YOKOSO KYOGEN vo.6

11日に番組でご一緒してるセイン・カミュさんがナビゲーターとして出演する狂言の舞台を見てきました！

野村万蔵さんが一門の皆さんとともに外国人の方々に向けて渋谷のセルリアンタワー能楽堂で催している舞台。

狂言自体は古典ですので日本語で進められますが、公演の前にセインさんが英語で舞台設定やあらすじを話してくださるので、外国人の方は理解を深めつつ見ることができると思いますし、また、私のような日本人狂言初心者にとっても分かりやすくてありがたい！です。

また、万蔵さんは日本語で解説なさるので、英語があまりわからない日本人の方も十分楽しめるという、ユニバーサル！な内容☆

たまたま東京に来ていた母と観ましたが
母も英語がそんなにわからなくてもとても楽しかったようです！

今回の公演は、２つ。

大酒飲みの妻に離縁状を送って新しい妻を神様にお願いする夫。元妻が一計を案じて・・という「因幡堂」と

修行途中の山伏が祖父の腰を伸ばそうと奮闘する「腰祈」。

狂言らしく最後はドタバタなお笑いで終わって、楽しかった～

質問コーナーでは、外国の皆さんからたくさん質問が！
「山伏についてもう少し詳しく教えて」
など、熱心なものから

「狂言のうまい下手はどうやって見極めますか？」

など、日本人はちょっと聞きにくいけど鋭い質問など、

楽しく勉強になりました～☆

そして最後は、狂言式の笑い方を会場全員で実践してすがすがしく終了☆

何百年も続いてきた伝統あるお笑いはやっぱりパワフルでステキでした！