昨日のお茶のお稽古にて。
「今日やるお点前は、「貴人点(きにんだて)」といって、貴族とか、身分の高い人をもてなすときのものです。」
貴人・・・ですって!格差は騒がれてても「身分」としてはみんな平等である今、ピンときませんが、今でいうと天皇家や宮様に対してお茶を差し上げるということですね。
確かにシチュエーションとしては、起こりがたいお点前ですが、
手順を習っていくとちょっとおもしろい。
普段なら畳に直に置くお茶碗を「貴人台」っていう一段高い台に置いて、お茶を点て、そのまま差し上げたり。
中でも、コチラが平民なんだ!と感じさせられびっくりするのは、ご貴人さんがお茶を飲んでいる最中、普段膝においている両手を左右の腰脇の方へこぶしにして畳におろし、「控え」のポーズをとること。
ちょっと、ごっご遊びっぽくって、おもしろい☆
先生いわく「400年以上のお茶の歴史の中で身分の高低がないのは、ここ6,70年のことだからね。お茶って歴史を知るっていうことでもあるのよね。」
そうか、おばあちゃん達の子供の頃でも華族とか士族とか大勢いて、彼らもご貴人さんで、こうしてもてなされてたんだものね~。
当時行われていた形式を自分自身がなぞってみることで教科書や歴史上のことが急に身近に感じられます。
こうして今まで思いもつかなかったことを感じさせてくれるから、お茶はおもしろいなぁって思うんですよね。
また、知識だけでなく、丁寧な手順に合わせているうちに普段のお点前で雑にやっていた箇所がわかって、技術面でもいい勉強になりました。
貴人点、思わぬ効果☆
PS.写真はこの日のお雛様のお軸と、初めて見た木五倍子(きぶし)という木です。小さくてあんまり見えないかもしれないけど、藤の花のように垂れ下がる様子がきれいでした。
「今日やるお点前は、「貴人点(きにんだて)」といって、貴族とか、身分の高い人をもてなすときのものです。」
貴人・・・ですって!格差は騒がれてても「身分」としてはみんな平等である今、ピンときませんが、今でいうと天皇家や宮様に対してお茶を差し上げるということですね。
確かにシチュエーションとしては、起こりがたいお点前ですが、
手順を習っていくとちょっとおもしろい。
普段なら畳に直に置くお茶碗を「貴人台」っていう一段高い台に置いて、お茶を点て、そのまま差し上げたり。
中でも、コチラが平民なんだ!と感じさせられびっくりするのは、ご貴人さんがお茶を飲んでいる最中、普段膝においている両手を左右の腰脇の方へこぶしにして畳におろし、「控え」のポーズをとること。
ちょっと、ごっご遊びっぽくって、おもしろい☆
先生いわく「400年以上のお茶の歴史の中で身分の高低がないのは、ここ6,70年のことだからね。お茶って歴史を知るっていうことでもあるのよね。」
そうか、おばあちゃん達の子供の頃でも華族とか士族とか大勢いて、彼らもご貴人さんで、こうしてもてなされてたんだものね~。
当時行われていた形式を自分自身がなぞってみることで教科書や歴史上のことが急に身近に感じられます。
こうして今まで思いもつかなかったことを感じさせてくれるから、お茶はおもしろいなぁって思うんですよね。
また、知識だけでなく、丁寧な手順に合わせているうちに普段のお点前で雑にやっていた箇所がわかって、技術面でもいい勉強になりました。
貴人点、思わぬ効果☆
PS.写真はこの日のお雛様のお軸と、初めて見た木五倍子(きぶし)という木です。小さくてあんまり見えないかもしれないけど、藤の花のように垂れ下がる様子がきれいでした。
そ~いえば田添さんって数年前「お~でを振って歩けます」とある局・とある番組で発言していた、あの田添さん...それとも...★
ちなみに、ブログのタイトルにもなっている“一期一会”この言葉を見聞きすると私は、フォレストガンプを思い出します。
...大分、お茶話からズレてしまいました・すみません。 機会があったらまたコメント投稿します☆彡
でも、言葉なんかは時代の移り変わりとともに、
へたすると意味までも変わってきてしまうというのに、
作法については今なお受け継がれていくんですね。
まあ、使う機会は本当に少ないかもしれませんが、
相手を敬う気持ちを表すという意味では、
そういう場面で使ったりするのもいいんですかね?
勉強になりました。
はじめまして。ブログのぞいていただきましてありがとうございます!
「お~で振って歩けます」!?本当にリスナーの皆さんはいろいろ覚えてくださってるのに当の本人がピンと来なくてごめんなさい。
仙台にも今でも時々遊びに行きますよ☆
<ひろさん
そう、作法云々よりも、そのおもてなしの気持ち自体を習ってる気がするんですよね。私みたいなバタバタしながら日常を過ごす人には、よい気分転換です☆