第二回一人反省会
ブログを始めて1ヶ月。ようやくENTRY ARCHIVEのリンクが複数になった。
この間、60本余りのエントリーをアップしているから、1日平均2本の記事をアップしていることになる。我ながら暇人。
さて、こうしてアーカイブがたまってきてみると、その遡り方の不便なところが気になる。
僕自身は、管理画面で各個別記事に簡単に到達できるが、読者の場合には、TOPページを見ても、このブログが今までどんなことを書いてきているのか、非常にわかりにくい構造になっている。であるばかりか、過去の記事へのリンクも網羅されておらず、基本的には、最近アップした記事にしか到達できないような構造になっている。
gooの陰謀としか思えない。おれは狙われている。
てなことはさておき、こうした構造は、blogの垂れ流し性をますます際立たせることになる。blogは、雑多な意見を、HOTな「いま」アップするところに価値があり、半年、1年経った記事には、その「旬」の性質が薄れて用のないものとなるわけだ。たぶん、これが10年20年経つと、また別の価値を持ち出すのだろう。
○gooブログの批評
gooのblogは、様々なサービスを有料化することで、ビジネスモデルとして成り立たせるわけで、それは意義あることだと思う。ネットにあるものはみんなタダという考え方がおかしいのであって、サーバー代とか自分の分はきちんと自分で払うのが筋というものだろう。携帯のパケット料金には、湯水のごとくお金を使う人々が、ネットでのお金はケチるというねじれ現象は、首をひねらざるを得ない。
まあ、僕自身、タダで使えるものは何でも使ってやれということで、gooにお金は払っていないがw
何でもタダで手に入るネット上のルールはおかしいとは思うけど、この状況は変えようもないのだろう。むしろ、タダという点があるから、ここまで爆発的にWebサービスが広がったという恩恵もあるし。タダという観念をみんなが持っているところに、何でもお金を取りますよ何ていうルール変更があっても、それは受け容れられないだろう。なので、僕はおかしいと思いながらもお金は払わない。中途半端な人間です。
てな具合で、gooの無料blogサービスは有料サービスに乗り換えてもらうために、できることをいろいろと限っているのだろうが、せめてこれだけはという所に、カテゴリー表示のエントリー数の非表示がある。
左サイドに、カレンダーとかがあるが、下のほうに行くと、カテゴリーがある。このカテゴリー、もっと便利に使いたいのである。
各カテゴリーに、何本ずつエントリーがあるか表示するか否か、主要サービスでは以下のようになっている。
○livedoor、Seesaa、楽天
×goo、Excite、Yahoo、ココログ、はてな
う、、、意外と表示してくれるところ少ないのね。。。
前述のような、過去のアーカイブを見渡すことができない際に、各カテゴリーの項目とその本数とは、ブログ作成者の人となりを示す、大きな指標になると思うのだ。blogというのは、一つのエントリーに到着する(TOPページから入ることはあまりないだろう)。そこから、そのブログ作者の性向を知るため、プロフィールなどを見ようとする(たいてい匿名である)。そして、その人が何に興味持つのかを判別するため、カテゴリーに着目するわけである。
ここがもっと便利になってほしいなあと思う。前述のエントリー本数表示と、あと、階層構造にすること。せめてこれがあれば、アーカイブに一歩近づけるというに。。。
まあそもそも、目次が自動的に作成される仕組みがあればなあと思うのだが。
自分自身、これまでのアーカイブにたどり着きにくくなっているから、自分で目次をつくってしまおうかしらんとも思うのだけれども、それをやろうとすると、まためんどくさいのだよなあ。
アーカイブ性の指標が全くないという状況では、FindBlogというブログ検索サイトが結構有意義な働きをもたらせるかもしれない。ブログタイトルでしか検索できないが、ヒットしたblogのリンクを示すだけでなく、そのblog内で、よく使用される言葉を10個前後提示してくれるからだ。頻出ワードを提出することによって、そのblogが自分の興味と合うのかどうか、リンクをクリックする前にわかるのはありがたい。
