田添菜穂子の一期一会

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Nice to see you again!

2007-04-19 23:20:03 | クラシック鑑賞
去年の秋、すっごく感激したライブを聴かせてくれたダニエル・ハーディングが、再び来日したので、東京オペラシティに聴きに行きました

今回は、ロンドン交響楽団とともに。

ロンドン響といえば、イギリスの名門で、「ハリー・ポッター」や「スターウォーズ」のBGMも演奏してる楽団

演奏前、舞台に集まる団員がすごくイギリス人っぽいので(あたまりまえだけど)、イギリスびいきとしてはそれだけでテンションが上がってきました

そしてダニエルが指揮台に上がり「スラブ舞曲」がスタート。

繊細なんだけど芯が通ってて、まるで絹糸がするすると紡がれているような滑らかさ。

2曲目のベートーベンのバイオリンコンチェルトは、全然問題はなかったけど、あんまり印象に残らず。
つい最近聴いたN響のバイオリンのソリストの音が本当に好きで、
それがまだ耳に残っていたみたい

さて、いよいよ私にとってのこの日のメインイベント、ドヴォルザークの「新世界」。

先日、N響のドヴォルザークの交響曲8番を聴いて、それが素晴らしかったため、毎日浸ってドヴォルザークを聴いていただけに、聞く準備は万全。

第一楽章からダニエルらしさ全開

メリハリのきいた指揮、小柄だけどダイナミックな指揮に映画音楽が得意なロンドン響が、キラキラ光る多彩な音を繰り広げます

ああ、気持ちがいい

「家路」としても有名なメロディーの出てくる第二楽章、イングリッシュ・ホルンが、郷愁をさそいます。
なんだか、どこまでもつづくなだらかなイギリスの丘陵をゆったりと思い出していました

フィナーレに近付くにつれて、曲の調子もヒートアップ。

私は、この曲のボヘミアンなところが好きだったんですが、第四楽章になるころには、なぜか、「大英帝国の威厳」が音楽に織り込まれてるような気がしてならないんです。
なんだろう、品格ある「音」がそう聞かせるのでしょうか?

素晴らしい組み合わせのダニエル&ロンドン響

ぜひ、次は本拠地ロンドンで聴いてみたいです









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4 コメント

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Unknown (いいんちょう)
2007-04-22 00:10:31
ハーディングうらやましいなあ・・・
聴きに行きたかったっす。
ロンドンシンフォニーはほんとにいいオケですよね。金管上手だし。
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そう、金管☆ (たぞえ)
2007-04-23 11:41:27
本当によかったですよ。

そう、金管は本当にダイナミックで、メリハリあってあのオケのの音色を決定付けてた気がします。

私としては、フルートの首席の人が、バービー人形みたいな人で、その上おそろしく、くねくねして吹くんですが、それでも、とってもうまかったので、注目して楽しんでました。
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HappyBirthday♪ (新米大好き)
2007-04-24 22:32:31
菜穂子さん、お誕生日おめでとうございます。
これからも菜穂子さんの目にしたもの、耳にしたもの、感じたものを菜穂子さんの見識で伝え知らせてくれるのを楽しみにしておりますね。
ところで、菜穂子さんはプレゼントを贈る側と贈られる側、どちらがお好きですか?
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ありがとうございます (たぞえ)
2007-04-25 11:03:00
<新米大好きさん
ありがとうございます。
私は年をとっても「誕生日」と言うお祭り自体がすごく好きなので、すごくうれしいです。

そうかぁ、プレゼントは、贈るのがうれしい人と、贈られるのがうれしい人に分類できるんですね。言われてみれば・・・。
私は、贈りあうその気持ちのやり取りが好きだから、どちらもすごく好きですね。
ただ、より、贈る方が好きかも。
これは買い物が好きだから!?
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