世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



「ダ・ヴィンチ・コード」人気の背景に宗教的無知=バチカン枢機卿 (ロイター) - goo ニュース
現聖書を信じるカトリックに言わせればそう言いたくなるのも当然だろう。しかし、ガリレオの地動説他、人体解剖など科学的に無知なくせに文明の発展にストップをかけてきたのもバチカンであった。魔女狩りなどは人道的にも許しがたいものがある。過去の歴史を顧みて「アレは誤りであった。」と自己批判を繰り返してきたのも事実である。ダビンチとて一種の洗脳に過ぎない宗教団体を快く思っていなかったのかもしれない。カトリックの創始者ペテロが天下を取って以降、聖書編纂の折、福音書というイエスの言葉で都合のいい取捨選択を行っていないと考えるほうがお人好し過ぎる。そもそも”真実のキリスト教”を名乗る団体が多すぎる。その宗教にどっぷりと浸かっていない人間にはたやすく批判できるのであり、表現の自由がそれを助けている。今はブームで騒いでいるだけだからそのうち収まるでしょうけど、バチカンに対して懐疑的になる”お勉強した『無知層』”はこの映画をきっかけに少なからず増えたことと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )