言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

失敗の先に成功あり

2024-02-11 18:24:00 | 日記
先日、家族でアイススケートに行ってきました。

我が家では年に1回行っています。

妻と私は普通に滑ることはできますが、子ども達に教えるほど上手くありません。

6歳の息子はまだ3回目くらいです。

しかし、たくさん転けますが笑いながら起き上がり、前に進んでいきます。

11歳の娘は壁に掴まって滑るところからスタートしますが、徐々に壁から離れて滑るようになりました。

14歳の娘は壁からスタートして、壁から離れることができないまま終わりました。

失敗(転けて痛い思いをする)が1番多いのは息子で長女は1度も転けていません。

3人の性格が現れているとも考えられますが、

失敗を経験をすると臆病になり成長を阻害すると思いました。

長女も小さい頃は転けながらチャレンジしていました。

きっと壁から離れて滑ったら、数回は転けると思いますが、転けながらコツを掴み私や妻のように滑ることができるはずです。

壁から手を離すのは怖いけれど、

失敗に伴う痛みがなければ成長することはできないと学びです。

また年齢が上がれば上がるほど失敗を恐れて挑戦できくなることも3人の子どもを見ていて感じました。

ただ長女はスケートが嫌いでなく、来年も行きたいと言っています。

スケートに関しては娘が楽しければそれでいいので来年もみんなでアイススケートを楽しみたいです😄





目の見えない白鳥さんとアートを見に行く

2024-02-03 12:42:00 | 
息子と何となく立ち寄った喫茶店で何となく目に留まり、気になって買った本です
本が気になったというより、洒落た喫茶店で本を買う行為がしたかったのかもしれません。

読んでみると非常に面白く、人間の本質に迫り、アートの素晴らしさに寄り添っています。

盲目の白鳥さんとアートを見る方法は連合いが言葉で伝えます。

言葉で伝える事で普通に鑑賞している時は見えていなかったモノが見えるようになる。

そんな体験が入り口で、何故白鳥さんとアートを鑑賞するのか

それは単に白鳥さんと一緒に時間を過ごしたいだけであった。

“わたしはただの人間だ。わたしは自分の毎日を生きることに必死で、東京の小さなマンションに住む自分をデフォルトにして周囲を眺めることしかできない。
唯一できることは、自分がいま見ていないその場所に77億人の命があり、それぞれ与えられた時を生きていることを絶えず想像することだ。わたしはすぐにそれを忘れてしまうから、多少の努力を伴う。努力と言うと、汗臭いけど、本を読み、旅をし、美術作品を見て、隣にいる人と話すこともその一つだ。そこで得たわずかばかりの知識と想像力を駆使し、ステレオタイプなものの見方や「人間はそういう生き物だから、しょうがない」と言う無力感と決別していく。知らないものに慄いたり、壁を作るのではなく、あるがままの存在に手を伸ばす。
そうして今起こっている現実を知ったうえで、目の前に不愉快な差別や優性思想の芽、耐え難い非道が目の前に現れた時、千手観音が無数の道具や武器で世界を救うように、私も非力ながら声を上げそれらをぶっ叩いていく人でありたい。世界の複雑さや自分の無力さを盾にしながら、ただぼーっと中立でいる事はもはやできない。”

“幸せを感じたその時間を、その先も信じていけるのかー。
人生は、荒野だ。
輝く満月が闇を照らしてくれる日もあれば、放置自転車とか路上に溜まった泥水とかに足をすくわれ、びしょ濡れになって石ころを蹴飛ばしたくなる日もある。幸せの絶頂にいるときは、ライフ・イズ・ワンダフル!なんて思うわけだけど、ワンダフルって大体長く続かない。後に残った現実はうんざりすることの連続で、特にドアをバンと閉めきって、毛布をかぶって寝てしまいたくなる。それでもー。それでもわたしは、この先もドアを開け、路上に出るだろう。そして、足元に広がる泥水を見つめ、そこから幸せな記憶を拾い出し、いま手にしているものは、路上の石ころなんかじゃないと信じるだろう。人は「時」と言うものに抗うことはできないけれど「時」を宝物にすることができるから。”

