言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

ウィルパワー

2021-06-11 06:35:00 | 伝えたいこと
ウィルパワーとは日本語では“意思力”となります。

人は毎日35000回選択をして生活していると言われています。

今日どんな服を着るかの選択など小さな選択から

結婚を決めるような大きな選択もあります。

その選択1つ1つに意思力が使われます。

そして、その意思力には限りがある事が分かってきました。

大事な決断を夜に行うと誤りが多いのは意思力が枯渇しているためです。

有名な話にスティーブ・ジョブズは意思力を減らしたくないからいつも同じ服を着ていたと言われています。

つまり意思力は使えば使うほど減っていくと言うことです。

大切な時に意思力を発揮するためにはどうしたらいいのか。

スティーブ・ジョブズを参考にすると、意図的に選択する機会を減らす方法があります。

私は洋服は好きなので選択を楽しみたいです。

私は食事にそれほど執着がないので、朝食は毎日同じ物を食べてます。

朝の忙しい時間に朝食を考える時間を短縮して、意思力も節約しています。

このように自分の興味が薄い部分にフォーカスして意思力の節約を行えば豊かな1日を保って、意思力を使いたいモノに使えるようになります。

また、意思力という考えを知って私が感じたことは

意思力は性格ではないという事です。

〇〇さんは意思力が弱いなあ〜

私は意思力が弱いから〇〇が続かない!

など意思力は性格のように捉えがちですが、

意思力は体力や集中力のようにコントロールできる範囲です。

また、選択肢を減らすなど工夫によってもフォローできます。

したがって、子育てで考えると、自己決定の機会を沢山作って意思力を育てる事も大切になります。

意思力が弱いと感じている方は

自分の意思力の浪費がないか、工夫はできないか一度考えてみるといいかもしれません。