昨日は長女の十三参りに行ってきました。
そのような神社は近くにないので、学問の神様を祭っているとされる近くの神社に行ってきました。
十三参りには、13歳まで無事成長したことを感謝し、心身ともに大きく発達するこの時期に、立派な大人となれるよう祈念する意味合いがあります。
ほかにも、13歳の厄を払う意味合いや、生まれてからの干支が1周し、昔でいう元服の年齢になることから、人生の節目を祝う成人式のような役目もあります。
また、無限の知恵と慈悲を持つという虚空蔵菩薩を詣でることで、知恵を授かるといったいわれもあり、このことから十三参りを「知恵詣り(ちえまいり)」や「知恵もらい」と呼ぶこともあります。
娘は大人の着物を着て行きました。
十三参りでは昔の写経を奉納していた参拝方法に倣って
一字写経を奉納します。
昨日は正式なご祈祷は依頼しなかったので、
娘の好きな文字を絵馬に書きました。
娘は“優”を書きました。
私が12歳の時
父親に京都に連れられ十三参りに行きました。
私は“夢”と書きました。
父親から「もうお前は元服の年齢になった。責任のある大人の一員と自覚しなさい」
と言われました。
そして渡月橋を振り返らずに渡りました。
娘は境内の鳥居を出るまで振り返らずに歩きました。
私は父のような言葉をかけませんでした。
何故“優”の一文字か聞いてみると
友人に優しくできない時があるからと。
本当に優しい人になってくれて感謝です。
今まで無事に成長してくれて感謝です。