本の中には素晴らしい美しい言葉が沢山でできます。

大切な友人にプレゼントしようと思います。

ぜひ読んでみてください。


疾風ロンド

2024-01-30 21:23:00 | 映画
東野圭吾の本にハマっている娘(中学生2年生)と一緒に鑑賞しました。

サスペンス要素は低く、ヒューマンドラマ、コメディ要素が強かったです。

あらすじは

主人公の務める研究所の研究者が新種の炭疽菌を開発します。

その研究者は金銭目的で炭疽菌をスキー場に隠して、研究所に大金を要求します。
(気温が15度以上になると割れる瓶に入れてあるため雪が溶ける度パンデミックになる)

しかし、研究者はその状況のまま交通事故に遭い亡くなります。

主人公は中学生の息子を連れてパンデミックを回避すべく発信機を頼りにスキー場に探しに行きます。

公にしない大人の事情、思春期の息子と親の関係、研究者同士の裏切り、利権。地元の閉鎖的田舎の家族事情

様々な要素が絡み合い物語は進みます。

最終的にあっと言う結末はないですが完成度の高い作品でした。

スキー場で展開される映画なので、冬の時期に見るのがお勧めです。

我が家はまだ一緒に映画を観てくれるので、本格的な反抗期はまだなのか、それとも緩い反抗期なのか。

後者でありますように…


ミニミニ大作戦

2024-01-23 22:27:00 | 映画
イギリスの自転車ブロンプトンに乗るようになり、これぞイギリスといったデザインに惹かれるようになりました。

そして、イギリスの車と言えば

ミニ(BMC)

一度は憧れる車です。


題名が気になり見た映画です。

内容は強盗団に裏切り者が現れ、お宝を盗まれてリーダーも殺害されてしまいます。

その復讐を残された仲間と、リーダーの娘で遂行するストーリーです。

肝心のミニはBMWへ移行されたモデルでカーチェイスもそれほど出てきませんでした。

なぜこの題名になったのか?です。

しかし、映画として王道でキャスティングも良く安心して見られます。

アクション、強盗映画としてはおすすめです!

子どもが大きくなったり、セカンドカーを持つチャンスがあればミニに乗ってみたいなあ〜





子どもの自己肯定感を上げる方法

2024-01-17 22:18:00 | 登山
日曜日に6歳の息子と登山に行ってきました。

本やネットで下調べをしてから行きました。
低山が3つ連なっていて、最後の山が急坂で最後の最後に崖のようになっていて鎖を頼りに登ると書いてありました。

一つ目の山は走って登る人がいるくらい登りやすく子どももちらほら見かけました。

二つ目の山からキツくなり、息子を引き上げたり励ましたりしながら登ります。

もう子どもの影はなく、年配の登山者ばかりです。

ハイカー同士すれ違う際は簡単な挨拶をするのが定例です。

年配の方が多い事もあり、息子を見ると

「凄いね〜。頑張ってね!」

のように褒めたり、激励の言葉をかけてくれます。

息子もすれ違うたびにポジティブな言葉をかけてくれるので、徐々に得意な顔になっていきます。

三つ目の山の最後の難関、鎖を使わないと登れない所は、正直、息子を連れて行くには危険でした。

しかし、引き返すにも山を3つ戻る必要があり体力が持ちません(登り切った後は車道を下り帰る予定です)

息子が怖がらないように少しずつ進みます。

抱っこしたり、横に動いたり、何とかかんとか無事に乗り越えました。

私は大人も危険な難所を乗り切った息子を讃えます。

息子はもうご機嫌です。

「僕、崖も登れる!先生(保育園の)に言う!」

自己肯定感を上げる方法は他者承認と自己承認を得る事だと思います。

息子は登山を通して登山者や私という他者からポジティブな言葉をもらい、登り切った達成感から自信を付けました。

登山は子どもにとって自己肯定感を上げる良い方法だと思いました。