Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

ラップランド1

2009-12-23 | フィンランドぶらり旅
クリスマスを挟んで4泊5日(うち2泊は夜行列車内)でラップランド旅行に出かけてきた。



滞在したのは、ロヴァニエミの南西約60kmにあるテルヴォラ(Tervola)という田舎町。ヘルシンキからは、列車でちょうど12時間くらい。
宿はそこの駅からさらに車を30分ほど走らせたところ。最寄りのスーパー、飲食店までは10km以上離れていると言う。おかげで、サービス(食事、サウナなど)の物価がやたらと高かったが、宿の人は皆、すごく良い人たちだった。
そして、彼らが色々なアクティビティのプランを提供しているので、それらを楽しんできた。

まずは、スノーモービル。
運転の方法はかなり単純で、すぐに慣れた。自分はバイクを運転しないが、バイクの楽しさとは、こんな感じなのでしょうか。
初めは移動のため車道を走り、その後しばらく森の中をうろうろ。

  

山小屋にて休憩。ここからは、オーロラがよく見えるらしい。



そこからの風景。フィンランド、冬の大自然。地球は広い。うむ。
ちなみに、これは昼の1時頃、つまりその日でも一番明るい時間帯だけど、これでも、想像していたよりはだいぶ明るかった。この薄明かりが、幻想的な印象を演出しているとも言える。ラップランドでも、もっと北に行けば、この時期は極夜(白夜の反対)になる。

 

当たり前だけど、さすがにもの凄く寒かった。滞在中の最低気温は、-30℃近く。
まぁでも日中は-20℃前後で、それに、体を動かしていれば、寒いのはそれほど気にならない。専用の各種重装備も貸してもらえたので、助かった。手袋は分厚いのを二枚重ね。靴下は四枚も履いていた。

夜は、オーロラを見ようと、宿の近辺で、熱燗片手に夜中まで粘っていたが、ついぞ見られず終い。次の日もだめだった。この旅行で、これだけは心残り。まぁまたいつの日か。
代わりに、満天の星空、それに流れ星も時々見えた。さすがに、北極星が空高く見える。空気もきれい。そして、一切の人為的な音声からの解放。全く静か。


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