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言語聴覚士の独り言

誕生日

昨日、訓練に伺った方は

笑顔も少なく、訓練拒否もしばしばある方でした。

私の事業所では誕生日にバースデーカードを作成してお祝いをしています。

昨日の方は誕生日が近いので、「バースデーカードを作成しているから楽しみにしていてね」と伝えると満面の笑顔で「ありがとな」と。

病気になり、廃用症候群が進み、歩く事も食べる事もできなくなり、笑顔を失いかけていた方が誕生日は覚えていて、喜んでおられました。

誕生日は1年で1番生まれてきたことを承認される日、承認されていた事を思い出す日なのかもしれません。



子どもの時はプレゼントを貰えて、皆んなが笑顔になる大変嬉しい日。

青年期は大人になりたいような、なりたくないような複雑な気持ちもあったような。

大人になると、歳を取る事を嫌がる方が多いですね。

90歳を超えると、また1年生きてきた事に感謝され喜ばれる方が多いです。

私は身体が老いることは、やはり嬉しい事ではありませんが、

自分の誕生日は今まで、今の自分になるまで関わりがあった全ての人、環境に感謝する日としています。

そのように考えると、感謝の気持ちでいっぱいになり、今年1年も良い1年にするぞ!と前向きになります。

前向きに年齢を重ねて、歳を取れば取るほど感謝の気持ちで溢れる。

私はこのように老いていきたいです😊




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