言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

ナットクラッカー症候群

2021-06-16 06:24:00 | 日記
先週の火曜日から血尿が出ていました。

その他の症状はありません。

泌尿器科を受診しました。

消去法で原因を追求します。

①尿路結石:レントゲン
→石はありません

②腎炎:血液検査
→腎臓の値に異常なし

③癌:腹部エコー、尿細胞検査
→両方とも異常なし

④膀胱炎:血液検査、抗生剤内服
→異常なし。元々排尿痛がないので可能性は低い

⑤ナットクラッカー症候群

⑥尿路結石が痛みなく排出。それに伴う血尿


①〜④が否定できたので⑤か⑥とのこと。

私は尿路結石の既往があるので、⑥の可能性が高いそうです。

ちなみに⑤ナットクラッカー症候群とは

簡単に言うと、左腎静脈が腹部大動脈と上腸間膜動脈に挟まれることで還流障害が生じ、左腎内圧の上昇により血尿の原因となる状態のことを言います。

基本的には放置で良くなるみたいです。

腹痛や貧血、血尿が止まらない場合は手術による治療もあるそうです。

痩せている人がなりやすいとの事。

私はガリガリ体型です。

昨日、泌尿器科へ受診の予約の電話をすると

血尿が止まっていたら、⑤か⑥だから受診は2週間後でいいとの事。

血尿は肉眼では確認できないので受診は2週間後となりました。

癌や腎炎などやっかいな病気の可能性があったため、色々な事が頭によぎりました💦
健康だから何気ない幸せな日常が送れると改めて気付く事ができました。

健康である事、何でもない日常全てに感謝です😊

地域で暮らす

2021-06-15 06:25:00 | 日記
私は訪問で言語聴覚士をしています。

昨日の夕方、体力向上、気分転換を目的に屋外歩行訓練を行っていました。

古い街並みを高齢者と歩いていると様々な事を教えてくれます。

「ここの商店街は昔は車が通れないくらい人が多かったんですよ」

「ここのお酢屋さんは私が生まれる前からやっています」

私の知らなかったことが沢山あります。

話しながら歩いていると

私の前の職場のデイサービスの送迎車が通り過ぎました。

私に気付いて手を振ってくれました。


仕事が終わり、自転車で帰宅途中、ご利用者の家の横を通りました。

すると畑仕事をされていました。

足の悪い方なので心配となり話しかけると

作業用の椅子を使い、安全に気を配り、沢山汗をかいて作業されていました。

普段、洋間で訓練をしている時とは雰囲気が異なり、イキイキとした生活感が漂っていました。


病気や怪我はその人の一部であり、その人は地域で暮らしている。

私も同じ地域で暮らしている。

住んでいる地域をリスペクトして愛情を感じながら

地域で暮らす高齢者を地域でサポートする大切さを感じました。

私より高齢者の方が自分が住んでいる地域に愛着はあります。

地域に住んでいる高齢者が1番安心できる場所で、本人が望む場所で最期を迎えられるように支援したいです。




失語症者向け意思疎通支援者養成講座

2021-06-14 06:33:00 | 伝えたいこと
今年度より失語症者向け意思疎通支援要請講座のスタッフとして関わらさせていただいています。

国は事故や疾病により意思疎通を図る事に支援が必要になった方へ対してサポートを行う事業を行っています。

聴覚障がい者:手話、要約筆記

視覚障がい者:点訳、代読・代筆

盲ろう者    :直接本人に接触する触覚手話、指点字、指文字

失語症者     :会話における理解や表現の補助(必要に応じて道具や絵の利用等)

県の言語聴覚士会が委託を受けて失語症者向け意思疎通支援要請講座を開催しています。

私はスタッフの一員です。

他の意思疎通支援は以前よりありましたが、失語症者に対する支援はここ数年前に始まり、私の住んでいる県は今年から始まりました。

失語症の方はある日突然、脳血管障がいや頭部外傷になりコミュニケーションがうまくとれなくなります。

例えるなら、ある日突然、外国語圏内に放り出されたような感じです。

罹患して退院後すぐに日常生活が始まります。

失語症は発話だけでなく、理解、読み書き計算に支障をきたします。

役場での手続き、銀行、選挙、お店での応対など日常生活はもちろん

町内会や趣味活動、友人との会話など生活の質に関わることに困難を感じておられます。

意思疎通支援者は失語症者に付き添い、コミュニケーションの橋渡しを担います。

失語症者向け意思疎通支援者になるために40時間以上の講習が必要となります。

昨日は4回目の講習会でした。

準備は大変ですが、言語聴覚士や家族だけでなく、失語症、失語症者の理解が進み、

サポート体制が充実するのは非常に嬉しいです。

失語症になっても不自由なく生活できる世の中に早くなって欲しいと思います。


動画の方が分かりやすいと思いますので
上記のURLから見てみてください😊







3歳児検診

2021-06-13 07:17:00 | 日記
私には子どもが3人います。

上の2人の3歳児検診はその頃は、平日に休みを取りやすい職場だったので私が行きました。

長女は歯並びと構音で引っかかりました。

私は言語聴覚士なので、言葉の発達は少し遅れてはいるけど、問題はないと分かっていたのでフォローは受けませんでした。

歯並びは気になっていたので、交叉咬合の治療を開始しました。

次女は視力で引っかかりました。

3歳では視力測定が上手くできない可能性があるので事前にシートが配られ親と練習します。

2m離れて片目を隠してCの空いている部分を指差してもらいます。

子どもなので楽しくやります。

「このドーナツはどこがネズミさんに食べられたか教えて?」

次女は練習ではさっぱりダメでした。

本番の3歳児検診でも引っかかり、弱視である事が分かりました。

視神経の発達は6歳〜8歳でほぼ完成します。

それまでに眼鏡で補正して正しい情報を入れないと脳の発達に影響を及ぼします。

3歳で発見でき本当に助かりました。

そういえば長女のように飛行機を見つけて喜んだり、蟻を追いかけ回す事がなかったと思います。

3歳児検診をスルーして就学前検診で発覚していたらと思うとゾッとします。

先日、3歳の息子が3歳児検診でした。

妻が行きました。(行きたかった〜😢)

息子は尿検査で引っかかりました。

尿潜血が±でした。

昨日、かかりつけの小児科を受診して再度検尿を行いました。

やはり±でした。

来週もう一度検尿を行いダメなら大きな病院へ紹介になるとのこと。

大人は体質による±だと分かっていれば問題視しない事も多いようですが、

子どもは初めてなので、要検査となるみたいです。

自分の血尿が吹き飛ぶくらい心配ですが、

何かあるにしても早めに対応して治してあげたいです。

健康に見える子ども達ですが、我が家では本当に3歳児検診にお世話になっています。

1歳半検診や3歳児検診を健康そうに見えるから、忙しいからとスルーするのは絶対にやめておいた方がいいですね。

うまく自分の体調や不具合を伝えられない子ども達を守るのは親や養育する人の大切な役割ですね。

このような検診制度を設けてくれている国に感謝です😊





幸せな目覚め

2021-06-12 07:57:00 | 日記
私は神経質な所があり1人で寝ています。

3歳の息子は休みの日に限って早起きです。

今日も寝ている私の布団に潜り込んできて

息子「ねえ お父さん。戦いしよ。」

私 「どんな怪獣になろうか?」

私は朝一番で戦いは辛いなと思いながら、可愛い息子の顔が目の前にありチューをしました。

息子「きたな!チューチュー星人!」

戦いが始まりました。

幸せな目覚めでした。

幸せいっぱいで始まった1日。

幸せな1日になりそうです😊