田添菜穂子の一期一会

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N響 2013年4月B定期 

2013-04-26 11:58:31 | クラシック鑑賞

昨日、久し振りのサントリーホールの公演を聴いてきました。

サントリーホールって行くだけで何でこんなに気分が上がるんでしょう!!

室内楽が続いていたので、久し振りのオーケストラにもわくわくして席に着きました。

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N響2013年4月B定期 2013年4月25日 サントリーホール

デュビュニョン『2台のピアノと2つのオーケストラのための協奏曲「バトルフィールド」』

(日本初演)

 ピアノ/ カティア&マリエル・ラベック

 ピアノアンコール: ガーシュイン『ラプソディーインブルー』

ベルリオーズ『幻想交響曲』

 1.夢と情熱

 2.舞踏会

 3.野の風景

 4.断頭台への行進

 5.ワルプルギスの夜の夢

指揮/ セミョーン・ビシュコフ

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ステキな演奏会でした!!!

幻想が聴きたくて聴きたくて来たんですが、素晴らしい幻想が聴けました!

・・・・・・・と、でも幻想の前にショックなことが!

前半の曲については、プログラムをちゃんと読んでおくべきだったんです!!!

2台のピアノは見ればその通りでわかりやすいんですが、「2つのオーケストラ」が存在することをちゃんと認識できてなくて、

団員の皆さんがピアノを囲む形で左右に座り始めて、「あれれ?ヴァイオリンが左右に分かれてる。コンマスの堀さんが左で第一ヴァイオリンの大宮くんや松田さんが右で・・・左には木管楽器? いや、右に和久井さんいるからオーボエあるし(実際はイングリッシュホルンでした)・・・・でもフルートは左だけで・・・・テューバは右だけ・・・」

曲が始まってももう間違い探しのように楽器構成を読み解くのに時間がかかって、

その上、現代音楽なので「これ」というメロディーにしたがって流れていくわけではないので、

あちらで音がしたら次はこちら、と音の鳴るほうに視線を動かすのに必死でした。

途中マラカスがでてきたり、エレクトリックベースがでてきたり、リズミカルで、あとはラベック姉妹の超絶ピアノを楽しんでいたら、曲が終わった・・・・という・・・。

それでも見ても楽しいおもしろい曲だったなぁ、楽しかったなぁ、と拍手の間にプログラムをちらっと見ると、

オーケストラの構成は1と2にわけて書いてあるし、

その上、この曲は「サン・ロマーノの戦い」という絵画にインスピレーションを得たものだ、と絵までも載ってるし、

第1曲「開戦の合図」から第9曲「祝祭」まで細かいエピソードに沿って進んでいく、と詳細に説明してあるんです!!

なんと!私、なんにも理解できずに曲が終わった・・・・(涙)

マラカスのところは第4曲「戦い」だったといわれても・・・・そうだったのか・・・・(涙) 

テレビ放映に期待したいと思います・・・・

 

それにしてもピアノのアンコールの「ラプソディーインブルー」は素晴らしかったです!

ピアノ二台の華やかな超絶技巧に拍手喝采でお二人のリサイタルのようでした!!

 

後半はお待ちかねの「幻想交響曲」!

切なくて美しい旋律に始まって華やかに展開していく弦楽器から目が離せなくて、

特に大好きな「舞踏会」の音楽は、うっとり聴いてました。

ヴァイオリン、素晴らしかった~

「野の風景」のイングリッシュホルンもブラボーでしたし、

行進曲も躍動感たっぷりで、曲最後のギロチンの刃が落ちる様子も鋭くて

魔女の宴のクラリネットもコミカル、

最後も思い切り盛り上がって、本当に楽しませてもらえました!!!

 

情熱的で、でも端正な雰囲気を漂わせるとてもステキな音楽作りだった気がします!

N響と指揮のビシュコフ氏にブラボー!

 


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2 コメント

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幻想 (よしむね)
2013-04-29 10:00:32
私は、やはり幻想は
4楽章が好きです。
担当楽器ゆえですね 笑

5も好きですが(^^)v

初めての曲を聞きに行くのは
楽しいですが、知らないと困る内容だと困惑しますね。

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Re:幻想 (tazoenahoko)
2013-05-06 11:27:26
お返事遅くてごめんなさい!
そうですね!
担当楽器によって、思い入れって違いますよね!(^O^)
この日のマーチもステキでしたよ!

現代音楽は難しいけど、ライブで聴くのは面白い!と最近思います。もちろん、今回のは読めばもっと楽しかったんでしょうけど、読まなくてもスリリングでとても楽しめました!
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