今年最後のお稽古

お茶のお稽古も習い始めて半年がたちました。

ちょっと慣れたと思ったら次の手順に進むので、どこまで行っても完璧は難しいのですが、一回一回何かしらの発見があるのですごく楽しいです。

写真は総飾りという置き方。最近習いました

お手前が終わった後に、お道具を全て飾って部屋を出るんです。
お客さんに、どうぞご覧ください、というメッセージなんです。

お稽古なので、そこまで考え抜かれたお道具ではないんですが、
棚が淡い色なら、お茶碗を濃い色にするとか、お棗（なつめ）の色のコントラストを考えるとか、お茶会を主催する側になるとみなさんたくさん悩むんですって。

ただ、そこが腕の見せ所だから、悩む作業も楽しいんですよね

私は、こうして、道具が並んでるだけで美しいなぁ、なんて思って、写真にとって見ました。

今年最後のお稽古の掛け軸は「無事」

こうして改めて字に表されると、日常でいろんなうれしいこと悲しいことがあってもひっくるめて、「ああ、そうだな、今年も無事で過ごせたなぁ」となんだかしみじみとした気持ちになるから不思議ですね。

来年も楽しみに通おうと思っています。