思いついたままに

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思う日

2021年03月11日 11時29分00秒 | 日記
震災から10年。

あの日あの時間は
たまたま職場で手芸をしていた。
あまりの揺れに皆ちょっとパニックになった。

そして、しっかり者の仲間の一人に誘導されて
隣の小学校の校庭に避難した。

あの時の恐怖は忘れられない。
収まるんだろうか。
全て壊れるかもしれない。
ホントに最悪な状況が頭に浮かんだ。

でも、この辺りでは
停電やら屋根瓦が落ちたりはあったけど
最悪ではなかったと思う。

その瞬間は、屋内にいるのが怖かった。
とにかく外に出たかった。

そんな皆で逃げた時
「大事なもの何一つ持たず」だった。

「わたし、綿だけ持ってるよ」
「私は針」
運良く、後から笑い話にできた。
それぐらい命の恐怖まで感じた初めての経験だったなぁ。

今日は朝からテレビで
ずっと追悼のニュースをやっている。
津波の画像は正視できない。

ドラマの「朝顔」を見ていると
まだ、
大事な人が見つからない
気持ちの整理もできない
という人がいるということに
きづかされる。
実際の話なんだね。

そんな毎日で
このところ命について考える日々だ。

私自身も
南の島に住む娘のお産が
なかなか進まず
今、不安な時間を過ごしている。

コロナで里帰り出産ができなかったので、
遠くからヤキモキするばかり。

元気印の娘とベビーちゃんの生命力を信じて。

朗報、待っているね!

そして、コロナで仕事休み中、
ずっと気持ちを明るくしてくれた
河原の冬鳥たち。

彼らも間もなく命をかけて、
北国目指し厳しい旅に出るんだ。

「このまま、のんびりここに居られないの?」
とつい、軟弱者は思ってしまうけど。

とにかく、みんな がんばれ〜






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