世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



○ ウルルンはミュージカルをやっている浦井君という子がインドラジャスタン州のある町でクシュディというインドレスリングの道場に入門しました。過酷な練習と禁欲生活なので「こりゃ大変なところに行かされたもんだ!いったいどうなるのだろう?」と思いましたが、彼は体が慣れてきて順応していったみたい、他の道場との練習試合にも勝ち、みごと涙のお別れでハッピーエンド。よくがんばりました。
ワタス的にはこのような伝統ある道場があり、しかも無料、門弟も学生、教師、子供、ミルク売りなど様々。体にいい事、精神にいい事を鍛錬と禁欲生活を通して会得しようとしている人々、みな
まじめな人々である。旅行するとインドではたいてい詐欺師や変なものを売りつけるヤツラが寄って来て閉口するが、「それなりの場所にいけばいい人々に出会えるのだな。」とインドを見直しました。
○ 今日から始まった久米ひろし司会の”A " アジアの A だ。紹介するトピックのレポーターとインターネットで結ばれて画像も映る。トピック再現映像など通して、その国の人々の暮らしを知ることができる。大変興味深いコンセプトです。本日のもっとも印象に残ったそれは韓国でお父さんが国に残って働き、子供8歳と6歳だったか、がニュージーランドに留学。お母さんは付き添い。このよう家庭を持つお父さんが5万人いる、とのこと。学歴社会、受験競争の激しい韓国では子供のためこのようなことをする人々がいるそうだ。ナンダカナーという気になる。将来のために勉強し、大学に入り、相応の職についても子供の将来のために離れ離れの今を我慢して、老人になっても孫の将来のためと、また自分を犠牲にするんだろうね。あんたたちの描いている将来は決してばら色ではなく、今と変わらない滅私禁欲生活の延長に過ぎないんだよ。出演者のコメントがよかった。「今がイイワケナイノに未来イイワケないじゃん!」的な意見が多かった。最長老の久米の弁、「昔、日本人の考え方もあんなふうだったんですよ。」と。

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