知床ﾎﾃﾙ北こぶしを満喫

二泊目は「知床グランドホテル北こぶし」でした。
本当は一泊目も宿泊したかったのですが、知床で一番人気のホテルで、
二泊目も四人で泊まれる部屋のずっと空きがなく、４日位前にやっと空きが出て予約ができました。
７階最上階にある「展望和洋室」で四人で税込み８０，０００円・・・
こんなに高い部屋に泊まるのは生まれて初めてです。
北こぶしにこだわったのは、眺望、料理と口コミが良いこと、そして何よりウトロ漁港に近いので
次男が早朝に一人で徒歩で釣りに行くことができたからです。
部屋は内装も豪華な雰囲気で窓一面オホーツク海を一望できました。


夕食のバイキングは食材が地元産中心でとても美味しかったです。
新鮮なお刺身を好きなだけのせて「勝手丼」を前日と同じように作ってみました。

デザートのクレープは注文してから作ってもらえます。

「馬糞ウニ」一人前２，５００円位を別に注文しました。
バイキングがあるから四人でつまむのに十分な量です。
味が濃縮されていて今まで食べていたウニよりずっと美味しかったです。

夕食時のキッチンです。

朝食は海鮮丼に出汁を入れてみたら、美味しかったです。

朝食は注文するとフレンチトーストを作ってもらえます。
夕食のクレープは生地が厚くてイマイチでしたがフレンチトーストは卵液がよくしみ込んでいて美味しかったです。
右上のベージュ色の飲み物は「カツゲン」です。
北海道ではポピュラーな乳酸飲料で飲みやすかったです。

朝食からまたアイスクリームをいただきました。
大満足でした。

ｳﾄﾛ漁港でﾒﾊﾞﾙを釣る

夕方にウトロ漁港で釣りをしました。
次男は大学の近くの海で時々釣りをしているようですが、私は去年の和歌山旅行以来約一年ぶりです。
私は虫のエサは自分で付けられないのですが、今回はルアーだったので良かったです。
海が綺麗なので魚の影が見え、そこに釣り糸を落としたらメバルが数分でかかりました。
やはり自分で釣り上げると快感です。
皆数匹ずつ釣れたのでほとんどリリースしました。

夜にホテルの洗面室で息子が捌いてお刺身にしてくれて食べましたが
釣ってすぐのお魚は新鮮なのですごく美味しかったです。
オホーツク海に沈む夕焼けをバックにした息子です。

巨大なオロンコ岩がうみねこの巣になっていました。

道の駅知床・らうす

「道の駅知床・らうす」で昼食を取りました。
２階のレストランでは根室海峡が眺めならが食事ができます。
私は「羅臼昆布ラーメン ８５０円」をいただきました。
麺は羅臼昆布を練り込んだ緑色をした細めの麺です。
スープは羅臼昆布出汁でちょうどよい塩味で、本当に美味しかったです。

「黒ハモ丼１，１００円」です。
ハモは関西、特に京料理のイメージがあったのですが、黒ハモは知床でしか食べられないそうです。

「深層水ソフトクリーム」です。

夫が食べた「海鮮丼」、夕食でも食べられるのに・・・


羅臼漁港です。
「羅臼国後展望塔」からは国後島がうっすらと見えました。
こんなに近いのに今はロシアでロシア人が住んでいるというのが不思議です。

こけももｿﾌﾄｸﾘｰﾑと知床峠をﾄﾞﾗｲﾌﾞ

知床でしか食べられない「こけももソフトクリーム」
ふんわりと優しい味でした。


流氷サイダーを飲んでみました。
綺麗な水色の爽やかな味わいでした。

知床峠に向かう途中に道路から降りられる川があり、家族連れの子どもさんが水遊びをしていました。
次男が少しだけ釣り竿を垂らしてみたら「やまめ」が釣れました。
釣り好きの息子ですが「やまめ」を釣ったのは初めてだそうです。
塩焼きにして食べたかった！

標高約７３８メートルにある知床峠です。
知床連山の主峰、羅臼岳の頂上が見られます。
お天気が良くてよかったです。

知床五湖散策

次男は朝からウトロ漁港で一人釣りをしましたが、ボウズだったそうです。
世界遺産の知床五湖散策へ。
途中の高台から宿泊のホテルがあるウトロ漁港を眺めました。

ホテルから車で２０分位で駐車場に着きました。
まず知床五湖フィールドハウスで立ち入り認定の手続きと１０分位のレクチャーを受けました。
ヒグマに会わないようにする方法でなく、ヒグマに出会った時の対処法などを教えていただきました。
野生のヒグマは見たいけど、出会ったら平常心を保って、走って逃げないで静かにやり過ごす自信がありません。
ヒグマに出会った時に夫がどういう行動するか見たい気もします。
私を置いて逃げるかも？
五湖全て周っても３キロ、一時間半なので、運動不足の私でも楽勝です。
五湖は「神が大地に五本の指をついた跡が湖になった」という伝説があるそうです。
神秘的でひっそりと静かでした。