

高齢の母の話相手になるために、このところ頻繁に帰省している。
しっかり者の母だったんだけれど、、、
90歳を超えたあたりから、ね〜
「年齢なりの頭の衰え」
が目立つようになってきた。
そんな母と話していると
母がかわいそうに思ったり
自分が悲しくなったり
なんとも言えず情けなくなったり
そして、母に腹が立ったり。
「こういうことは、言ってはいけない」
というアドバイスを、見事に裏切る。
この
「分かっちゃいるけど、、、」
の感覚。
昔も経験したな〜
そう、子育ての時だ。
あれから30年ほども経っているのに!
60歳を超えた今、また同じ後悔で頭を抱えている。
この歳になっても、少しも成熟していないのかな〜
いや、熟し過ぎて自分の衰えが始まっているのかもな〜
いろいろと考えさせられる帰省だわ。
とにかく今の私には、間違いなく最大で最難関の任務だ。
連休の後で、新幹線は空いているわ。
無事にそちら側に復帰できて2週間。
今はすっかり身体も心も元気、元気!
いいなぁ。
普通にバタバタ動いても、クラッとしないし
食べる前から胃が重いこともなくなったし
元々、私は自他ともに認めるコツコツ人間。
計画を立て
段取りを考え
コツコツ努力する
典型的な「地味な昭和の日本人」
(めまいが起こるのもわかるわね)
自分を木に例えると
「不器用なごつごつ節くれだった木」
そんな私が選んだ夫や友人は
「お気楽でのびのびちょい無責任に好きなことをする」
人が多い。
(だから苦労する? お気楽な夫はね~~)
でも、ないものねだりだよね。
どうしても、自由な伸びやかさにあこがれてしまう。
空に向かってするっと伸びていく、
風にさからわずあるがままに伸びていく
そんな木の姿にあこがれる。
ま今は「こういうタチで生まれたんだから」と割り切って
「その中でしっかりやっていこう」
(ここから、すでに地味な昭和の日本人)
と言う訳で
「思いついたままに」というブログのタイトルは
せめて自由な時間には、
「気持ちのままに身軽にどこかに行きたい」
という願いがこもっているのだ!