本願寺法主 親鸞聖人直系の25世 大谷暢順さんの
「人間は死んでもまた生き続ける」を読み終わりました。
東野圭吾さんの小説ならあっという間に読み終わるのですが
こういう生き方の書かれた、しかも宗教の本は一気に読めなくて
一つ一つの文章を理解して消化するのに時間がかかりました。
今までにした過ちをくよくよ悔やんでいても幸福になれないそうです。
自分の業によって過去から現在に押し寄せてくるものすごい力と、
まったく違うところからやってくる他力=「未来力」。
人生とは他力との付き合いです。
困難にであうと人間は仏に答えを求めたりしますが、
それは間違いで仏はあなたならどうしますか?と問いを投げかけているそうです。
生きていることを当たり前のように思わず、生かされている生をありがたく思って
生きていこうと思いました。