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言語聴覚士の独り言

私は死ぬ事が怖かった。

存在がなくなる事が怖くて仕方なかった。

今思えば、寂しかったのだろう。

自己肯定感もそれほど高くなかったように思う。

ちっぽけな自分が誰からも必要とされずに消えてなくなり、忘れさられてしまう。

死をこのように考えて怯えていた。

今は家族もでき、自己肯定感も育ち、死ぬ事自体への恐怖は薄れている。

今は死ぬわけにはいかないという感じだ。

子どもの成長した姿を見たい。

何より今後の自分の人生がどうなるかワクワクしている。

死を現象と考えると、テレビの電源を切るようなものかと思う。

自分の身体と存在が消え、それから先の人生がなくなるということ。

いつ来るかわからないが、必ずやってくる。

それ以上でもそれ以下でもない。

では死について考えてもあまり意味がないように思えてくる。

死が怖かった過去の自分。

死にたくない今の自分。

どちらも死について考えているより、その時どう生きているかが死生観に現れているだけなような気がする。

いつ死について考えても怯えなくていいように今をしっかり生きようと思う。
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