田添菜穂子の一期一会

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週末 芸術はしご① ハープコンサート

2010-10-27 23:11:45 | クラシック鑑賞
さすが秋ですね。いろんなところで芸術的な催しものが行われています。

まずは、土曜日。

先週土曜日は息子の児童館のハロウィーンパーティに出席したあと、
(今回もペンギンは着ませんでした。いいとこまでいったのに、おだてがもうひとつ足りなかったか?!無念、来年なんとしてもリベンジ)

茗荷谷へハープコンサートを聴きに行きました。

毎年恒例の有馬律子さんのハープコンサート。

去年の様子はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/tazoenahoko/e/f2d7dc12cb74ac32b98c37d7b4ba4c29

若手ハーピストの一人として、CDデビューもしたとのこと。

http://artist.cdjournal.com/d/outstanding-young-japanese-harpists-2010/4110061272

律子さんも今年は高3、どんどん成長する様子を定期的に見せていただいて、
本当に幸せです。

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【プログラム】

ファルカッシュ:17世紀のハンガリーの6つの古代舞曲

ヴァルター=キューネ: オペラ『エウゲニ・オネーギン』のテーマによるファンタジー

サン=サーンス:ヴァイオリンとハープのためのファンタジー OP.124
(ヴァイオリン 北原絢音)

ヘンデル:プレリュードとトッカータ

リスト(ポッセ編曲):愛の夢

ルニエ:伝説

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中世の香りのする音楽から、グランドオペラの世界を描いて、
バロック、ロマン派・・・と音楽の幅の広さを披露してくれました。

ハープを弾く力強さも中学生の頃と比べると格段に違うし、
去年よりもスタミナがある気がして、そうした体力面の成長も
技術を下支えしているんだろうなぁと感じました。

バロックの理解も格段に進んでいる気がして(すみません、よく理解してないのは私のほうで、まったくえらそうにいえませんが)素晴らしいヘンデルでした。

そして、愛の夢。

律子さんの愛のイメージが、伝わってきてそれも今まで以上に大人びていて
とても心地良くうっとりと聴きました。

後半、指を怪我するアクシデントもあったようですが、
最後まで気迫で弾ききる様子は見ていて涙が出ました。

始まったら、終わるまでやり通さなくちゃいけない、司会や生放送の仕事はまさに
同じ種類のものだけに、こうした場合、どうしても鑑賞とは違った感情移入をしてしまいます。

お友達の姿もたくさん見えます。多感な頃でもあるだろうに本当にがんばって
逆境に立ち向かっている姿、こちらが勇気をもらいますね。

弾き終わった直後こそ涙ぐんでいた律子さんでしたが、
終演後ご挨拶をさせていただいた時には、穏やかな笑顔を浮かべていて・・・。
若いって素晴らしい!

来年は、大学生かぁ。

プロになる、ことが観客にも見えてくる定点コンサート。
次回も楽しみです。

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