」を
あたたかく愛おしく弾いてステキな夜が終わりました。