逆に、自分のblogは、こういう傾向がありますと、紹介の機能もある。気をつけなければいけないのは、FindBlogは少々偏った方法で言葉をピックアップするから、1回しか使ってない言葉でも提示してくる。
ちなみに、私のblogの紹介はこちらです。
ブログ検索「Find Blog」:駄ブログ
○私のブログの批評
さて、このblogの60本のエントリーの内容だが、IT関連が中心になっている。けれども、最近はちょっと停滞気味。1本書こうとすると、ソースを探したりとかで手間がかかるのがその原因か。それよりは、のほほんと時事ニュースについてああじゃこうじゃ文句を言ってる方が楽なのである。
ちょっと伸びなかったのは、レビュー系。本当は、本や映画や漫画についてのレビューを書き溜めたいと思っていた。感想記的な扱いをしたいなと。
それが映画はとんと見ないからレビューが書けない。本も、自分にとって難しいのを最近手に取っているから、すこぶるペースが遅い。漫画に至っては、まだ1本も書いていない。。。過去の作品についてのレビューも可能なのだろうが、鑑賞した直後の感動がないため、モチベーションになりにくい。いつでも書けるや、である。
そもそもタイトルに「○○と私」を取り入れているのは、江川達也氏の「まじかる☆タルるートくん」のコミックスで、巻末にそのタイトルの連載が置かれていて、響きが好きだからである。なのに、僕は1ヶ月経っても「漫画と私」というエントリーはしなかった。
レビュー系もソース探しの必要もあり、少しめんどうな感がある。仕方ないか。
アクセス解析が不能の中、いろいろと試したりもする。何せ、PVとUUしかわからない。
先日、「あびる優」効果を試した。初日はPV超アップ。次の日から、かなり下がるものの、標準より多いPVを記録する。それが1週間たった途端、薬がきれるように、PVが激減。旬のネタは素人にはおすすめできない諸刃の剣だということがよくわかった。
「あびる優」というワードは劇薬のようなもので、これほどのインパクト(効果)をもつ言葉は、年に何回かしか現れないに違いない。「ライブドア」では、そこまで顕著なPVのはねあがりが見られないからだ。
かといって、エントリー直後に新着記事がBlogポータルのTOPに上がってくる性質から、PVが増えるということでもないみたい。エントリーが多い日と少ない日で有意差があまり認められなかった。
検索も新着も、PV効果には期待しない方がよいのかもね。「あびる優」なんていっても、僕はそこまで専門的に語らないから、逆に来た人をがっかりさせるだけ。マイナスイメージをもたらしてしまう。
そうすると、地道にトラバ、リンクで人を呼び、漸増させるのが一番の良策かと思う。
そのためには、何か一つの話題に絞り、それの専門性を高めることが一番いいのだろう。専門性がなければ、その他大勢のblogと何ら変わりはないものになり、価値がなくなる。つまりは、誰も読みに来ない。
いえ、これからも気ままに思ったことをいろいろ書くのですが。
blogを書き始めて変わったことといえば、blogを読むようになったことか。ネットをうろうろすることはよくしていたが、googleでヒットする上位のものにしか赴かないから、blogに辿り着くことはそんなになかった。書き始めた途端、どういう話題がトレンドなのかとか、どういう構成にすると見易いのかとか、考えるようになった。また、一目おけるblogもいくつかあり、毎日RSSチェックすることになった。
blog執筆者の多くがこういう行動をしているとすれば、興味深いことだなあ。
ところで、めでたく名実ともに駄ブログ中の駄ブログと認められました。実はこのブログは読む価値がないのです。はい。
Google 検索: 駄ブログ
次点にきているblogに、弊blogもあてはまる部分がある。いや、お恥ずかしい。
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