大西順子(p)・・・・・今どうしてるんだろう。
なんかジャズに詳しい上司から「精神的な部分で健康を損なって引退、結婚して府中だか調布だかにいるとかなんとか・・・・」なんて話を小耳にはさんだけど、真偽は定かじゃない。
この人の音楽は楽しかったよなぁ・・・・・。
いま日本の若手、もしくは女流ピアニストが世間を騒がせているけど、この人はその先駆けのような存在。
バークリー出て、ニューヨークのジャズクラブのハウスピアニストとして活躍。
Gary Thomas(ゲイリー・トーマス、ts,ss)やJoe Henderson(ジョー・ヘンダーソン、ts,ss,fl)などの錚々たるアーティストのレギュラーグループに参加・・・・・世界と渡り合える堂々たる存在だった。
僕が意識したのは、気まぐれに中古で購入したJackie Mclean(ジャッキー・マクリーン、as)との共演盤「Hat Trick」を聴いてから。
この盤でのMcleanはアタックが弱々しくてピッチも不安定であまり良くなかったけど、大西順子のタッチに惹きつけられた。
繊細なタッチって感じじゃないんだよな。
無造作なタッチではもちろんないんだけど、なんつうかな・・・・・神経質なタッチというか・・・・・今にもヒステリックに破綻をきたしそうな、センシブルな感じっての?。
演奏を聴いててそんな印象を持ったのね。
スゲェ気になったのさ。
で、極めつきがトランペットとアルトの2管を加えたクインテットでのアルバム、「Piano Quintet Suite」に収録された「Take The A Train」を聴いた時。
これは楽しかった。
聴いてて列車が見えた。
列車が郊外から田園を抜けて、大都会の中心部へ駆け抜けていくパノラマのような風景が見えた。
ドラムの規則的なシンバルレガートが、まるで蒸気機関車のようだった。
ソロ、イントロ、テーマと続く曲の中で、彼女が弾きだすイントロのフレーズが、まるで発車を告げるベルのようだった。
こんな楽しい演奏が世の中にあるんだなと思った。
音楽って素晴らしいって思った。
音を聴いて映像が見える事って、本当にあるんだよ。
ジャズ通のレコード店店主が「大西順子はOscar Peterson(オスカーピーターソン、p)のモノマネで、上手くないよ」とか言ったという話を何かで読んだ。
ジャズ通のレコード店店主クソくらえだ。
(僕はOscar Petersonは大好きですよ)
彼女以降、最近の日本の若手には才能あるピアニスト多いし僕も色々と聴いてはいるけど、あんなに鮮明に「風景」「映像」を見せてくれた人はまだいない。
やっぱり彼女がいないと寂しいよね。
また聴きたいなぁ・・・・・。
本日の安眠盤、大西順子の「Play, Piano, Play」
これを聴きながら安眠はできないかもしれませんが(笑)。
ではでは。
なんかジャズに詳しい上司から「精神的な部分で健康を損なって引退、結婚して府中だか調布だかにいるとかなんとか・・・・」なんて話を小耳にはさんだけど、真偽は定かじゃない。
この人の音楽は楽しかったよなぁ・・・・・。
いま日本の若手、もしくは女流ピアニストが世間を騒がせているけど、この人はその先駆けのような存在。
バークリー出て、ニューヨークのジャズクラブのハウスピアニストとして活躍。
Gary Thomas(ゲイリー・トーマス、ts,ss)やJoe Henderson(ジョー・ヘンダーソン、ts,ss,fl)などの錚々たるアーティストのレギュラーグループに参加・・・・・世界と渡り合える堂々たる存在だった。
僕が意識したのは、気まぐれに中古で購入したJackie Mclean(ジャッキー・マクリーン、as)との共演盤「Hat Trick」を聴いてから。
この盤でのMcleanはアタックが弱々しくてピッチも不安定であまり良くなかったけど、大西順子のタッチに惹きつけられた。
繊細なタッチって感じじゃないんだよな。
無造作なタッチではもちろんないんだけど、なんつうかな・・・・・神経質なタッチというか・・・・・今にもヒステリックに破綻をきたしそうな、センシブルな感じっての?。
演奏を聴いててそんな印象を持ったのね。
スゲェ気になったのさ。
で、極めつきがトランペットとアルトの2管を加えたクインテットでのアルバム、「Piano Quintet Suite」に収録された「Take The A Train」を聴いた時。
これは楽しかった。
聴いてて列車が見えた。
列車が郊外から田園を抜けて、大都会の中心部へ駆け抜けていくパノラマのような風景が見えた。
ドラムの規則的なシンバルレガートが、まるで蒸気機関車のようだった。
ソロ、イントロ、テーマと続く曲の中で、彼女が弾きだすイントロのフレーズが、まるで発車を告げるベルのようだった。
こんな楽しい演奏が世の中にあるんだなと思った。
音楽って素晴らしいって思った。
音を聴いて映像が見える事って、本当にあるんだよ。
ジャズ通のレコード店店主が「大西順子はOscar Peterson(オスカーピーターソン、p)のモノマネで、上手くないよ」とか言ったという話を何かで読んだ。
ジャズ通のレコード店店主クソくらえだ。
(僕はOscar Petersonは大好きですよ)
彼女以降、最近の日本の若手には才能あるピアニスト多いし僕も色々と聴いてはいるけど、あんなに鮮明に「風景」「映像」を見せてくれた人はまだいない。
やっぱり彼女がいないと寂しいよね。
また聴きたいなぁ・・・・・。
本日の安眠盤、大西順子の「Play, Piano, Play」
これを聴きながら安眠はできないかもしれませんが(笑)。
ではでは。
ええと・・・・・なんか違ってません?・
大西順子ってデビュー作の「Wow」が93年だったので、レコードというメディアでは発売されていないと思うのですが・・・・。
ラストコンサートというのも、僕は聴いた事がないのですが・・・・・この人って突如ジャズ界から失踪、というか姿を消したんですよね?。
どちらの大西さんですか?
僕の言ってる大西さんはこの人↓ですが・・・・・
http://www.toshiba-emi.co.jp/jazz/artists/onishi/
~心理学用語~
「のどまででかかる現象(TOT現象)」
近い音の言葉が先に思い出されると、探している言葉が思い出せなくなる。
似た意味の言葉が先に思い出されると、探している言葉が思い出せなくなる。
逃げてみました。
ええ、誰だったんだろう?