熊野詣で 那智の滝と湯の峰温泉

那智山青岸渡寺に着きました。

西国三十三所の第一番札所です。

私のご朱印帳のやっと1ページ目が埋まりました。

那智山は神仏習合の一大修験道場です。

見晴らしが良く那智の滝が見えました。

那智の滝に着きました。

落差133m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑です。

マイナスイオンをすごく感じました。

近くで見上げると圧巻でした。

この石をなでると神様のお力を頂けるそうです。

道の駅でオリジナルの黒糖のアイスを頂きました。

湯の峰温泉、湯の峯荘さんに宿泊しました。

湯の峰温泉は約1800年前に発見された日本最古の温泉です。

熊野牛のすき焼き、鮎の塩焼き、和歌山産のお刺身など海と山の幸を美味しく頂きました。

朝食です。

部屋からは世界遺産熊野の自然を楽しめ癒されました。

熊野詣で ろうそくまつり奥之院と奈良の吊り橋

高野山を訪れた日に偶然ろうそくまつりが開催されていました。

一の橋から奥之院までの約2キロの参道に燈篭、ローソクを飾り、奥之院に眠る御霊、先祖の御霊を供養するお祭りです。

灯りがずっと続きます。

幻想的で厳かで美しいお祭りでした。

私もろうそくを飾りました。


翌日は奥之院まで行きました。

お墓は織田信長など戦国武将から有名人まであり楽しみながら歩きました。

司馬遼太郎の文学碑がありました。

播磨姫路酒井家墓所。

一つ一つ写真を撮っていたらキリがないので撮るのをやめました。

敵国の武将のお墓が隣り同志に並んでいたり、皆空海の近くに眠りたい思いは一緒なんですね。

杉木立の中に約20万基の墓碑が並んでいました。

空海が入定されている奥之院です。

参拝のあと那智の滝を目指しました。

途中で奈良県十津川村の谷座の吊り橋に立ち寄りました。

テレビで紹介されているのを見て行きたかった橋です。

昭和29年に村人の力で架けられた長さ297m、高さ54mの生活用としては日本一長い吊り橋です。

橋からは山と川の美しい景色が眺められました。

橋の反対側は売店があり確かに生活されている場所だとわかりました。

道の駅十津川郷には足湯があり疲れを癒すことができました。

熊野詣で 宿坊で精進料理と修行体験

初めて宿坊に宿泊しました。

精進料理は芸術作品のように綺麗でどの料理も丁寧に作られていて美味しく頂きました。

お酒は飲んでも大丈夫でした。

健康的な朝食も満足しました。

早朝に朝のお勤め、勤行を体験しました。

時間が来たら部屋の前まで迎えに来られ本堂まで案内されました。

何組かの宿泊客の方たちとお経を唱え、やり方を教わったあと瞑想をしました。

身体が真っ直ぐになり、体内がきれいになったように感じ、清々しい気持ちになりました。

素晴らしい体験が出来ました。

400年位前に建てられた建物で寝食をし、歴史のある調度品に囲まれた食堂でゆっくり食事をし、おもてなしも一流ホテル並みかそれ以上で素晴らしい宿坊でした。

口コミによるとタモリさんもこの不動院さんに泊まられたそうです。