世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



政商―昭和闇の支配者〈2巻〉

大和書房

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戦後の数年間というものは戦国時代のようなもので、様々な大物小物が商争を繰り広げた。堤康次郎、五島慶太、横井英樹、そして物語の主人公である小佐野賢治。田中角栄、児玉誉士夫と並び昭和の政、財、闇の世界に君臨した。小佐野は山梨県東山梨群山村の極貧の農家に生まれ戸の無い家だったという。自動車部品会社の社員から始め、バス会社、ホテル(強羅ホテル、ワイキキ・シェラトン他)を買収、乗っ取りで手中に納める。ついには念願の帝国ホテル会長にまで登りつめる。昭和の木下藤吉朗のような人生と田中角栄との深い絆。「富士山は五合目から見ても、あの雄姿は想像できない」と田中の側近に助言するほど彼を認めていた。ロッキード事件係争中、平成を待たずしてに3人とも死去し、ひとつの時代が終わったのである。中曽根康弘、浜田幸一、女優松尾嘉代他数々の面々が登場し、事件、エピソードは大変面白い。

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プレスとは組織だって敵のパスの行方を読んでボールを奪うこと。ハイエナの群れの狩に似ている。過去の対外国チームとの試合の局面で双方の選手にそのときに何を考えどういう作戦を立てていたのかインタビューと検証を交え紹介していた。サッカーの奥深さを知らされた気がする。第三者のサッカー評論家の説明よりずっと面白い。さすがにドイツで活躍している高原は世界レベルのサッカーをよくわかっていた。W杯の日本の試合は6/12対オーストラリア、18日対クロアチア、22日対ブラジル。

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